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■ 体内総入れ替え終了
今週はじめから赤週間が始まり、猛烈に体調が悪かった。 さすがに4日目ともなると、普段通りの生活が営めるようになってきたが、 ここ数日間の私は、ヒトとしてまるで役に立たない状態だった。コンスタント に鎮痛剤を投与しているので始終眠たく、動作も知覚能力も鈍くなっていた。
女性であるこの宿命の辛さを、男子諸君に言葉を尽くして説明してみたところで、 「んー、わからん」と云われるのがオチである。なので、そのテの話題に興味 がない男性は、読み飛ばしてください(でも知っておいて損はないよん)。
多少の前後はあれ、女性は28日周期で生まれ変わる、と思っている。 思っている、というより、感じている、という表現の方が正しいかもしれない。 まずは、PMSで悩まされ(PMS時の女性には要注意!とかく思いつめ、思考は マイナスにのみ働く)生理が始まったら、今度は身体に直接的な痛みが次々 と襲う。下腹部(子宮)が内側からよじられるような痛み、臀部に鉛を垂ら されたような重だるさ。全身をくまなく覆う倦怠感に、訳のわからぬ頭痛などなど。
しかし、3日目を過ぎた頃から、とたんに身体が軽くなる。 ある朝を境に、全身にねっとりと張り付いていた倦怠感が、霧が晴れたように パッと消えてしまうのだ。気分までもが晴れ晴れとして、思考もよく回転する。 「さっきまでの私は何だったの?」といぶかしく感じるほどである。 まるで一晩にして、体内の血液も細胞も、すべて入れ替えられたようなのだ。 (ね? 男子諸君、ぜんっぜんわからないでしょ?)
夜、それを確かめるべく、プールへ行ってきた。 約1ヶ月ぶりのプールで、肢体を水の中にくゆらせ、弾ませ、自在に動かす。 何と身軽なことよ。私の身体は25メートルプールを何度もターンした。 ざぶりと水からあがり、ぽっぽとほてった体をタオルで拭きながら、 「女ってやっぱり生まれ変わるんだわ」と実感したのでした。
2003年08月21日(木)
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