STING続きで、ずっと意識に引っかかっていた曲を思い起こしていた。
あのニコール・キッドマンとユアン・マクレガー主演の映画『ムーラン・ルージュ』(2001) を観ていて、劇中で使われていた曲“Roxanne”は、タンゴ調にアレンジされていたが、スティングのソロデビュー曲、じゃなかったその前のポリス時代のデビュー曲。これは知る人ぞ知るかな…。 吼えるような歌い声が印象的。
映画では19世紀末のパリで街一番のナイトクラブ“ムーラン・ルージュ”の歌姫であり高級娼婦のニコール・キッドマンとユアン・マクレガー演じる青年作家は出会った瞬間に恋に落ちてしまう。 だが、彼女はもっとも有力者である公爵の愛人であった。
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切なくも綺麗な最後だったなぁ…。
歌詞にぴったりの映画だった。 私は、ロビンソン・クルーソーで有名なイギリスの作家 デフォーのロクサーヌがベースかな?と勝手に想像しているがまだ原作を読んだことがないから定かではない。 小説のなかでは、確か一介の主婦が次々に男を取り替えて、だんだん男も自分の生活もグレードアップして行くんだよね?
わたしは、この映画や歌詞の内容は、純愛と呼べるものだと思う。 たとえ、それが一方通行のものであっても…
総てを投げ打ってでも逃げたい相手なんて、そうザラにはいないでしょう。 一生に一度も出会えないかも知れない。 ニコール・キッドマン演じる高級娼婦は幸せだったのかな? 幸せだったんだな。 ちょっと、うらやましい…。
Roxanne, you don't have to put on the red light Those days are over You don't have to sell your body to the night Roxanne, you don't have to wear that dress tonight Walk the streets for money You don't care if it's wrong or if it's right
Roxanne, you don't have to put on the red light Roxanne, you don't have to put on the red light Put on the red light, put on the red light Put on the red light, put on the red light Put on the red light, oh
I loved you since I knew ya I wouldn't talk down to ya I have to tell you just how I feel I won't share you with another boy I know my mind is made up So put away your make up Told you once I won't tell you again it's a bad way
Roxanne, you don't have to put on the red light Roxanne, you don't have to put on the red light You don't have to put on the red light Put on the red light, put on the red light
-------------------------- 意訳するけど、怒らないでね。 ↓ --------------------------
ロクサーヌ 紅いライトをまとわないで もう終わったことなんだ 闇にからだを売らなくて いいんだ
ロクサーヌ 今夜は そんなドレス 着なくていいよ 金のために街をさまよっていた 何が正しいか 何が間違っているのかなんて もう考えなくていいんだ
ロクサーヌ 紅いライトはもういらない ロクサーヌ 紅いライトはもういらない
ロクサーヌ ロクサーヌ
初めての出会いからずっと愛してる あなたを軽蔑したりはしない あなたにこの心を伝えたい 他の男と共有するなんて まっぴらだよ
僕は決めたんだ 化粧をぬぐいさって よく聞いて そんな生き方やめるんだ
ロクサーヌ 紅いライトはもういらない ロクサーヌ 紅いライトはもういらない
ロクサーヌ ロクサーヌ
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