ホームドクターほどではないが、いつもいく医者は前の表日記にも書いたが頼めばだいたいのお薬を処方してくれる『あやしあやしの○埼医院』だ。(笑)
眠れない時・お腹を壊した時・頭痛が激しい時…etcそれに見合ったお薬を処方してくれる。 短気でせっかちな先生は、だいたいのお薬名をあげると、ほぼ、それをくれる。もっとも欲しいお薬をゲットするにはそれなりの処世術がいるんだ。(笑)それは先生の言うことに逆らってはイケないこと。長年、先生とつきあっているうちに、癖も飲み込めて来、話しを気取られることなく方向転換する方法を身につけた。(きししし…) 黙って先生のうんちくを聞いている限り、機嫌が損なわれることはない。黙ってうんちくを聞いているのは、逆らうとうるさいからだ。 ここの先生は、頑固でへんこつで冗談が通じないから困る。 おべんちゃらは言わないのは返ってサッパリしているが、意固地に自分の学説に固執しているので話は平行線になる。
この医院は、最初は母が口コミで見つけてきた。 『K大医学部出身で大学で研究しているだけでは、臨床(主に花粉症と癌)が採れないために開業した。』 毎年、花粉症に悩まされていた我々母子は飛びついた。(笑)
花粉症の治療は、憶えている限りではバクテリヤと兎の睾丸から抽出したものと、あと1種のお薬を三種混合したものを皮下注射する。 すると皮膚にアレルギー反応が出て(だいたいたこ焼き大)その反応が治まるまでに次の注射をうたないと治療はご破算になる(だいたい1〜3日おき)。
皮膚と肉の間をメリメリ裂いて入っていく注射液は、非常に痛く、いつも半泣きになる。 多い時には1日おきに通った。 それを、『ほぼ1年間繰り返すと治る。』と聞いたのに、治らなかった。(爆) 一緒の時期に通っていたタコ社長から、あとでことある毎に文句を言われている。(しくしく) 母も同じく花粉症治療に通っていたのだが、「先生はヘンコツで直に怒るし、注射も効かないし行きたくない。」と、とうにリタイヤした。
私もそんな医院に、ちょうど忙しい時期を境にピッタリ行かなくなった。
ただ、年に1,2度「アレルギー反応の実験をしたいので血液を下さい。」と先生から電話があった、 私は外にも『卵アレルギー(主に白身)』の反応も検出されている。
しかし、最後のアレルギー反応の実験は陰性で、結果的に「卵アレルギーは治った。」と先生は言っていた。 ほんとうかな?(笑)
しかし杉花粉アレルギーはまだ完治していない。 季節になると、よその耳鼻科へ行き、知人に教えて貰った非ピリン系の比較的おだやかなアレルギーの薬を飲んで、やり過ごす。 だが年によっては花粉の飛散量が多く、薬への抗体もできてしまっては効き目がないので他の薬を試してみたりするんです。
さて、昨年年末、ちょっと顔にアレルギーが出てかゆかった。 もっともアレルギーなのか、何かにかぶれたのか定かではない。
ちょうど、年の最後に医者へ行きたかったので、ついでに塗り薬を貰おうと、尋ねてみた。
かねてから、私が花粉症の治療を中途でやめたことを快く思ってなかった先生は、「だから、花粉症の治療を続けなさいと言ったんです!」ちょっと怒り気味だ。 ヒステリー症候群がみられるときには“特に!”逆らってはいけない。(笑)
先生がなおも文句を言おうと言葉をぶつぶつ考えているスキに(先生の思考回路は超・のろい)たたみかけて「はい、来年からヒマができたら通おうと思ってます。」(←おおウソ) 本心は「なんでもエエから、塗り薬を出しやがれ!」といったところか(爆)もちろん口が裂けても言わないけどね。
花粉症(アレルギー)続行治療の意志をみせたとたんに、先生は機嫌が良くなった。(爆) 私的にはヘンに世に長けたお世辞の上手い医者は信用ならぬので、喜怒哀楽がハッキリしているこの先生は可愛くてお気に入り。(*'‐'*) ウフフ♪
塗り薬はステロイドが少量入っているので、長期の塗布はできない。 懸念するまでもなく、2日で顔のかぶれは治った。
さて、今度会う時には、巧く説明できるだろうか…。
医師の尊厳を傷つけずに「先生の治療は枝を見て木をみていません。」ということを上手く伝えたい。
私のアレルギーは、自家発電だ。 通り一遍の化学治療では治らない。
つまり、アレルギーの発生原因は自分自身で、自然治癒力も又持っている。
主にストレスにより、勝手に(と、いうと語弊があるが)アレルギーを起こし、そして意識の変化と共に治っていく。
そう、解決要因は自分で ー 自分の中に ー 持っている。
確かに化学治療で一時期は治まるだろう、だが、私自身がストレスを跳ね返すような強い精神力を培っていかなければ、もとの黙阿弥になるのは目に見えている。 それは、誰のせいでもないし、自分自身で解決していかなければイケないことだ。
そんなことを化学でガチガチに固まった石頭に、上手に伝えられたら良いなと思っている。(笑)
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