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HELEN&HEAVEN
Helen
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2003年10月04日(土)
馬注射続き

冷房病から来る座骨2(ザコツー)な神経痛は二回目の注射と冷房のシーズンの終わりとともに去ったような気がします。

ゲンキンなものでシカシカした足の裏のしびれが取れるともう浮かれてしまってはいたけれどだんだん、その他の部分が気になりだしたのでございます。
実は、座骨2な神経痛が発症したあたり(お盆前後)から、左まぶたの上が時折ぴくぴく痙攣するというチッ9(チック)なことにもなっていたのでした。

肩こりか…
単なる眼精疲労か…
エエ格好しいで好き勝手に行動する鶯ボールたこ社長と、ずーっとつきあっているストレスからか…

とにかく左肩から頸椎のコリや歪みは、ここ5年来のもので、整体院と縁が切れないでいました。

座骨2が治ると、あと一カ所だけ具合のよろしくないチッ9な症状が気になって…
ちょうど、そんな時、民放で映画「陰陽師1」の方がやっていて、それを観ていた経理のG藤おばさんと「良かったねぇ〜♪」と感想を述べ合っていました。

G藤さん:「良かったわ〜♪野村萬斎って“あぐり”の時から好きなのよー。」

私:「そうね〜♪気品があって、オーラがあって、素敵よねぇ。」

私は、つるりとしたキツネ顔の男性が好みなのであります。

G藤さん:「10月の4日から陰陽師2が公開されるでしょう?」

私:「10月の4日といえば、今度の土曜日じゃん?注射のあと観に行こうか?」

そんなタイミングでないと劇場で観る気が起こらない、全て民放か、ワウワウでまかなっているからです。

とんとん拍子に話しが決まり、そうして行ってきました、今日のことです。

馬注射の日はとかく気が重くて憂鬱で、数日前から気が重い。

チッ9な痙攣も黙っていたのは、顔に…おもに目の横(こめかみ)に注射を打たれるから、怖かったのです。

さて、G藤さんの血液検査の結果説明が長かったので待っている間に2名ほど、じいさんとばあさんを先に注射送りにし、とうとう、自分の番になったので、しぶしぶカーテンで仕切られた注射部屋に入って下着だけになりました。

私:「先生、たぶん、肩こりからだとは思いますが、左まぶたが痙攣するのです。」

宇野千代似先生:「じゃね、この椅子に座って。」

パイプ椅子に座った私の左肩をみた先生がのたまった。

宇野千代似先生:「あなたね、悪いけれどね、若いのに四十肩だわ!」  私:「………。」(若くはないです。)

しかし、四十肩か!そうかと思ってたんだ〜。(;´д`)トホホ
座骨2な神経痛の次は、4,5十な肩ときたよ!('_`)ウゥ

私:「左肩、頸椎の歪みでもう何年も整体院に通っているのです。」

宇野千代似先生:「整体も高い(高価)でしょー?」

私:「いえ、私の通っているところは保険が効くから、さほどではありません。ヘルストロンとローラーと施術を合わせて¥530」

…と、説明している間に、まずは、こめかみにチューっと注射。
ちゅーっと言う表現は、生理食塩水が入っていく音です。

こめかみ→頬→あご→首筋→肩→肩胛骨の丸みにそって外円…

上手いな!と思うのは、顔みたく筋肉の層が薄いところは浅く…、太ももや肩の筋肉の層の深いところは深く刺されるのです。(あたりまえか)
特に顔なんか、へたしたら骸骨クンに刺さるやんね?(笑)

自分から見えないから良いものの…時々注射針だけが皮膚に残っている気配がする!
しっかり、やったってくれ!宇野千代似先生…。(;´Д⊂)

恐怖で身がすくむ。

それでも…外見からは何も見えないので、痛くないように思われているらしい…。

宇野千代似先生:「あなたは、お母さんと違って、辛抱強いのねー!」

私:「騒いでも黙っていても痛いモノは痛い!!同じ痛いなら黙って早くやりすごすだけです。」

宇野千代似先生:「あなたのは、理屈に合っているわー。」

私:「私は、こういう小理屈をこねまわすクセがあって、かわいげがないんです。」

宇野千代似先生:「こういう、じっと黙って耐えるような神経質な人が肩こりや目の痙攣を起こしやすいのよ。」

然り!
然りでございます。まぁでも、大騒ぎも、する時にはします。ノ(´д`) ヘヘヘ

これはでも性分でございますからして、注射打って治るもんなら精神にも打って欲しいでございます。(自爆)

さて、この注射は「なおさん注射」と言われていて、それはずーっと宇野千代似の先生の名前だと勘違いしていたが、この注射法を開発した故枝川直義先生が開発されたものだと待合室の壁に貼ってあったのを、強度の老眼のため裸眼では殆ど何も読めないG藤さんのために読んであげたことから知った。

うろ覚えですがある患者さんの投稿記事談から抜粋〜

「私が枝川先生と出会ったのは、九州に注射の名医がいると聞いてちょうど行く機会に恵まれたときです。
長年来の腰痛に悩まされいました。
注射はとにかく痛い!とても痛い!〃 血は吹き出すわ!痛いわ!でした。だけれど、終わったら腰痛がすーっと消えていくのです。だいたい6カ月整体院に通ってほぐしていく筋肉を、たった1度の注射でほぐす。驚きでした。〜中略〜 枝川先生の考え方は『肩こりや腰痛のそもそもの原因は、筋肉のコリの悪化による。ならば注射によって血流を良くすることによって、あんまやマッサージをするよりも短期に筋肉をほぐすことができるはずだ。』“なおさん注射”は、そんな枝川医師の考えに賛同した医師連によって広められました。」

ざっとこんな感じだったと思います。(もうちょっと詳しい資料を…と思いましたが、ネットで検索したら枝川直義先生の出された書籍名しかヒットしませんでした。)

先の日記にも書きましたが、賛同した医師連にも老齢化が進み、近畿で施術していらっしゃるのは、今は残念ながら、京都の宇野千代似先生だけらしいです。

今日も、診療室内は、こめかみから首筋から肩から足から…注射により流血した患者で埋まっていました。
ε=ε=ε= ヒイィィィ!!!!( ̄⊥ ̄ノ)ノ;; ビクビク

不思議と…
生理食塩水を注入するだけなのに、症状がすっかり緩和されるのです。

来週も…たぶん…行くことになりそうです。(もうちょっと通った方が良いと言われた。)

私のあとはG藤さんの注射の番だったので見るとはなしに見てしまっていたんだけど、人のを見ていたら、気絶しそうです。(@Д@; 

G藤さんは2回目。
初回は、かなり緊張していたせいか施術のあと2日寝込んだそうな。(笑)私も、初回は、すぐに歩けなかった。注射のショックか固まった筋肉が急にほぐれるためか…。

G藤さんは、2日目から「すっかり肩こりが良くなった♪」と言っていた。私も2日目ぐらいから足のしびれが取れてきました。

今日は、G藤さんに「もし、注射のあと具合がよくなかったら、映画は延期にしよう。」と伝えていました。

二人とも注射痕がヒリヒリするものの、だいじょうぶだったので、映画館へ向かいました。

つづく