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HELEN&HEAVEN
Helen
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2003年09月13日(土)
馬注射

クーラー病になってしまったなと気づいたのはつい最近でした。

会社も家もクーラーを切って、汗だくで過ごしているんですが、足の裏のしびれはなかなかとれません。

最近、母が通いだした注射の名医が居るという噂の医院へ今朝、行ってきました。

繁華街近くのとあるデパートの脇道を少し行ったところに、その医院はあります。

おそらくは歯医者のジィちゃん先生と同じくらいの歳だろうか、目に透き通る綺麗なレンズをいれたジィちゃん先生がそこの大先生で、あとは娘さんも二人医者として常駐しているらしいです。

リュウマチで通っている近所の主婦に紹介された母が最近通い出して調子が良いと言います。
母は、膝の軟骨がすり減って痛んできたので行ったのだが、「少し、痔が出ている。」となんとお尻にも注射をしているそうな。

普通のペインクリニックと違って副作用はほとんど無いというから、かなり薄めているのか…。

血液検査の時に刺すような注射を想像してたんだが「かなり、痛いデー!!」と母も看護婦も脅すんです。

注射の針は一時のもんだ、耐えられる…と思ったが少し甘かったようです。

大先生の問診のあと注射コーナーへ…。

そこへは、乳丸出し(パンツ一丁)のバーさんがベッドに横に仰向けになりうつぶせになり…、これまた宇野千代みたいなバーさん先生に、馬に打つような太い注射を5cmくらいの等間隔でブスブス楽しげに刺されている!!

足のふくらはぎからお尻…腰…耳を澄ませば「顔はもうだいじょうぶね♪」とかなんとか言っている…、が、顔面にも打つんか?

ΣΣ┗(|||`□´|||;;)┛ガーン!!

医院や接骨院にあるような経脈の人体図があるじゃないですか?あんな感じで注射痕がブスブス…宇野千代先生は「もう、これで明日の旅行はルンルン♪ね?」と患者さんに話しかけながら、ヨードチンキで消毒しながらブスブスさしていく…。普通、看護婦さんがとんとんと皮膚の表面をたたいて、ねらいをつけて…って、そんな悠長なことはなく1つの注射に1秒から1.5秒くらいか、驚く勢いでブスブスさして行くんです!!

途中、注射針だけひっかっかって皮膚に突き刺さったままになり、空気の抜ける音が「ちゅ〜。」とか言うてるのに「あらぁ、ごめんごめん。筋肉が固まっちゃってるところはひっかっかっちゃうのよ。(引っかかって針が残るのよ。)」なんて楽しげにやっている。

ベッドには血しぶきや注射液やが吹き飛んでいて、もう、その光景はどんなスプラッタムービーよりも恐怖で…
{」; 龠 ;}」<HELP ME!!

唖然とみつめながら、金持ちも!玄人も!!プロレスラーも!!!それこそ、裸足で逃げ出しちゃうよねっ!!
(@Д@; アセアセ・・・私も帰る!!帰らせてくれ!!!

怖いよ!怖いよ!!!

…と思っている間に、私の番になってしまった。

宇野千代先生が「どこが、痛いの?」と聞くので、「はぁ、たぶん冷房病だとは思うのですが、膝から下が冷えて特に足の裏がしびれているのです。」と伝えると「じゃ、スカートを脱いでベッドにあがって。左側を上にして、横になってね♪」と仰る。

良かった♪乳まる出しぢゃなくって…。

スカートを脱いで短パンだけになった私の左のお尻のてっぺんを手の甲でクイと押された先生は「わかりました。」と、すぐさま注射の用意をされる。

「Σ(゚皿゚) 早っ?」 お尻を押しただけで何がわかるねん?

既に恐怖で頭がパニック状態になっていた私はそれでも虫の息で尋ねた。

「どこが悪いんですか?」

宇野先生:「冷えから来る座骨神経痛です!(断言)」

…と言うまにお尻の山にぷすり!!

(*0*;)☆はうっ!!

左お尻の山から左足側面まで、どんどん、プスリ…プスリ…プスリ…。

気絶しそうだ。

「さ、触っただけでわかるんですか?」なんとか意識をおしゃべりに変えようと無駄なあがきをする私。

宇野先生:「そりゃあ、そうよ。石の上にも3年というけれど、その3倍はやってるわよ♪20年。」

私:(計算あわへんで〜。)と思いましたけれど、すでに内心ですら突っ込む余裕を失いかけている…。

宇野先生:「あら、あなた(注射)だいじょうぶみたいね〜?痛くない〜?」

私:「 へらへら…(*’▽’;) だんだん痛くなってきました〜。」

最初は耐えられるかな?と思える痛さだったが、だんだん痛くなってきて、笑えるぐらい痛くなってきたんです。

私:「やっぱり、ちょっと痛いですー。はっはっはっ!(笑)」

笑えてきました。

これ以上したら泣きます。

…と思っていたら、終わりました。

宇野先生:「あなた若いからスグに治るわよ♪座骨は主に左側に来るから、膝掛けなんかして冷やさないようにね♪」

私:「家でも会社でもクーラーを止めているんです。」

宇野先生:「それじゃあ、体力が持たないわねぇ…。でも、ま、これから涼しくなるから大丈夫ね♪」

そう、クーラーをつけないでいるとスタミナ勝負になってくる。

それでも足の裏がじんじん痺れる不快感よりはまし…。

今日は、どんなに注射痕がヒドイかを皆さんにお見せしたくて、デジカメ画像をひさしぶりにアップします。穴だらけです。だいたい、ふくらはぎからお尻の山までこんな感じです。
o/(TωTo)\ クゥ。。。





痔瘻の人なんか注射針が肛門を直撃するんですよ。

看護婦さん曰く「打てない穴はないわよーう♪(▼∀▼)ニヤリッ」らしいです。

宇野千代先生は派遣先生のため、火曜日と土曜日の午前中しか来られません。

「歯を抜いたことはありますか?」と必ず尋ねられます。

人によっては注射によりショック症状を起こされる方がいらっしゃるようです。

もしよろしければ、ご紹介させていただきます。