高校時代の音楽の先生が声楽(オペラ)を学んでらして、2年にいっぺんミニ・コンサートを開かれる。
テノールの♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!渋い声…
わたしは「あだな」というものを持たない(つけられていない)ので、教師も生徒も下の名前を呼び捨てにするフレンドリーな(?)高校だった。
そのテノールの素敵な声で呼ばれるとゾクゾクする。
母校は会社のすぐ側にあって、公立だが移動をするのが嫌な音楽教師は他校へ出されてもいつの間にか舞い戻って来ている。 教職が好きでなく、「教師は生活の糧!」とハッキリ言い切る彼は、唯一学校をサボる教師で有名だった。(今でもかな?)
フレアスカートの新卒の「ぶりっこ・ぶりっこ!!」(←今は死語・笑)と彼自身が揶揄していた不細工な女教師と我々が卒業後、コッソリ結婚した。 白髪のだいぶ目立つ年齢の彼らだが、子供が無い代わり仲良く暮らしている。
音楽教師は、私的には「個性的な顔立ち」だと思うけれど、一度、近所のレストランで目撃したことのあるタコ社長曰く「不細工!」。
不細工かなぁ…?(~ペ)ウーン
ま、横に\(・д\) ソレハ (/д・)/オイトイテ…
今年は、その2年にいっぺんの(コンサート)年にあたっていたのだが、どうしても抜けられない用事週間に私が入っていて、行くことができなかった。
先生は、小さなホールでピアノ一台をバックに一人で歌われるのだが、不肖の生徒の私はどうしても眠くなってしまう…。(こらこら
今年、わたしの「どうしても抜けられない用事週間」のうちあげに、とある串カツ屋さんが指定された。
時間ぴったりに行くと、まだ誰も来ていなかった。
仕舞た屋風のその串カツ屋さんの一室の戸は開け放たれ、カウンター席(とは言ってもそこも普通の商家を改造したような和室の一部)が、垣間見えた。
そこにおかれたオーディオセットから、テノールやバリトンのオペラが延々と流れていたラジオのオペラチャンネルなのだろうか…。
天井の低い日本家屋に響いて、そのミスマッチが(自称)変わり者の私の胸にどうも響いて…
待ち人(達)を一人正座して待つ私に降るように迫ってきたオペラ…。
そして今、オペラ週間に(一人)入っている私です。うふん
ツタヤに行ったんだけど、オペラのカテゴリってないのだす。(ノ_・。) きわどくワーグナーとアベ・マリア(混合)を借りてきた。
願わくばデジタルでなく、アナログで大音量で聞きたいなぁ…。
しかし、なんで心に響くんだろう、今、オペラが…。
永年蓄積され、コップの水が溢れ出すように急にはまってしまったものが今年いくつかある。
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