いよいよ出立だ。
おみやげ…持った! 着替え3日分…持った! 伊藤さんの餌3日分…用意した!
朝、車のなかで食べる分のオニギリとうでたまごをカバンに最後にいれました。
まだ、真っ暗な5AM、うちんとこの狭い駐車場でスカイラインの爆音が轟く。 ご近所の皆さんゴメンナサイ。m(_"_)m
微かに前日の雨が路面に寝そべっているけれど、いかにも雪を降らせそうな厚い雲が、だる〜んと垂れ下がっているけれど、まぁ、天気ね。良かった。
高速は使わずに、ひた走って走りまくって、淡路島〜徳島へ渡る。 四国を横断せねばならない…高知県宿毛市は、四国の一番左下端あたりです。
四国横断途中に雪がちらつく…。路面が凍結していなければ、良いのだが…。
メル友さんのご実家の宿毛市へは、夕方3時頃着いた。 カーナビで家の付近まで地図が出たのですが、後ろから軽トラが来たので、行き過ぎて戻って来たら、メル友さんに良く似た面差しの母殿が道に迎えに来られていました。
メル友さんは、大通りの方へまで迎えに出てくださったようで入れ違い…。
先に、お亡くなりになられた父殿の御仏前に、ご挨拶することになった。
メル友さんの父殿は、ちょうど、ファティマさんの御主人が亡くなった翌日に亡くなられて、そんなシンクロをしみじみ感じていた年末でした。
それにしても、一家の主が亡くなるということは、その後の雑事が非常に煩わしいようで、特に因習深い田舎では、いろいろと手間暇がかかり、お友達を悩ませているようです。
しばらく雑談の後、メル友さんを乗せて、宿毛市の国民宿舎椰子へ向かう。
ここは、全室、海に面していて、有名なダルマ夕陽を観ることができるチャンスに恵まれているらしい。
残念ながら、ダルマ夕陽は観ることができなかったが、展望風呂にゆっくりつかり、メル友さんにヨーガを教えて貰って、少しは筋肉もほぐれ、眠りに落ちた。
夜半、風が海に面した広いガラス戸を激しく叩いていた。 吹雪いているようだ。
明日は、九州へ車ごとフェリーで渡らねばならない。
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