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HELEN&HEAVEN
Helen
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2002年09月05日(木)
O崎医院

昨日の日記に、O崎医院における花粉症治療の様子を書きましたが、

今日は、O崎先生に焦点をあててみましょうね。

推定、50歳前後と書きましたが、3人の女のお子様は皆、結婚して独立されているので、もしかしたら、60歳に近いのかも知れませんね。

お話し好きの明るくて、おきゃんな奥様が、時々、受付なさっておられます。

O崎先生は、どちらかというと商売下手で、学者肌の偏屈な先生です。

事実、大学で研究を続けていても臨床が取れないので(癌の特効薬を持っているらしい。)開業したという弁だが、とりあえず、商売べたなことは確かでその部分は奥様が補ってらっしゃって要らない薬まで持たされたりする。(笑)

さて、明るくておきゃんな奥様と先生は、よく衝突する。

頑固者で偏屈な先生は、けっこう厳しく奥様にモノを仰ったりするが、お父様がお医者様でいらしてお嬢様な奥様がそれに動じるわけもなく、ボロカスな返答だったりする。(笑)

あいだの患者は居たたまれず、いつとばっちりがくるかビクビクものだ。
タイミングが悪ければ、八つ当たりされるというか、非常にツンケンした診察をされたりする。(笑)

一番、傑作だった先生の返答は、前後の話の内容は忘れてしまったのですが、「そうやって、君はここで(患者の目のある医院の中で)常日頃の仕返しをしているわけだな。」なんて、診療室の中から受付にいらっしゃる奥様に言い放っていらっしゃったことだ。

つまりは、“卑怯なりよ。”とおっしゃりたいのでしょう。

でも、奥様は先生のことをとても尊敬してらして、「今度、カリフォルニアで学会の発表があるから、医院を休業しないとイケナイ。」なんて、自慢話もチラリホラリ♪
なんのかんの言って仲の良いご夫婦です。

さて、とっても生真面目なO崎先生には、冗談が通じないから困る。

ある風邪をひいた日、

「先生、頭が誰かに殴られたみたいに、がんがん痛みます。誰かが、寝ている間に殴ったのかな?(* ̄m ̄) ププッ」

と、言ってみれば、

先生:「就寝するときは、誰かと寝てますか?」

私 :「いいえ、一人で寝てますが。。。(・ε・?」

先生:「それなら、殴られてはいませんね。」

おぃ〜〜〜〜っ!ギャグだよ〜〜〜う。← 心の声

他にも、ちょっと睡眠のサイクルがずれて、不眠気味な時に相談していると、

「快眠できるカセット・テープがあるのですが、聴きますか?」と、

仰るの。

わたしは、きっと、「あなたは眠くなる〜、だんだん眠くなる〜。」なんて、催眠テープのたぐいだと思ってた。

「はい、聴きます!」

喜んで譲り受けたそのテープは、

『講演:幸福の○学』。←お医者様に信者が多いらしい。

そのテープは会社のあっちの人・こっちの人のデスクの引き出しを行き来し、最終的に誰に聴かれることもなく、ゴミ箱の暗闇に落ちていった。

生真面目で頑固で偏屈で冗談の通じないO崎先生だけれど、私の母曰く、

「びじんとふびじんでは、診療時間に極端に差がある。○×さん家の娘さんは、ブサイクなので、5分以内で診療が終わるネン。」

お、おかん!言うにことかいて〜。(^。^;)

さて、わたくしの診療時間は、どうでしょう。(笑)