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HELEN&HEAVEN
Helen
MAIL

2002年08月06日(火)
ヨシコさんと Helen <Between YOSHIKO and Helen>

今日は、歯医者のじぃちゃん先生に、頼まれていたビデオを持っていった。

ゴッド・ファーザーの1と2.ビデオ2巻分.

ダビングは、一本あたり¥1,000いただく。┗┓( ̄∀ ̄)┏┛))ウッシャッシャッ
え?あこぎな商売だって、手間がかかってるからまぁ、ええねん。

なかなかの映画道楽の彼は、少しでも興味を持つとすぐさま電話してきて、「録っといて。」と仰るが、彼の年齢から(80歳過ぎ)あと1回でも観る機会は少ないのでは?と、余計な心配をいつもする。(すぐに、忘れちゃうけど)。。。

木製の内扉をギィと押すと鼻腔に広がる消毒薬の匂い・・・。
なぜだかこの匂いを嗅ぐと安心する、妄信的な医者信仰が根付いているのかもしれない・・・。

前回、頼まれていた缶ピースを持って行ったとき、すでに、患者さんがいてたので、あっさりと無罪放免された。(笑)
前々回の、缶ピースの時は、とっつかまってしまったんだ、確か。

今日は、今日は・・・、不安になって尋ねてみると、「今日は、事務仕事だけ。(だから、お話ししましょう。)」と仰るの。L(>0<)」オーマイガッ!

勧められるままに座り、歯医者のワナ=水ようかんをいただく。(笑)
私には、虫歯はないんですが、夜寝ている間に、勝手に上の歯と下の歯が激しく切磋琢磨し合う習性があるので(笑)、別の意味で歯医者と縁が切れない。(/_;)

このあとは、だいぶ、おサボリしている接骨整体院へ行って、そいから母と約束があるのだ、そわそわとお尻の落ち着きが悪いよ〜。^^;

先生は、「どこか、上質のサイフを売っている所を知らないか?」と尋ねた。

「サイフごと盗られた。」んだって。

ジィちゃん先生は、1,2か月に1度くらい東京のご子息のところへ行かれるので、「まさか、東京の人混みで抜かれたの?」と尋ねると、「京都の(しかも)自宅で。」

っていうから、泥棒が入ったのかと思いきや、「たぶん、来客のうちの一人だと思う。見当はついてるネン。」っと仰った。

「ヽ(´〜`;)ウーン なんか、それ、哀しいねぇ。」と私。

「う〜ん、でもなァ・・・。盗るやつは、何しても盗るねん。クセのモンやなぁ。わかってるけど、何も(相手に)言わへんネン。」と、先生。

このじぃちゃん先生は、超・天然系で、いっつもぼーっとしながら、思索に耽っていたりしてらっしゃるので、ほんまもんのボケかと思いきやそうではない。(笑)

“ホンモノを求める気持ち”が、『大』なので、うかつに馬鹿にはできない。
白内障も両目とも治したし、時々、キラリと光って鋭いことをゆうよ。

私にも、「真贋を見極めなさい。」ともう、何年も前から、クチを酸っぱくしておっしゃるの。なかなか、物事の本質を見極めるという所作は難しいもんがありますな。

額面通り何でも信じ込む馬鹿なのでσ(⌒▽⌒;)、その点も指摘されたことがある。

馬鹿は、ばかなりに生きてくわい。(笑)

さて、サイフの質の話しから、いろんなよもや話をしていくうちに、少し、気になったことがあった。

先生は、話しの合間に、「ね、ヨシコさん。」と私に話しかけられるの。
どうやら、それが私のことを指すのだということを、ここ1,2年で気づくようになった。(遅いって?)

じぃちゃん先生の診察室にはカルテっちゅうもんがないし、予約券も名字しか書かないから、仕方ないか。

この年齢ぐらいの人に修正をかけると混乱しちゃって可哀相なのと、面白いのでそのままにしている。(ヨシコさん)

どんな漢字を書くのかな?

私自身は、ヨシコさんでも、ハナコさんでも、太郎さんでもなんでもかまわない。

元来、あだ名っていうのをつけられたことが無かった私は、学友ともみな、
下の名前を呼び捨てにする。

たまに会う、恩師でさえ、呼び捨てにする。
それを、一度、その時の彼氏が耳にし、焼き餅を焼いて困ったことがあった。

私が一番しっくり来る呼び名は、このHPの表題の一部を担っている、
ハンドルネームでもある、『Helen』でしょう。

小学生の頃から、英語塾に行かされていた私は、中学生になって少し高度なレベルのY○CA英語学院に通うようになった。
そこでは、入塾するといきなり、イングリッシュネームをつけられる。
面食らいました。先生が適当につけたのが“Helen”です。(笑)

いろんな中学から10名くらいの生徒があつまり、いろんな個性がぶつかりあっていました。
皆、モンゴル系の顔なのに、呼び名は「マイク♪」とか「ダグラス☆」なの。(笑)

小・中・高と学区の学校になじめなかった私には、楽しい英語学院でした。

ダグラスは前歯がビーバーみたいな可愛らしい男の子。

マイクは、「拾い食いのマイク」とあだ名されていて、クラスの誰かが落としたポテト・チップスなどのオヤツをかさかさやってきて、ばくばく食べてくれるので、ゴミ箱まで行く手間が省け、便利な存在でした。(?)

たぶん、彼のウケ狙いだったんだろうと思うけれど、幼い私たちはどんどん、悪のりしすぎて、ある日、マイクに部屋にあった芳香剤を食べさそうと試みた。
みんなでマイクを囲って「喰〜え!喰〜え♪」とはやしているところを教師に見つかり、すんでのところで止められた思い出がある。
ちぇっ、残念。(おいおい)

まるで、いぢめの構図だが、悪意は無かった、本当です。

河原町三条・柳の馬場にあるその学院には、電車で通っていたのですが、帰路、四条通まで一緒だったのが、クラス中でいっとう可愛いアリスだった。

アリスは、少し変わったところのある女の子で、時々、

「今日、わたし、走りたい気分やねん。」とか、学院を出たところで、ポソっとのたまう。

同じ匂いを感じていた私は「ヨシっ!走ろう!!」とあっさり同調。

三条から四条通りまで、必死で駆け抜けていた。
エネルギーが有り余ってたんでしょうな、今、言われるとちょと困るかも。

他にも、増設につぐ増設で迷路のようになっていた学院の他の小部屋に忍び込んで、台所洗剤をばらまいたり(おいおい)、その上に、お茶っぱをばらまいたり・・・(おいおい×2)。そうそ、マッチの軸もやりました。

最高に、面白かった塾生活だったので、印象に残っている。
学院関係者の方々には、ごめんなさい。\(_ _)ハンセイ

みんな、今ごろは結婚していて、良いパパとママになっているんでしょう・・・ネ。
(^▽^笑)