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HELEN&HEAVEN
Helen
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2002年07月08日(月)
三重県〜滋賀県へ

さて、7/7のお墓参りデー。

帰りにもうひとつ寄り道したところがありましたのよ。

それはね、滋賀県は信楽・・・。

今回は三重県から信楽に入ったんですが、以前、京都を南下して城陽の方から信楽の陶芸の里の奥のおく・・・MIHOミュージアムへ仏像を見に行ったことがある。

http://www.miho.or.jp/

うねうねと続く山道で、車酔いし、死にそうになった。

今回、信楽へ行った目的は、実は、ここ数ヶ月 “傘立てが欲しい病”に取り憑かれていたためだ。

実家にもそうだけど、記憶に有る限りは傘立てのある生活をしたことがない。ほとんどが、下駄箱とワンセットだしね。

傘なんてもの、塀のそのへんちょにかけとけば良い。

ずっとそう思ってきた。

ところがある日、家に“傘立てがあったら、映えるかも?”(何に映えるかは別として)それからすっかり“傘立て”にとりつかれ、家具屋さんへ行ってもホームセンターへ行っても、“傘立て”しか目に映らなくなってしまった。重傷である。


信楽についた頃、もう、5pm過ぎでほとんどの店々がすでに閉店しているか、閉店準備をしていた。

きわどく開店しているところを探し出し、廻ること4軒。

狸の置物じゃないんだ、河童のでもない!

「傘立て!」傘立てだけが欲しいのよ。

でも、思うような傘立てが無い。

どの店のも、同じ窯元を利用するせいか、無個性だし。

たまに個性的なNiceなのを見つけても、数万円の値札を見れば躊躇する。

そんななか最後の最後の5軒目で、これを見つけました。









最初、これには値札がついてなかった。

しかも、あきらかに野ざらしにされ、おまけに太陽のマークにはカビが生えていた。

そして値段交渉。

四角いタイプのって手間がかかるから、丸いタイプよか高価なんだって!

1万円ぐらいふっかけられるかと思ってたけど、

「1万5千円するところだけれど、すこし、傷もあるし、5千円」

と店のお兄ちゃんがゆったときは、即決。

お兄ちゃんはレジのところでカタログを見、ちょっと後悔していた。

「見たらあかん!」とひきとめたのに。。。

「信楽焼のなかでも骨董かも。」と兄ちゃんは言うてたけど、うそつけ、こんなイタリアンな信楽焼きなんてありまっかいな。。。

でも「絶対に信楽焼!!」と言い張るので、信じてあげるけれども、このデザインが気に入ったので、別に産地はどこでもイイ。

ある朝、この傘立てが盗まれでもしていたらショックのあまり私は、欠勤するだろうけれど、毎日、玄関で送迎してくれるのは、それはそれは嬉しいものです。