さて、7/7のお墓参りデー。
帰りにもうひとつ寄り道したところがありましたのよ。
それはね、滋賀県は信楽・・・。
今回は三重県から信楽に入ったんですが、以前、京都を南下して城陽の方から信楽の陶芸の里の奥のおく・・・MIHOミュージアムへ仏像を見に行ったことがある。
http://www.miho.or.jp/
うねうねと続く山道で、車酔いし、死にそうになった。
今回、信楽へ行った目的は、実は、ここ数ヶ月 “傘立てが欲しい病”に取り憑かれていたためだ。
実家にもそうだけど、記憶に有る限りは傘立てのある生活をしたことがない。ほとんどが、下駄箱とワンセットだしね。
傘なんてもの、塀のそのへんちょにかけとけば良い。
ずっとそう思ってきた。
ところがある日、家に“傘立てがあったら、映えるかも?”(何に映えるかは別として)それからすっかり“傘立て”にとりつかれ、家具屋さんへ行ってもホームセンターへ行っても、“傘立て”しか目に映らなくなってしまった。重傷である。
信楽についた頃、もう、5pm過ぎでほとんどの店々がすでに閉店しているか、閉店準備をしていた。
きわどく開店しているところを探し出し、廻ること4軒。
狸の置物じゃないんだ、河童のでもない!
「傘立て!」傘立てだけが欲しいのよ。
でも、思うような傘立てが無い。
どの店のも、同じ窯元を利用するせいか、無個性だし。
たまに個性的なNiceなのを見つけても、数万円の値札を見れば躊躇する。
そんななか最後の最後の5軒目で、これを見つけました。
最初、これには値札がついてなかった。
しかも、あきらかに野ざらしにされ、おまけに太陽のマークにはカビが生えていた。
そして値段交渉。
四角いタイプのって手間がかかるから、丸いタイプよか高価なんだって!
1万円ぐらいふっかけられるかと思ってたけど、
「1万5千円するところだけれど、すこし、傷もあるし、5千円」
と店のお兄ちゃんがゆったときは、即決。
お兄ちゃんはレジのところでカタログを見、ちょっと後悔していた。
「見たらあかん!」とひきとめたのに。。。
「信楽焼のなかでも骨董かも。」と兄ちゃんは言うてたけど、うそつけ、こんなイタリアンな信楽焼きなんてありまっかいな。。。
でも「絶対に信楽焼!!」と言い張るので、信じてあげるけれども、このデザインが気に入ったので、別に産地はどこでもイイ。
ある朝、この傘立てが盗まれでもしていたらショックのあまり私は、欠勤するだろうけれど、毎日、玄関で送迎してくれるのは、それはそれは嬉しいものです。
|