人は、何を目的に働くのであろうか・・・。
そんな疑問が社会生活の合間に湧く。
「生活のため」「贅沢をするため」「老後のため」「旅行のため」・・・。
目的は、まちまちでしょう。
以前、仕事がとてつもなく暇な時に、経理兄と“生存費”なるものを計算したことがあった。(具体的な数値は忘れたけれども)
☆水道光熱費 ★日用品等雑費 ☆家賃
飲まずとも、食わずとも、最低限支払い続けねばならない費用が発生する。
生きている限り発生する。
上記、生活費の他に、保険代や税金、冠婚葬祭の費用など挙げれば切りがない。
腹いせに会社のトイレットペーパーを山盛り使ったろかい? けれど、その物質は自分を含めた社員の勤労の対償から得たものだ。(むなしい)
テレビドラマなどで、お父様が不良息子などを「一人で一人前になったようなクチのききかたをしやがって!」と恫喝するのは、あながち的を射ていなくはない。
制作したのは勝手だとしても、命の存続は親の手腕に関わっている。
数年前のMY読書週間に、気まぐれに購入してそのなりだった新約聖書の文庫本を睡眠の友にしている。
昨日読んだ内容では、キリストさまは『偽善』について仰っておられた。
「善行は、おおっぴらにしてはいけない。」そうだ。
おおっぴらにアッピールしながらする善行は、偽善に成り代わってしまうんだ。 なるほど。
キリストさまは続けて仰る。
右手がした行いを左手が気づかないくらい秘やかに、行うこと。
ちょっと、難しいかも。
それでも、会社勤めしていると時に感じることがある。
ーパフォーマンスの上手い人間が、出世の近道を歩む。ー
かと言って、「自分がアピール下手だから・・・。」とか、ひがむことはない。 もしかしたら、狡猾な奴!とか、見られているかも知れないし。
事実、私の中には、こずるい部分や、保険をかけたり、カマをかけたり、いぢわるをしたり、当てこすりを言ったり・・・
陽の部分があれば、陰の部分もあるですよ。聖人君子にゃなれませぬ。
例えば、自分より遙か能力が劣っていると思われる人間が、一足飛びに出世したとしましょう。
自分はきっと横目で指をくわえながら、恨めしく思うんだろうな。
そして、その人は、きっと他の能力に長けていたと自分で自分を納得さすんだろう。
いつか、人生って帳尻が合うようになっているのかな?
いろんな意味で、色気や欲といったような煩悩が捨てきれない自分には、まだまだ、試練が多そうだ。 C= ( ̄ー ̄;;) ハー
今日は、ビデオ録画しておいた『十戒』を観ながら休みましょう。
○Oo。.(T¬T)/~~~ ぐんな〜い
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