≪past | will≫ | index | new! | bbs!! | ⇒⇒mail |
2002年11月14日(木) ■ |
父の孤独。 |
昨日母のことかいたので、今日は父のこと。 血のつながった方の父。 父に最後に会ったのは、一昨年の祖父が亡くなった時。 離婚して数年は時々会いに行ったけど、だんだんにフェードアウトしてしまった。 もちろん忘れているわけではなく、気持ちはあっても、何となく連絡せずに来てしまった。 正直言って、あたしにとって父の存在ってどんなものなのかがわからない。 以前ちょっとかいたんだけど、あたし、父から愛情受けたのかなって、改めて考えると分からなくなる。 父と母が離婚するまでは別に愛情が足りないとか思っていなかった。 ぺっぱー家の家長としての父。 ちゃんと働いていたし、ギャンブルも酒も女もなかった。 母が離婚の原因とした車道楽も、あたしたちにとってはあまり問題になるようなことはなかった。(それは、母が表に出ないようにしていただけだと後で分かったのだけれどね) もちろん貧乏だったけど、別につらいと思った事もなかったし。 あたしにとって、父は、甘える存在ではなかった。 なんだろう、家族の象徴?よく分からない。 間違いなく家族ではあるんだけど、手をつないで歩いたりする存在ではなかったの。 あたしたちに感心がないっていう感じがわかってたからかな。 子供心に父は怖い存在で、顔色を見ながら関わりを持っていた感じ。 でも、キライだと思ったことはなかった。 好きとか嫌いとか、そういう存在でもなかったのかな。 離婚が決まってから、スッキリした母とは裏腹に、父はとても元気がなくなっていた。すごく小さくなったような感じがした。 かわいそうだなと思う反面、そんな父を正直見たくなかった。 離婚してから、数回会いにいったときも同じ気持ちだった。 今まで家事というものをしたこともない父が一人暮らしをして、掃除も洗濯も料理も自分でしている様子を見て、正直切なかった。 だけど、どこかに「自業自得なんだから」っていう気持ちもあり、そんな風に思ってしまう自分を嫌だなと思ったり。 なんだか複雑な感じ。 冷たいようだけど、会いたいから会いに行くとか、会ってて楽しいとか、そういう感情が沸かなかった。ぶっちゃけ義理で会っていた感じだから連絡が途絶えちゃったんだろうね。 でも、自分の父であることに変わりないし、ほんとは幸せになって欲しい。 と、思っている自分もいるわけで。 ものすごい葛藤はあるんです。 父は、あたし達のことどう思っているんだろう。 そんなことすら分かりません。 やっぱり、あたしは父に対して愛情は持っていなかったのかな…。 あたしって・・・やな感じ。 なんだかまとまらない。 それが、正直な気持ちです。 エンピツ↑投票ボタン 投票してくれると夢にお邪魔します(嘘) |