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2005年12月11日(日) ■ |
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メイドさんが家にやってくる! |
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「週刊SPA! 2005.12/13号」(扶桑社)の記事「こんなものまで!?『宅配ビジネス』最前線」より。
(「メイド宅配ビジネス」の紹介記事です)
【オタク市場が急成長するなか、メイドデリバリーサービスの『キャンディフルーツ』が登場したのは昨年の6月。代表取締役・小野哲也氏は当時を振り返る。 「もともとは、メイド服のブランドがメインだったのですが、商品を着てもらうモデルを募集したところ、200人以上の応募があった。面接すると”将来は本物のメイドになりたい”というコが非常に多かった。そのときに”メイドはご主人様に仕えたい。客もメイドに来てもらいたい。つまり双方のニーズが一致しているから破綻はない”と、このビジネスを思いついたんです。求人にも困らないし、勝算はありましたね」 当初は、萌え萌えなお兄さんたちからの注文がすべてと思っていたそうだが、最近では女性や一般家庭からの発注も多いという。 「メイド2人と執事の3人で伺います。大手のハウスクリーニングだと、2人来て半日で5万ほど。それに比べれば価格も手頃です。メイドを雇うとリッチな気分になれるからか、主婦の方が注文してくるケースもあります。収益は例年に比べて倍以上です。 しかし、最近では競合店も登場。メイドブームも飽和状態か? 「正直、ブームは今がピークですが、どんな時代になっても決してニーズがゼロになることはない。隙間な業種だからこそ、信用あるサービスと新しいアイディアを提供することが大事なんです」】
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ちなみに、この『キャンディフルーツ』では、メイド2人に執事1人が掃除に訪問してくれて、2時間3万円から、だそうです。純粋に「ハウスクリーニング」として考えたら、さて、「2人で半日5万」という大手のハウスクリーニングとどちらがお得かというのは、けっこう微妙なところかもしれませんね。このメイドさんたちの掃除のスキルがどの程度かはわからないのですが、少なくとも「専門家より上」とは考えがたいような気はします。結局は、「メイド服を着ている」という点に、その人が、どのくらいの「付加価値」を見出せるか、ということなんでしょう。それでも、「萌え萌えのお兄さん」以外の一般家庭からの発注がけっこうあるというのは、けっこう意外でした。「リッチな感じ」だからというより、単に「大手のハウスクリーニングより安いから」という理由だけなのでは… それにしても、この内容からすれば、女性のなかにも「メイド志願者」がけっこういる、ということなんですね。正直、あんまり面白そうな仕事だとは思えないのですが、マンガ「エマ」(森薫著)とかの影響なのでしょうか。「将来は本物のメイドになりたい!」なんていう女の子がそんなにいるなんて、ちょっと信じがたいような話です。 この雑誌に載っているメイドさんの写真を観ていると、確かに「萌え萌えなお兄さん(というのはちょっと苦しいか…)である僕としても、ああ、こんなメイドさんが家に来るのか…と感慨深いものがあるのです。 でも、このメイド服って、どう考えてもあんまり一生懸命掃除をするのには向いていないような気がするし、こんな女の子たちを、僕の汚い部屋に入れるのは恥ずかしいなあ、とか思うんですけどね。 先に部屋を綺麗にしてからじゃないと呼べないハウスクリーニングって……
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