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2005年10月22日(土) ■ |
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会話上手な男、会話下手な男 |
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「週刊SPA! 2005.10/4号」(扶桑社)の連載マンガ『だめんずうぉーかー』(倉田真由美著)の「File.262 モテないトーク」より。
【ほんっと、どうでもいい男の長〜い夢語りは苦痛ですよねー 語ってる男はすごく気持ちよさそうだけど
夢語りに限らず話が下手な男って…… 相手にとって興味のない話をしすぎ
例えば私が以前取材に行ったあるセミナーで、80人ほどの人間が一人ずつ自己紹介をするというゴーモンみたいな時間があったのだが(正味2時間かかった)自己紹介ってトークのセンスが如実に出ることを発見した。
センスがない人って自分の紹介だけをだらだらする。
「○○晴彦といいます。『晴彦』は祖父がつけた名前で……晴れやかな大空のような男であってほしいと……」 ↑自分の名前の由来とか。他人にとっては死ぬほどどうでもいい話なんですけど……
聞いてる側は皆たいくつしてるのに全く気づきもせず
(中略)
「相手が自分の話に食いついてるかどうか」ってことに無頓着では会話上手になんてなれません。 ちなみに、女が食いつく会話上手の男の場合、会話の中に相手の話題を盛り込むことが多い。
「あれ?ちょっと見ない間になんか雰囲気変わったな。何かあった?」 ↑質問を投げかけ、きちんと相手に会話に参加する機会を与えたり(自分の話ばかりするオレトーク男は、基本的に質問をしない)
会話が楽しい時、女は全身で、楽しさを表現してるもんだ。 ・目をじっと見る ・表情豊か ・感情のこもった反応
逆につまんない時も、つまんないってダダ漏れる。 ・何を見るでもなく、視線が泳ぐ ・意味のない手遊び ・感情のこもらない適当な相づち】
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「傍目八目」なんて言うように、自分が傍観者である場合には、「ああ、この女の子、あきらかに退屈しているのに、こいつの話長くてつまんないなあ…そろそろ解放してあげたら?」と思うことも多いんですけどね。 でも、自分が当事者である場合には、なかなか相手の反応をうかがう余裕がなかったりもするのです。 この「自己紹介の話」なんてまさにその通りで、そもそも「自己紹介」を80人連続で聞かされることそのものが、ものすごく苦痛だと思うのですが、自分の番になったら、やっぱりこういう「オレトーク」をやってしまいそうな気がします。男同士の会話でも「自分語りしかできないヤツ」というのは、ものすごく話していて苦痛なんですけど、本人はけっこう「オレって話上手」とか思い込んだりしているのですよね。それで、ついつい相槌を打って聞いてしまう、おとなしい女の子が犠牲になってしまう。 「会話上手」のイメージというのは、「面白いことを自分から言える人」だと思われがちなのですが、実際のところ、お笑い芸人レベルでもなければ、「一方的に自分の話だけしていて、間をもたせる」なんていうのは、ほとんど不可能なのです。むしろ「相手がしゃべりやすいようにできる人」のほうが、「会話上手」なんですよね。どんなにおとなしくみえる人でも、「自分のことだってしゃべりたい」はずなのだから。 それでも「相手の反応を確認しながら話す」というのは、簡単なようで、自分が「当事者」になってしまうと、なかなかできないことなんですよね。 ヘタに確認すると、さらに落ち込みそうだしなあ…
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