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2005年04月03日(日) ■ |
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ジャイアンの唯一の心残り |
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「TV Bros・4/2〜4/15号」(東京ニュース通信社)の記事「ゆくドラ くるドラ」より。
(ジャイアン役だった、たてかべ和也さんとスネ夫役だった肝付兼太さんの対談記事の一部です。)
【聞き手:26年も5人一緒にやり続けてきた愛着のある役を降りるわけですけど、キャストを変わると伝えられたときは、どう思いましたか?
たてかべ:そういう時期に来てるんだな、と割と淡々と受け止めましたね。
肝付:まあ、いつまでも僕らができるわけはないんだし、映画25周年はいい節目かなと思いましたね。
たてかべ:本音を言えば寂しいですけどね。
聞き手:先日、ついに新しいメンバーが発表されました。その時どう思いましたか?新メンバーのことは知っていたのですか。
たてかべ:肝心のジャイアンは…。
肝付:年齢聞いてびっくりしたねえ。
たてかべ:僕より体格はジャイアンですけどね(笑)。でもこんなに若いんだから、思い切ってなんでもやってみればいい。ただね、僕は新しいジャイアンとお酒を飲みに行こうと思ってたんです。でも14歳じゃいけない(笑)。それだけが残念。
肝付:関智一君は前にスネ夫の幼少の頃をやったことがあるんで、ピッタリと思いましたね。
聞き手:新メンバーにひと言お願いします。
たてかべ:自分たちなりの『ドラえもん』を作っていけばいいんで。『ドラえもん』の心を次につなげていく気持ちだけ持っていれば、それでいいと思います。
肝付:僕らの声が耳に残っているでしょうけど、初めて自分がやるんだという気持ちで演じればいいんじゃないかな。】
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たてかべ和也さんは、1934年生まれの70歳。肝付兼太さんは、1935年生まれの69歳。この雑誌に載っている写真を観ると、そんな年齢を感じさせないほど若々しいというか、エネルギーに満ちている感じがするのですけれど。それもまた、「ドラえもん効果」なのかもしれません。 でもまあ、「サザエさん」のように、少しずつメンバーが入れ替わっていくよりは、今回のような主要声優陣の総入れ替えというのは、寂しい一方で、潔い引き際であるような気もします。確かに、「いつまでも続けるわけにはいかない」のだし、「5人のドラえもん」のまま、一人も欠けることなく「卒業」できたわけですから。たぶん、御本人たちも、ホッとしておられるところもあるのではないかなあ。 ところで、新しいジャイアン役の木村昴さんは、まだ14歳。周りの声優さんたちは30歳くらいですから、現場で萎縮してしまっては、声の演技にも影響が出る可能性もあるよなあ、なんて僕は心配しているのですが、こればっかりは、実際にやってみないとわからないんですけどね。 ただ、僕が小学生の頃に大山さんのドラえもんを初めて観たときにも「ドラえもんの声、ちょっと違うなあ…」なんて思ったのも事実なので、こういうのは「慣れ」の部分も大きいし、あまり前任者を意識しすぎたり、「違う」という外部の声を気にしすぎないようにすることも大事なのでしょう。 これからの子どもたちにとっては、水田わさびさんの声=ドラえもんの声、ということになっていくのだから。 ところで、たてかべさんは「14歳じゃ、一緒に酒を飲みにいけないねえ」と残念がっておられるようですが、とりあえず、「あと6年は元気で頑張ってね」ということなのかもしれません。僕としては、新旧2人のジャイアンが酔っ払ってカラオケでジャイアンリサイタル、なんていうのを観てみたかった気もするのですが、それは、将来のお楽しみ、ということで。
とにかく、本当におつかれさまでした。そして、新しいドラえもんも、新しい子どもたちに愛され続けますように。
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