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2004年04月12日(月) ■ |
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プロポーズ決死隊! |
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日刊スポーツの記事「日曜日のヒーロー」(第408回・「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんのインタビュー記事より)
【宮迫のネタによく登場するのが「嫁」さんだ。「勝気な性格」という夫人とは、15年前に知り合い、96年に結婚した。ちょうど、宮迫が大阪から東京に移り住んだころだ。
「ある日突然、嫁から電話が掛かってきて。で、いきなり『結婚するか、一生会わないかどっち?』と聞かれたんです。でもそのとき、嫁とは前に別れた状態。ただ僕がすごく落ち込んでる時だったんで、思わず『うん』と言ってしまった〜。一応電話を切るときに『もうちょっと考えさせて』とは言っといたんですが…」。
しかし次に電話で話したときには、式場も結婚衣装もすべて決まっていた。
「そんなアホなぁー! ですよ。驚きました。僕は結婚願望がなくて、嫁と別れたんも、それが理由。嫁に細かく聞くと、どうやら(嫁の)妹が原因やったんです。イケイケの性格の妹が『そんなんやったら、(結婚)したらいいねん』って、けしかけてたんです。結婚して良かった? はぁ〜、へぇ〜、う〜」。 】
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宮迫さんの話ですから、かなりネタの要素が入っているのかもしれませんが、それにしてもすごい「結婚秘話」だなあ、と。 ある日突然別れた彼女から電話がかかってきて、「私と結婚するか、二度と会わないかどっちかにして!」と聞かれたら、普通は「何言ってるの?」という感じですよね、ほんとに。 落ちこんでいるときだったから「うん」と言ったというのも、なんとなくわからなくはないんですけどね。やっぱり、誰かにそばにいてほしいというときって、ありますし。極論すれば、「誰でもいいから」ってときも。 そんなときに、そんな電話を受けてしまったのが運のツキ、だったのかもしれません。 よく「結婚というのはタイミングだ」とか言われますけど、確かにそうなのかなあ、なんて考えてしまいました。
【次に電話で話したときには、式場も結婚衣装もすべて決まっていた。】なんていうのは、今となっては笑い話なのかもしれませんが、自分がその立場だったら、絶句してしまうこと請け合いです。 そこで、「まあいいか」と受け入れてそのまま結婚してしまった宮迫さんは、いいかげんなのか諦めていたのか、それとも運命を感じていたのか…
それでも、今の宮迫さんはけっこう幸せそうですから、結婚のキッカケなんて、必ずしもドラマチックである必要はないのかもしれませんね。「結婚する適性」と「結婚生活を続ける適性」は、また別物なんでしょう。少なくとも、あれだけネタにできているんだから、芸人・宮迫にとっては、いい結婚だったのではないかなあ。縁というのは、ほんとうに不思議なものです。
考えてみれば、別れた恋人相手なら「どうせ断られてもダメモト」なのですから、一度は試してみるのもいいかもしれませんね。 まあ、ストーカー呼ばわりされない程度に。 男だって、「別れる前にもう1回!」とか言ったりするらしいですし(という噂はよく聞きますが、本当なのかな…)
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