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2003年07月06日(日)
不倫疑惑の「巨乳女子アナ」と「マメな監督」の暗夜行路。


日刊スポーツの記事より。

【不倫騒動で休養中のJ2山形柱谷幸一監督(42)が5日、反論の声を上げた。
 柱谷監督がアクションを起こした。5日の朝、山形サポーターの応援ホームページに一連の報道を否定するコメントを掲示板に書き込んだ。監督自らによる異例の書き込みにファンの間からは励ましのメッセージが殺到していた。
 写真週刊誌でNHK古瀬絵理キャスターとの不倫が報じられた4日、チームでは柱谷監督の休養を発表した。その日は本人の記者会見が開かれることはなく、集まった報道関係者に対して佐藤平次総務部長から「本人が落ち度を認めているため」と経緯の説明がなされただけだった。
 メッセージの冒頭で柱谷監督は「自分自身が発言する機会をまったく設けてもらえず、すべては僕の口からではなく21世紀協会からの間違った発表だけです」と協会に対する不信感を示した。県の補助金などで財政を賄っている社団法人という特殊性からスキャンダルはご法度。協会では、騒ぎを広げないためにも記者会見の設定を見送っていた。
 現在、柱谷監督は埼玉県内の自宅に戻り謹慎中。6日にも山形に戻り、会見を開く意向を示している。球団の指示に逆らってまであえて口を開く覚悟の柱谷監督。「モンテディオ山形で指揮を執りたい。こんなことでやめたくはありません。辞任の意思はまったくないです」と電話インタビューに答えて話した。】

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 この一連の不倫騒動への報道で、僕が一番気になったのは、柱谷監督の不倫相手とされている古瀬キャスターのことなんですよね。
 いろんな記事で、「柱谷監督、巨乳女子アナと不倫!」という見出しが躍っていたわけですが、あらゆる記事で、本人の名前よりも「巨乳」がキーワードになっているんですよね。
 最初、古瀬さんのプライバシーを考慮して、記事では名前を出さないようにしているのかな、と思っていたのですが、どの記事を読んでも、名前はキチンと出てますし。
 いや、この間長崎で子供が亡くなった事件でも「全裸男児の身元判明」の見出しに、「全裸」という言葉以上に、この男の子のことを適切にあらわす言葉はないものなんだろうか?とかなり疑問に思ったんですけどね。
 まあ、「読んでもらえないとはじまらない」ということなんでしょうけど、あまりにインパクトのある言葉を選びすぎているんじゃないかなあ、という気もします。
 古瀬キャスターは、確かに巨乳で有名な人らしいですが、それで全人格を代弁されてしまうっていうのもねえ。
 ちなみに、古瀬さんは7月4日の出演番組を「休養」して、週明けか彼女が出演するはずの番組は、大相撲中継でちょうど2週間休みになるんだそうです。
 もともと地方局の契約社員ということですから、彼女の今後も微妙なものとなりそうです。NHKだし。
 
 ところで、山形のサポーターたちは、「柱谷許せん!」といっているかと言うと、意外とそうでもないみたいで、J2の中でも弱いチームであった山形を現在J2で4位までに押し上げた柱谷監督の手腕をサポーターやチームの選手たちは高く評価しているし、感謝もしているようなのです。もちろん、非難の声も上がっていますが。
 先日の試合でも、山形のサポーター1000人が、「俺たちは許す。柱谷」の横断幕を掲げたり、選手の中にも続投を望む声が上がっているとのことです。
 少なくとも、監督としての人望は厚いよう。

 こういう本来の仕事とは関係ないプライベートな問題で、監督が更迭されるというのは、実際ちょっとどうなのかなあ、という気はします。
 不倫は道義的には非難されてしかるべき行為ですし(本人は否定されていますが)、柱谷監督の御家族の気持ちを考えると、いたたまれなくはなるのですが、では、監督が更迭されたら柱谷家に平和が戻るのか?と言われたら、たぶん難しい、と考えざるをえません。
 まあ、山形というチームが「社団法人」ということから、そういうモラルに対して厳しい対応をせざるをえないんでしょうけど。
 
 ところで、いろいろな報道を観ていると、柱谷監督は「女性に対してもマメな人」らしいですね。
 僕も先日同じ職場の「7また男」の話を聞いていて思ったのですが、やっぱり、モテるにはマメさって大事なんだなあ、と痛感してしまいました。
 そして、そういうマメさって、きっと監督業にも活かされているんだろうなあ、などと考えてみたり。
 本業にだけ活かしていれば良かったのにねえ…