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2003年06月24日(火) ■ |
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「人生ゲーム」が教えてくれたこと。 |
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共同通信の記事より。
【「上司と反りが合わず、仕事を辞めてフリーターに」「子どもがケータイを使いすぎ、6000ドル払う」−タカラは、今の父親を取り巻く世相を取り入れた盤ゲーム「人生ゲーム BB(ブラック&ビター)」を26日から発売する。 人生ゲームは「人生山あり谷あり」のコピーで1968年から販売。今年で35周年を迎えるのを記念して、お父さんを中心に家族全員で楽しめる身近な内容とした。 ゲーム盤の各升目には「サッカーくじ(toto)で1等当選」や「ひそかな研究・発見で見事ノーベル賞」といった“縁起の良い”ものもある。価格は3600円。】
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懐かしいなあ、人生ゲーム。このコンピューターゲーム全盛の時代に、まだ健在だったんですね。 僕が子供の頃には、「一家にひとつ」はあったような気がするこのボードゲーム(当時は、「盤ゲーム」と呼んでいたような気がします)ですが、子供心に、「やっぱり学歴があったほうが、給料高いんだなあ」とか、「生命保険には入っておいたほうがいいなあ」とか思っていた記憶があります。 あの頃は、友達の家に行って、何もやることがないねえ、というときに、押入れの中からこの「人生ゲーム」が登場してきたものでした。 あの「お札を扱う」という感覚が、当時は新鮮だったなあ。 それに、このゲームって、他人を陥れてでも勝とうとするやつ、なぜかルーレットの目に恵まれて勝ってしまうやつなど、けっこうプレイヤーの性格が出るんですよね。 僕はいつも、考えすぎて失敗するタイプでしたが。
ところで、今回の人生ゲームでは、いろいろと現代の世相を繁栄したイベントが盛り込まれているみたいなのですが、どうしても暗い話が多くなるみたいです。 こんな時代に、誰がした、とでも言いましょうか… しかし、もともと人生ゲームって、けっこうブラックな雰囲気があったのも事実。 前のバージョンでは、最後に子供を売り飛ばして(?)一人当たりいくらかのお金に替えられたのです。 これって、リストラより怖いですよね…
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