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2003年04月04日(金) ■ |
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電車・バス内での秘密漏洩禁止! |
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『ディズニーリゾート150の秘密』(TDR研究会議編・新潮文庫)より抜粋。
(ディズニーリゾートでゲスト(客)への対応をする社員(キャスト)へのオリエンタルランド社の注意書きの一部)
【しか〜し、極めつけは巻末の4ページにわたって書かれた、キャストとして守らなければならないルールだ。2章8項目から成るルールの中には、帰りの電車やバスの中でのキャスト同士のおしゃべりにまで言及している。つまり、社内情報を社外でしゃべっちゃダメってこと。仕事帰りに居酒屋で同僚と、会社や上司のグチをこぼすのは、一種のストレス発散である。そんなこと誰だってやっていることなのだ。しか〜し、東京ディズニーリゾートは人様に夢を与える場所だから、ダメなんだって。こりゃあ、ストレスたまりそう。】
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まあ、どこの会社でも、社内の秘密をみだりに社外で話してはならない、という就業規則はあるでしょうし、実際には、ディズニーリゾートのスタッフも、酒の席でそういう話を全くしないとは思えないのですが。それにしても、こういうことを「帰りの電車やバスの中」とまで詳細に言及するのは徹底しているなあ、と思います。
僕も飲み会で職場の人の悪口を言ったり、聞かされたりすることはありますし、居酒屋に行けば、他の席のそういう会話が耳に入ってくることもあります。 でも、自分が呑んでいるせいか、そういうのが不快で仕方がない、ってことは、あんまりないんですけどね。 ああ、みんな大変なんだな、って。
ただ、キレイ事を言うようですが、幾ら酒の席でも、上司や同僚の悪口・もしくはネタはあんまり不快な印象はないんですが、お客さん(まあ、学校の先生でいえば生徒ですし、医者でいえば患者さん、にあたりますね)の悪口を酒の席で大声で喋ったりしているのは、正直、聞いていて嫌になることはあります。 誰のことを言っているのかは全くわからないけれど、陰口なら他人に聞こえないようにやるのがルールでしょうし。 もちろん、僕だって不平不満は腐るほどありますが、やっぱり、お客さんの悪口っていうのは、他人には聞こえないようにやるべきなのではないでしょうか。 酒の席じゃなくても、電車の中とかでお客さんの悪口言い合っている人たちっていますよね。 むしろ、素面で言えるほうが凄いのかもしれない。 いずれにしても、あんまりそんな人が働いているところには、お世話になりたくないです。
そういうことをしない、というのは、プロとしての礼儀だし、プライドだと僕は思うんですけどね。ええかっこしいとも言いますが。
でも、そう言いながら怨念みたいなのをネットにばら撒いていたりするのは、それはそれでかえって不健全かつ悪い印象を与えているのかなあ。 ほんと、どこで誰が読んでるかわかんないし。
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