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2003年03月28日(金)
六代目バルタン星人の遠大なる地球征服計画。


「別冊宝島751・僕たちの好きなウルトラマン(2)〜ウルトラセブンvs侵略宇宙人編」より抜粋。

(「バルタン星人・侵略の歴史」より)

【やっぱり地球が欲しいバルタン星人六代目。今回の作戦は焦らず気長に待つ「UFOケンカ作戦」。まずは少年にUFOを見せて「UFOはいる、いない」の論争でケンカをさせ、それがそのまま国家間の戦争に発展していくという、気が遠くなるほど遠大な野望を描く。というか短絡的。ゆっくり時間をかけて……という発想まではよかったが、1万年くらい待つつもりか!?】

〜〜〜〜〜〜〜

 このバルタン星人六代目は、「ウルトラマン80」に登場するらしいのですが、僕は「ウルトラマン80」って、ほとんど記憶にないんですよね。学校の先生がウルトラマン、という話らしいのですが。
 ところで、僕はこの作戦を読んで、思わず笑ってしまいました。そういえば、昔の悪の怪人たちの作戦って、幼稚園児の乗ったバスを誘拐するとか、紙芝居屋さんに化けて、子供たちを洗脳しようとするとか、「そんなまだるっこしい手段を使わなくても…」と思わず笑ってしまうような地球侵略計画が多かったような気がします。
 その中でも、この作戦のバカバカしさは、むしろ白眉とすら言えるでしょうけれど。
 それにしても、この作戦、筆者も書いているのですが、効果が出るまでにけっこう時間がかかりそうですしね。
今の時代からみると、むしろ人間同士の殺し合いのほうが、はるかに残虐な手段を用いていることも多いですし。

 しかし、こんな計画が実際に効果的なら、バルタン星人以前に、大槻ケンヂさんや矢追純一さんのほうが、バルタン星人よりはるかに危険な存在だなあ。