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2003年03月13日(木) ■ |
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食べ尽くす人々。 |
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「明るいクヨクヨ教」(東海林さだお著・文春文庫)より抜粋。
【冒険といってもいろいろある。
(中略)
西瓜を丸ごと一個、一人で食べ尽くすというのはどうだろう。 丸ごと一個といっても、もちろんコダマ西瓜みたいな小さいやつではダメで、標準サイズないしはそれ以上のもの。 ふつうの人の人生で、西瓜を丸ごと一個、一人で食べたという経験のある人は少ないのではないか。 ふつうは大体1/4、頑張って食べて半分、「丸ごと一個っつーのは、まだやったことねーなー」というのがふつうの人の人生だと思う。 丸ごと一個は可能なのか。】
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結局、東海林さんは重さ約15キロの超巨大スイカに挑戦し、正味2.7キロを食べられたそうです。ほんと、読んでるこちらまで辛くなるような話なのですが。 同じものを大量に食べる、というのは、なかなか大変なことですが、世間には、けっこういろいろな伝説があるもので。 まあ、テレビの「大食い選手権」に出るような人たちは別格としても、ちょっとした大食い伝説は、けっこう身のまわりに転がっているものですよね。 たとえば、甘党の女性の「ケーキ1ホール食い」とか「羊羹一本食い」とか。 いくら好きでも、そんなに食べれば飽きるだろうに…と思うのですけれど。 そういえば、カレーライス1300グラム食べたらタダ!という企画で有名だった某カレーショップもありました。 僕は自分で挑戦したことはないけれど、何度か他人の挑戦に付き合ったことはあります。 いや、あれは見ているのもけっこう辛いものなのですよ。 1300グラムって、その300グラムがなかなかキツイみたいで。 こうやって「同じものばかり食べるのが好きな人」って、けっこういるものみたいです。 まあ、某カレーショップの場合は、好きだからというより経済的に逼迫してとう場合が多かったみたいですけど。
これを書いていて思ったのですが、僕も学生時代はビールジョッキ6〜7杯とか飲んでいましたから、似たようなものなのかも。 目の前に3リットルの水を出されても絶対に短時間で飲みきれないと思うのですが、ビールだったら飲めちゃうんだよなあ…不思議。
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