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2003年03月09日(日)
「豊富な経験から生み出された、ベストな告白!」


「九州ウォーカー」(角川書店)の広告より。

(出会い系サービス「日本パーソナルセンター」の広告の一部です)

【<苦手な告白も、コレならきっと上手くいく!!>
 
好きな相手がみつかっても、恋人になるのはまた、ひと苦労。好きなコに告白できなかったり、気持ちが上手く伝わらなかったりと、誰でもひとつやふたつ苦い思い出があるのではないだろうか。「告白」のムズカシさはパーソナルだって同じはず。と思いきや、上手く恋人同士になれる嬉しい方法がここにはあった。
 この方法はいたってシンプル。自分の気持ちをパーソナルに伝えれば、パーソナルがこちらに代わって告白してくれるというもの。ただし、友達に代理を頼むのとは訳が違う。パーソナルは恋愛のプロ。豊富な経験から生み出されたベストな告白をしてもらえるから安心なのだ。】

〜〜〜〜〜〜〜

 確かに、「告白が得意!」なんて人には、あんまり会ったことはありません。
 まあ、「告白して、断られたことはない」なんて人はたまにいるのですが、その場合、「告白の仕方が上手い」というよりは、それに至るまでの地固めが上手いのではないかなあ、と僕は思うのですが。
 
 このシステム、いわゆる「結婚相談所」を軽い印象のものにした感じみたいなのですが、「ベストな相手選び」というのはともかく、「ベストな告白」まで代行してくれるんだなあ、と思ってしまいました。
 しかしながら、僕はヒネクレ者なので、あんまり出来過ぎた告白なんてされるとかえって厭な感じがしそう。今から思い出すと顔から火が出るようなことも何度かありましたし、失敗したなあ、と思うこともあります。
 でも、それはそれで、貴重な経験だったような気がするんですよね。
 実際は、ホストみたいな代理人が代わりにカッコイイ告白をしてくれて、最後に「これは、○×さんからの告白です」とか言うわけじゃないとは思うのですが、ここまで自信ありげだと、どんな感じなんだろうなあ、と興味はありますよね。

 まさか、相談所のオバチャンが、しつこく説得したりするのでは…
 
 それにしても「恋愛のプロ」って、自分で言う人ってメチャクチャうさんくさいなあ。
 ときには、ぎこちない告白のほうが人の心に染みる事もあると思うのだけれど、そんな時代じゃないのか?