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2003年03月07日(金) ■ |
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「洗濯彼女」と「結婚前提」 |
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日刊スポーツの記事より。
(「なんでだろう〜」で大人気のテツ&トモのテツこと、中本哲也さんの同棲発覚会見の記事の見出し)
【テツトモ中本に洗濯彼女!結婚前提の27歳】
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まあ、32歳男性に、5歳年下の同棲している彼女がいる、なんてことは、別に珍しいことでも何でもないような気はするのですが、それがこんなに話題になってしまうのも、今をときめくテツ&トモの人気ゆえでしょう。
僕は、この見出しを読んで、ついつい笑ってしまったのですから。 「洗濯彼女」って、すごい言葉だよなあ、って。 「ネット友達」とか、昔懐かしい「アッシー君」「メッシー君」みたいに、「洗濯してくれるだけの彼女」みたいな響きで。 実際は、「彼のステージ衣装である赤ジャージを干していたことから、同棲が発覚した」ということらしいのですが。
この言葉で思い出したのが、昔、後輩の女の子に「今度ごはん作ってよ」とふざけて言ったときのことです。 彼女はそのとき「私、飯炊きオンナじゃありません!」とやや厳しい口調で答えたのです。 そのあと「飯炊きオンナって、何時代の言葉なんだよ…」とその子と2人で大笑いしてしまいましたが。 大学の講義で使った本に出てきたらしいのですけどね。
意味としては、「身の周りの世話をするだけの、家政婦のような存在の女性」という感じでしょうか。この「洗濯彼女」も、なんとなく、そんなニュアンスがありますよね。テツさんは真剣に付き合ってるっていうのに、ちょっと失礼かも。 「洗濯彼女」のほかに「食事彼女」とか「掃除彼女」とかが常備されていたら、それはそれですごいですけど。
そうそう、もうひとつ「結婚前提」という言葉、久々に聴きました。 僕は、この半分死語になりかけた言葉を聞くたびに「じゃあ、不倫でもないのに『結婚前提』じゃない交際ってのがあるのかよ」と思ってしまいます。 独身どうしの付き合いって、「絶対に、何があっても結婚しないことを前提のつきあい」って、まずありえないと思うのですが。 まあ、それと同じように「結婚前提」っていう言葉って、かえって嘘っぽい感じがしませんか?過剰に「真剣さ」をアピールしすぎているような。 そんなこと、わざわざ大仰に言葉にしなくていいよ、というような。 「結婚」って「前提条件」じゃなくて、ひとつの「結果」だと思うんだけど。 いやむしろ、結果というより、折り返し点みたいなものなのかも。
テツさんは、僕と同世代みたいですし、2人の幸せを願っております。 僕も「最終兵器彼女」は要りませんが、「洗濯彼女」は欲しいです。
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