|
|
2003年01月29日(水) ■ |
|
我々は不用意にハンバーガー屋を信用しすぎていたかも! |
|
「幽玄漫玉日記」第6巻(桜玉吉著・ビームコミックス)・巻末の「玉屋『ビーム』救済四コマ」(タイトル「信用」)より抜粋。
(ハンバーガー屋での老人と店員さんとのやりとりから)
【店員「それではお会計の方お先に」 老人「イヤだね!」 店員「えっ?」 老人「モノ出せよ!モノと交換で、銭払う。当然だろがっ!」 筆者「確かに当然だ! 今まで我々は不用意にハンバーガー屋を信用しすぎていたかも!」】
〜〜〜〜〜〜〜
確かに、この老人が言うことは、もっともな気もします。 僕も、例えば弁当屋でさんざん待たされているときに、「先にお会計を」なんて言われると、ちょっとムッとしますし。 先に商品持って来いよ!というような憤り。 しかしまあ、ファストフードにはファストフード側の事情もあるでしょうし(まあ、大概はレジ前の混雑を避ける、という目的でしょうが)、先に会計をしたあと、店ごと蒸発したファストフード店なんて話は聞いたことがありませんから、そこまで神経質にならなくても、とは思うのですけどね。 でも、取引の基本的な原則に反しているのは確か。 そう考えていくと、今の世の中、消費者側からいえば、クレジットカードなんてのもそうですし、けっこう理不尽で危うい取引をお互いに信じてやっているわけで。 まあ、何でも物々交換なんて現代では不可能だし、お金という存在そのものが、「信用しないと、タダの紙切れ」ではあるんですけどね。
|
|