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2002年12月12日(木)
本上まなみの結婚に思う、年の差カップルができるまで。


サンケイスポーツの記事より。

【タレントで女優の本上まなみ(27)が11日、かねてから交際中のマガジンハウス勤務の編集者S氏(45)と入籍し、同日夜、自筆ファクスで報道各社に報告した。交際から約2年半を経ての入籍で、挙式・披露宴は来春、「身内でささやかに」行う予定という。

 「新しい年を目前にし、それぞれの親にも紹介。相談の上結婚を決意しました」−。

 癒し系女優が突然、ファクスで入籍を報告した。「これからの長い人生を共に助け合って生きていきたいと思います」と、その文面も癒し系だ。

 ファクスによると、本上とS氏は平成12年春ごろから付き合い始めた。「短歌の会や写真の会、友人とのグループ旅行などを経て親密に」なったという。手紙やメールで短歌を送りあったり、釣りに行ったり映画を観たりするなど、「ごく普通の日常を普通のへもへも(いけてないの意)カップルとして歩んできた」とか。

 S氏については「バツイチ」だが、「私ととても近い感覚の人」と表現。「誠実で楽しい」「たくさんの素敵な友人がいる」「私をはげましてくれる」とし、「ちょっと『のび太くん』似」とも表現し、18歳の年齢差を超えベタボレ状態だ。】

〜〜〜〜〜〜〜

 この18歳年上の編集者と本上さんとは、以前から噂はあったのですが、ほんとうに結婚してしまうとは、ああ、ショックで今日はディスプレイが曇って見えない…

 ちなみに、この編集者S氏は、10年前に「椎名誠さんらとアウトドアグループを作っていたこともあり」ということですから、椎名さんの著作に、たぶん登場されている可能性大ですね。そこまで白黒つけようとは思いませんが。

 まあ、個人的は感慨はさておき(いや、「活字中毒。」から個人的感慨を取り除いたら、何が残るんだという気もしますけど)、今回の結婚で話題性があるポイントがあるとすれば、やはり「18歳という年の差」だと思います。
 「バツイチ」なんてのは、別に今の世の中では珍しいことではないですし。
 以前、「人生2回結婚説」というのを聞いたことがあります。
これは、(オトコの立場からみて)「若いころは姉さん女房にかわいがってもらって、自分が年をとったら再婚して若い女性をかわいがるのが、もっとも幸せ」という説なのですが、まあ、これもある種の人々にとっては真理ともいえるでしょう。
女性にとっても「若いころには、大人のオトコに甘えられ、年をとったら若いオトコを愛でられる」というのは、そんなに悪いものでもないでしょうし。
 
 ただ、昨日のテレビ番組で言っていたのですが、「年齢差があると、相手が世間を知っているのはいいところだけれど、共通の話題がなくて困ることが多い」ということです。
確かに、5つ違いくらいでも、子供のころ観たテレビ番組とか、懐かしいと思う歌のポイントって、ずれてきますから。
 ちなみに、そのコメントをした辺見えみりさんは、「私は、そのギャップを埋めるために、彼の世代の歌とかを聴くようにして勉強してました」とのことです。それも、なかなか大変なこと。
 実際には、ずっと同じ世代の一人の人とやっていくというのも、それはそれでドラマチックなものなのですけどねえ。
 本上さんの場合は、文学的な趣味というのが一致したから、という点が大きかったのでしょうね、きっと。確かに、短歌とかなら、あまり時代に左右されないなあ。

 ところで、本上さんの結婚で思い出したのですが、僕の前の職場で「年上のオジサンにしか、もてないんですよね〜」と悩んでいた若い女性がいました。彼女、なんとなく爬虫類系というか、本上さんに似た印象があったのです。ちなみに、趣味は競馬。
 う〜ん、世間には、オジサマ・ストライクゾーンの女性というのは、けっこういるのかもしれませんね。
確かに「癒し系」っていうのは、オジサマ受けするかどうか、というファクターがけっこう大きそう。
僕は、目がいまひとつ笑ってない優香とか、甘えていいよ光線を出しているけどちょっと狙いすぎっぽい飯島直子さんでは、あんまり癒されないのですが。

 本上さんも、「年上なのに結婚した」というよりは、もともと年上の人が好きだっただけなのでは。それはもう、趣味の問題ですから。

 ああ、今日、鶴田真由も結婚してるよ…
 どうしてみんな、僕を置いていくのでしょうか。

 なんとなく悔しいので、明日から、文学・歴史的な内容に変更しようと決心した今日この頃です。
 象形文字研究サイトとかなら、時代に左右されないだろうし。