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2002年11月20日(水)
ギャンブル必勝法!


「パチンコ必勝ガイド」(白夜書房)2002.12.7号「渓由葵夫のぱちんこテクノロジー」より。

【いいたいことは、カジノ側には必ずベテランディーラーとルーキーがいる、ということ。そして、ルーキーは「負けて成長する」ことを考えれば、カジノ側も鍛える意味で「安いレートなら負けてもどーってことはない」としている。
 もし皆さんがベガスなどに行くことがあれば、なるべくルーキーを捜そう。もっとも簡単な必勝法です。】

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 「ギャンブル必勝法」というのは、世間にほんとうに沢山あります。「どこそこのボタンを何回押して…」とかいう、機械操作系もあれば、「ギャンブルに負けないミラクルストーン!女の子にもモテモテ」なんてのもありますよね。
 僕は、こういうのを全く信用できないので、実際に自分で試したことはありませんが。
 ああ、そういえば、「手のひらを太陽に透かしてシワの形をみれば、相手の出すものがわかる」というジャンケン必勝法、なんてのもあったっけ。
 まあ、こういうのは「矛盾」の話と同じで、双方が同じ手を使ったらあんまり意味がないことですが。
 僕たちは、一般的にギャンブルは「運試し」だと思いがちです。競馬なんて、どんなに一生懸命予想しても、先日の菊花賞の武豊騎乗のノーリーズンのように、スタートで落馬してしまったりすることだってあるわけですから、「絶対に勝てるギャンブル」なんてのは、まず存在しないと考えていいでしょう。
 麻雀プロと素人の対戦でも、一回だけの勝負でイカサマなしなら、素人が勝つ可能性だってゼロではないはずです。
 
 でも、この渓さんが書かれている必勝法には、非常に説得力がありそう。
 例えば、医者の世界でも最初はみんな研修医であるように、ディーラーという仕事だって、最初から完璧に思いのままの目が出せる人はそうはいないでしょうし、仮に練習でパーフェクトだとしても、本番の緊張感の中でいきなり同じことができる人は、ほとんどいないはずなので。
 そのあたりは、カジノ側も承知の上、なんでしょうね。
 もちろん、百戦百勝というわけにはいかなくても、この方法なら勝率は高そうです。
 ただし、ルーキーのところはレートも安いし、ルーキーに勝った後には、必ず手ごわいベテランディーラーが登場してくるので要注意とのこと。
 止めるタイミングも大事なのです。
 ギャンブル必勝法というのは、僕たちは「運を上げる」とか「機械を操る」ということを考えがちなのですが、つけいる隙はむしろ人間にある、ということなのでしょう。

これは実に素晴らしい必勝法なのですが「誰がルーキーなのか?」を見分けるのが、最大の問題点かもしれませんね…