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2002年11月13日(水) ■ |
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「ゴジラ vs ガメラ」って、観たいような観たくないような… |
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夕刊フジの記事より。
【角川書店が7月に買収した映画会社・大映が今月、「(株)角川大映映画」としてスタート。角川書店会長兼CEOの角川歴彦氏(58)が会長、キネマ旬報社長の黒井和男氏(65)が社長に就任した。黒井社長は夕刊フジの取材に「年間2−3本の大作づくり」を宣言、すでに旧大映のヒット作「大魔神」のリメーク版や東宝との合作による「ゴジラvsガメラ」の製作を検討していることを明かした。
黒井社長はいう。 「永田大映、徳間大映を踏襲しながら映像制作を積極的に推進。特に、徳間社長の念願だった『大魔神』や、東宝さんのゴジラと大映のガメラを戦わせる大スペクタクル映画を検討している」】
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対決!「ゴジラvsガメラ」。日本特撮映画界の2大ヒーローの対決って、ぜひ観てみたいです。 と、いいたいところなのですが… 中学校のころ、僕は「怪盗ルパン」のシリーズにはまって(ルパン3世じゃないです。もちろん、3世もキライじゃないですが)、学校の図書館でほぼ全部借りて読みました。 ホームズや少年探偵団シリーズよりも、ルパンのほうがツボにはまってたんですよね。 それで、そのルパンシリーズの中に「対決!ルパン対ホームズ」というのがあったのです。ちなみに作者はルパンシリーズを書いていた人。 その作品について、詳細はもう覚えていないのですが、記憶の中では「ホームズがルパンのトリックをあばいて、事件は解決するのですが、ルパンは華麗に逃げて、ホームズに『また会おう、ハハハハハ!』と捨て台詞を残して去っていく」という感じだったのだと思うのです。
他にも、昔のアニメ映画って、「マジンガーZとグレートマジンガーの対決もの」とかもよくありましたよね。これは対決というより、競演という感じだったと思うのですが。
結局、こういう看板スター同士の「対決」って、スポーツの試合とかならともかく、シナリオのある世界では、プロレス的に言えば「両者リングアウト」的な結末にならざるをえないことが多いんですよね。 もし「ゴジラvsガメラ」で、ゴジラが一方的にガメラを倒したりしたら、ガメラファンは黙っちゃいないでしょう、逆もまた然り。
「ルパンvsホームズ」は、読み手からすると「苦しいなあ、この展開…」という感じの作品だったので、やっぱり2大スターの対決って、両方を立てなければならないという制約が厳しくて、期待が大きいだけにかえって失望する可能性が高い気がします。
直接対決じゃなくて、空手の瓦割りみたいな「街破壊競争」とかなら、面白くなるかもしれませんが。
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