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2002年10月15日(火) ■ |
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2002年10月15日。 |
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ZDnetの記事より抜粋。
【米IBMが、トイレの順番を決めるための手法について取得した特許を放棄した。同社は昨年12月、「トイレを使う順番を決めるためのシステムと手法」について特許を取得。しかし、米特許庁が今週発行した文書によると、その後、特許取得に対してクレームが付き、同社は特許の主張を取り下げることとした。
特許申請は2000年8月に行われた。これは飛行機や列車、船などの施設で、トイレを誰が次に使うかを決めるためのコンピュータシステムに関する特許で、トイレの待ち時間を短縮するものとされていた。だが特許庁の記録によると、特許の発行から間もなく、この手法について特許を取得する必要性についての疑問と共に、特許庁に再検討を求める声が上がったという。IBMは今月後半、この特許の放棄を決めた。】
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そうですか、IBMは特許を放棄しちゃったんですね。ちょっともったいないなあ…って、正直、何がもったいないのかよくわかりません。 僕がいちばん疑問に思ったのは、この「トイレを使う順番を決めるためのコンピューターシステム」というのが、いったいどんなものなのだろう?ということなのです。通常、トイレの順番待ちというのは、男女とも「並ぶ」というのが主流ですよね。コンサートやイベント会場では、とくに女子トイレの前に長蛇の列ができるのは、ごく日常的な光景です。 では、この「トイレの待ち時間を短縮するためのシステム」というのは、いったいどんなものなんでしょうか?その場に並ぶ以上に待ち時間を短くするには、どうするんでしょう?とても興味深かったので、いくつか予想してみました。 ひとつは、順番を登録して、順番までは席で待っていていいというシステム。 これなら、並んで待つ時間は少なくて済むでしょう。もっとも、ひとりひとりに移動時間がかかりますから、全体の時間短縮にはつながらなさそう。 さらに一歩すすめると、超音波検査で膀胱の張り具合をチェックして、より切迫している人に優先使用してもらうというのも考えられますね。しかし、そういう排泄時の切迫感というのはひとそれぞれで、前立腺肥大のある高齢の男性などは、画像以上に本人の感覚としては切迫しているわけで。 それに「大」か「小」かによって、状況は全然変わってくるしなあ。 順番が回ってくるときに車両の自分の席のランプがピカピカ光ったりするのも、ちょっと気恥ずかしい感じもしますし。 しかし、どう考えても「トイレの前に並ぶ」以上にトイレの待ち時間を短縮するアイディアが浮かんでこないのです。まあ、僕にすぐ思いつくような方法では、一時的にでも特許は取れなかったでしょうけれど。 ご存知の方、もしくは思いついた方、どなたか教えていただけないでしょうか?
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