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2002年06月07日(金) ■ |
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2002年6月7日。 |
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「美味しんぼ・44巻」(小学館)より抜粋。
【(大学時代の友人に「栗田さんはお前の好みと違うだろう」と指摘された山岡さんに対して、おチヨさんが言った科白)
「何ですか、いったい!背が高くて胸が大きく、尻が出て肉感的な女がいいですと!そんなにオッパイのでかいのがいいなら、ホルスタインと結婚しなさい!」】
〜〜〜〜〜〜〜 いやまあ確かに、それもそうなんですけど…って、いくらなんでもホルスタインとは結婚できませんが。これを読んでいて思ったのですが、これは男性が女性に対しての理想を言った言葉なのですよね。では、女性に対して、こういう言い返し方ができるのかどうか? 「私、カッコいいひとが好きなの」 「そんなにカッコいいやつがいいなら、キムタクと結婚しろよ!」 「できればそうしてるよ!」 「…」
「私、お金持ちが好きなの」 「じゃあ、ビル・ゲイツと結婚しろよ」 「それもいいかもね」 「…」
そうなんですよねえ、まさかキャッシュディスペンサーと結婚しろともいえないし。こういうところをみると、やはり男性の理想って、容姿のなかでも特定のパーツに対するこだわりが強いみたいです。人間以外の動物に置き換えられるような。 むしろ女性は、全体像とか社会的な側面に対する理想を持っている人がおおいみたいですね。カッコいい!っていうのは、実際、かなり抽象的な概念ですし。 まあ、背が高いほうがいいっていうくらいは、「キリンと結婚すれば」というくらいは言い返せるかもしれないけれど。 しかし、胸なんてあんまり大きすぎるのも考えものだと思うのですが、いろんな意味で。 でも、ほんとに胸フェチな人は、「ホルスタインと結婚できるなら、とっくにそうしてるよ!」とか言い返したりするのかなあ。
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