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2002年05月12日(日)
2002年5月12日。

読売新聞の記事より抜粋。

【北朝鮮がホームステイ受け入れ

 北朝鮮が、平壌市内でのホームステイを組み込んだ日本からのツアーを受け入れることになり、注目を集めている。外国人観光客の行動が制約され、市民との自由接触も不可能な同国のホームステイ開放は極めて異例。厳しい経済情勢の中、新たな外貨獲得源として観光を重視する北朝鮮の姿勢の表れといえそうだ。
 ホームステイは平壌市内の近代的なアパートで行われる計画で、当局は、市民の人選や家の下見などを進めている。選ばれるのは生活レベルの高い「模範家庭」とみられる。北朝鮮当局は、家族との夕食など、交流の意向も伝えてきているという。ただ、北朝鮮では「観光収入のうまみより、開放による体制への衝撃とリスクが重視されている」(関係筋)のが現実で、一般市民生活の実情と触れ合うのは難しいとの見方も根強い。

 6月20―23日、同23―27日の2コースあり、価格は15万9000円―16万9000円。】

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北朝鮮への「ホームステイ」。タイトルだけみると、高校生が一ヶ月くらい、北朝鮮の家庭で生活するのか?と思っていたんですが、そこまで濃密なものではないみたいですね。「家族との夕食などの交流の意向も」って、一緒にご飯食べたりするのが「ホームステイ」なんじゃないのかなあ、要するに、臨時の民宿ということなんでしょうか。
しかし、生活レベルが高いのが「模範家庭」ということなのですが、そういう発想は、まるっきり資本主義的なのではないでしょうか。むしろ、貧乏でも文句ひとつ言わずに働くひとのほうが「模範的」なのではないかと思われるのですが。
いずれにしても、日本人の大部分にとってはこのホームステイって、「話のタネ」以外の何の意味もなさそうな気がします。
だからといって、高校生が長期滞在して、いろいろ「教育」されても困ったことにはなりそうだけど。