初日 最新 目次 MAIL HOME


活字中毒R。
じっぽ
MAIL
HOME

My追加

2002年04月24日(水)
2002年4月24日。

ZDNetの記事より抜粋。

【ネット人口,中国が日本を抜いて世界第2位に

Nielsen//NetRatingsが22日に発表した調査報告によると,家庭からインターネットにアクセスする人の数で,中国は今や,米国に次ぐ世界第2位の座にあるという。アジア太平洋地域では日本を抜いて首位だ。Nielsenの報告によると,今年第1四半期現在のインターネット人口は,世界第1位の米国が1億6600万人,第2位の中国が5660万人,第3位の日本が5130万人。その後をドイツと英国が追っている。中国のインターネット普及率はまだ5%程度。普及率が25%に拡大した場合,2億5600万の中国人がインターネットにアクセスすることになる。Nielsenは,中国のインターネット人口は月々5〜6%の割合で増えているという同国政府の報告を引き合いに出し,「普及率は,ものの2〜3年で25%に至るだろう」としている。】

〜〜〜〜〜〜〜
この記事、「日本がインターネット人口で世界3位に転落」という見出しでYahooに出ていました。僕が思ったのは、そうか、日本は2位だったのか…で、どこに抜かれたんだろう、イギリス、ドイツ、いや、ネットのインフラが進みまくっている韓国ということもありうるな…というようなことだったんですが、実は、中国のネット人口が急速に増えてきてるんですね。
確かに、あれだけ広くて人口の多い国だから、実際のネット人口では、あっという間に上位になっちゃうんでしょうね。
しかし、そのことよりも、日本が2番目、今でも世界で3番目のネット人口を有する国だということ、僕ははじめて知りました。印象としては、アメリカは別格としても、欧州などは、日本よりももっとネット人口が多いのかと思ってた。まあ、各国の人口という母集団の違いといえば、それまでなのですが。とにかく「日本は遅れている!」という声ばかりを耳にしてきたものですから。
電話料金の高さやネットインフラの整備の遅れなどを抱えながらも、いつのまにかこんなにネットワーク化されている日本人は、けっこうすごいのかもしれないと、逆に感動してしまいました。
しかし、アメリカはともかくとして、明らかにコンピューター処理には不向きな「漢字」という言語を持つ東洋の2つの国が、ネット人口の上位を占めているというのは、まさに東洋の神秘なのかもしれません。
だって、「変換」しなくていいんだよ、英語圏の人たちは。