初日 最新 目次 MAIL HOME


活字中毒R。
じっぽ
MAIL
HOME

My追加

2002年04月23日(火)
2002年4月23日。

阿川佐和子著「おいしいおしゃべり」(幻冬舎文庫)より抜粋。

【大人と呼ばれるようになって、かれこれ20年近くもたとうとしているが、いまだにひとりでレストランに入ることができない。レストランどころか、喫茶店に入るのすら躊躇する。】

〜〜〜〜〜〜〜
 外食する、映画を観る、買い物をする。どこまでひとりでできますか?僕は、外食はラーメン屋やファーストフードは大丈夫ですが、ファミレスはひとりでは入れないなあ。居酒屋は、何度か行ったことはありますが話し相手がいないと呑むピッチがやたらと速くなって危険。映画は、ひとりで観にいったことは、2回しかない。買い物は、本屋とかCD屋は平気ですが、洋服を買いに行くとなると、よっぽど切羽詰ってなければ同行者が欲しい。
 男性の場合、洒落たレストランはともかくとして、まあ食べ物屋はあんまり問題なく、映画や買い物はひとりじゃちょっと…というパターンが多いようです。
 一方、女性の場合には、名画座にひとりで行ったり、服選びはひとりのほうが集中できるという意見をよく耳にする一方、食べ物屋は「ちょっと怖くて入りにくい」ところがあるようです。
ただ、これは人口20万人くらいの地方都市の状況であって、都会には違うライフスタイルがあると推察されますが。
 なんでこんなことを書いているかというと、僕の後輩(女性)が外での仕事の帰りにあまりにお腹が空いていて、近くのラーメン屋で「ラーメン・チャーハンセット」という極量の昼食をカウンターでひとりで食べたという話を聞いたからなのです。
 男は…女は…というより、個性と生活環境の問題なのかもしれませんね。
僕はひとりでラーメン・チャーハンを食べに行ける人のほうが、どちらかというと好きですけど。
だいたい、ラーメン屋では、すごく高い服を店員に薦められることもないし、試着もしなくていいし、なによりも、まず話しかけられない。
ああそうか、その「話しかけられない雰囲気」が苦手な人もいるのかな。

「ひとりでカラオケに行ける人」これだけは、どう考えても理解不能なのですが。