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2002年03月25日(月)
2002年3月25日。

日曜日のラジオ番組より。

2年間の遠距離恋愛の彼(同級生)がいるにもかかわらず、職場の人(3つ年上)ともつきあうことになってしまい、「どっちも好きで、選べない。私はどうしたらいいんでしょうか?」というリスナーの悩みに、番組のゲストだったYUKI(元JUDY AND MARY)が答えて。

「そんなの選べないんなら、今選ぶ必要ないじゃん。このまま2人とつきあっていくべきです。ずっと2人とつきあってれば、そのうち自然になんらかの結論が出るんだから。」

〜〜〜〜〜〜〜
なるほど。確かに世の中、期限を決めて選ばなければならないこってありますよね。たとえば、志望校をどこにするか、とか。今日の夕ご飯をどうするか。なんてこと。
でも、すべての選択を今すぐにしなくてもいいわけで。よく、宗教団体の信者勧誘の手段として、「入信して永遠の楽園に行くか、信じないで地獄の業火に焼かれるか」という2者択一をさせるというのがあるのですが、これなども、「入信もしないし、地獄になんか行かない」という、ごくごく常識的な選択肢が、さもないかのように思い込ませてしまうわけです。
で、どちらかを選ばなくてはいけない!と思い込んでいる相談者に、「今、選ばなくてもいいんじゃない、というか、ふたまた、という選択肢もあるよ。とYUKIさんは述べているんですね。
ちなみに、彼女は、「私も同じような経験をしてて、3年くらいどっちか選べなかった」と言ってました。男のほうも気付けよ、という感じですが。
確かに、いずれは結論が出ること、ではありますが、どっちの男にも愛想を尽かされないことを祈ります。

しかし、こういう相談って、実は本人は「そんな厳しい選択を迫られて、困ってる私」をアピールしたいだけだったりします。相談されて「二股はよくないよ」「不倫はよくないよ」なんて答えたら「そんなのわかってるわよ!」と一喝。なら相談するなよ、って感じ。
この「とりあえず結論が自然に出るまでこのまま続けてみたら」というのは、使えるなあ、ほんとに。