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2002年03月18日(月)
2002年3月18日。

村上龍「eメールの達人になる」(集英社新書)より抜粋。

【エクスクラメーションマーク「!」も、()と同じで、可能ならば使わない方がいい。
「本当にありがとうございます!」
10、20代の女の子だったらかわいいかもしれない。だがひんぱんに使わないほうがいい。わたしは、小説やエッセイでもめったに使うことはない。】

〜〜〜〜〜〜〜
ちょっとドキッとします。僕は、30歳男性ですから、もちろん顔文字なんかは使いません。読む側からすると、顔文字だらけのメールをいただくと、それだけで、自分ひとりで盛り上がっている相手の姿をイメージして、引いてしまいます。たとえば、コンサート会場でオープニングの一曲目から踊り狂っているひとを観るような気分。
まあ、ひとつやふたつなら、別にどうってことはないのですが。
この人、顔文字を書きたいからメール書いてるんじゃないか?って思う人、たまにいませんか?

それにしても「!」というのは、意外な盲点、ですね。
確かに、こうして他人が書いたものをみてみると
「ありがとうございます!」の「!」って、蛇足というか、かえって嘘っぽい印象を与えるような気がします。
ほんとに喜んでるんだったら、「!」じゃなくて文脈でわかってもらえればいいんでしょうし、それが文章力のみせどころなんだろうけれど。
「!」ばっかりの文章って、書き手がズイズイとにじり寄ってくるような感じがして、思わずよけたくなってしまいます。
まあ、親しい人に対しては問題にならないところなんでしょうが、
僕も自分のサイトで文章を書くときには気をつけようと思います!

って、やっぱり、なんとなくわざとらしい感じがしませんか?

あっ、ひょっとして、この「?」もですか。