|
|
2002年03月11日(月) ■ |
|
2002年3月11日。 |
|
「Yahooニュース」より抜粋。
鈴木衆院議員が11日の証人喚問の中で、社民党の辻元清美政審会長(41)の追及に激高し、声を張り上げて反論した。
辻元氏は鈴木氏の関与が指摘されているケニアのソンドゥ・ミリウ水力発電事業について、鈴木氏を追及した。「99年のケニア訪問で初めて名前を知った」と証言した鈴木氏に、辻元氏は「99年以前に3回ケニアを訪問し、大統領にも会っている。99年以前に話が出たはず」と詰め寄り、鈴木氏が事業内容を知っていたはずと指摘した。
さらに「あなたのお母さんは私と同じキヨミさんと承っております。お母さんに答えるように正直に、包み隠さずお答えください」「何が『忘れた』ですか。ど忘れ禁止法を適用したいくらいだ」と挑発しつつ質問を展開。鈴木氏の顔は次第にこわばり始め「覚えていない」「はっきりしない」と繰り返した。
辻元氏が「どうしてうそをつくのか。あなたは『疑惑のデパート』と言われているが『疑惑の総合商社』だ!」と鈴木氏を指さして攻撃した瞬間、鈴木氏がキレた。
「うそつきという発言は撤回してもらいたい!」と激高。しかし、辻元氏は引かず「答弁をごまかしている。自分がかかわったことが分かるとやばいことがあるから、否定せざるを得ないことが明らかになった」と述べて質問を終了した。この時点で喚問の時間は終わった。
〜〜〜〜〜〜〜 こういうのが、ディベートのテクニックなんでしょうか? だとしたら、なんだかどうしようもないなあ、という気がします。 確かに、鈴木宗男氏は、「ウソツキ」かもしれないし、かなり悪いことをしてそうな雰囲気。 でも、ひどすぎませんか、辻元さんという人は。だいたい「お母さんがキヨミさんだからといって、なんであんたにそんなことを言われなければならないの?」ってそりゃ、鈴木宗男氏じゃなくても思いますよ。この人が自分のお母さんだったら厭だなあ、と心底感じましたよ、僕は。 鈴木さんは、けっこう悪いことをやっているようですが、お母さんは多分彼のことを信じてると思います。親って、そういうものであってもらいたい。 まだ、立てこもり犯に「おまえのお母さんは泣いているぞ!」っていうほうが理解できるような気はします。
そういえば、大橋巨泉氏が議員をやめたときの記者会見中に、わざとらしくカメラの前に登場して「一緒にやりましょうよ〜」と泣き落としていたのもゾッとするものがありました。巨泉もいいかげんな人だなあ…と思っていたけれど、こんな奴らにかかわってたら、辞めたくなるのも至極当然と逆に納得。
怒らせるのはたぶん、ひとつのテクニックなんでしょう。それはそれでわからなくもない。観てる僕まで腹立ったくらいだから。でも、僕は辻元さんが大嫌いです。目立ちたいだけで生徒会に立候補するクラスのリーダーを勝手に自覚してる人みたい。
「お母さんには包み隠さず何でも話す」と本気で思っているとしたら、親としての資質も決定的に欠落してる。彼女自身は、そういう子供だったんでしょうか?
あの、僕は鈴木宗男さんを応援しているわけではないので、念のため。 ただ、こういう品位と理性と常識に欠けるような証人喚問に、うんざりしてしまっただけです。
|
|