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2002年02月06日(水)
2002年2月6日。

村上龍「eメールの達人になる」集英社新書より抜粋。

【(eメールで)意外と親切なのは、返信の必要がないことを明記したものだ。事務的な内容であれば、「ご連絡まで」「ご報告まで」というようなあいさつ文で結ばれていると、「返信不要」に近いニュアンスになる。「このメールに関する限り返信は不要です」わたしはよくそう書く。レスポンスそのものが相手の時間を割く、という前提に立つと、「無視してもいい」と明記するのは受け手にとってはありがたいことだ。】

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著者が、「eメールの使い方、書き方」についてのノウハウを書いた本。
ただし、あくまでも仕事用のメールの書き方であって、これを読んでもメル友が増えることは無いと思われます。
で、上記の文なんですが、僕もメールのやりとりはけっこう多いので、「果たして、これは返事をするべきメールなのか?」もしくは、「自分でこのメールのやりとりを断ち切っていいものだろうか?」と思うことは多々あります。
まあ、どちらかが止めておかないと、無限ループになってしまうわけなんですが。

「〜を教えてください」「それは〜です」「ありがとうございました」「どういたしまして」「これからもよろしくおねがいします」(以下略)
確かに、「返信不要」と書くと助かることは多いんじゃないかと思います。
ただ、自分から書くと、なんとなく「もう送ってくるな」みたいなニュアンスにとられてしまうケースも多いんじゃないかな。

僕も、たまに使います「返信不要」。
携帯メールの場合がほとんどですが。
携帯メールはとくに、無限ループにおちいりやすいので。
返信がこないと、ホッとするときなんてないですか?
忙しそうな相手には、かえって喜ばれるんじゃないでしょうか?

ただし、この本自体は、村上龍じゃない人間にとっては、「それはちょっとどうかなあ…」と思われるところが多いのも事実なのですが。
結局、eメールの受け取られ方も「人柄」に左右される部分が大きいということで。