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2002年01月29日(火)
2002年1月29日。

「婦人画報」叶恭子インタビュー
「私は、愛のカタマリです」。

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病室のベッドの上で、チラッと見かけた本の見出し。僕がこの世でもっとも胡散臭いと思う人種は「愛について語る人」だ。「愛してる」という言葉自体は、恋人同士での会話なら、かろうじてセーフだと思われるが、「愛というものは…」とか政治は「愛」だと公言するようなタイプの人間は、まったく信用ならない。

じゃあ、愛ってなんだ?と聞けば、「思いやり」なんていいだす。
そんなら最初から「思いやり」「譲り合いの心」でいいじゃないか。
この「愛」トークが好きなひとは、「男と言うものは…」とか「女って…」みたいな決めつけ論が好きな人に多いです。そんなの口説きトークにしか使えんよ。

ちなみに、こうやって「愛」を語る人は、すべからく「自己愛」が強いです。
そう、一番愛してるのは、「自分」なんですね。

「愛って、よくわからないけど、傷つく感じが素敵」
薬師丸ひろ子の懐かしい歌。