お気に入り・選抜映画感想日記
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 ニューオーリンズ・トライアル

ジョン・キューザック ジーン・ハックマン  ダスティン・ホフマン

大手銃製造メーカーと、「銃」被害者家族の裁判。決め手は陪審員達。
彼らをあやつる陪審コンサルタント・・・表決を操ろうとする一人の陪審員・・



頭脳プレイと言うか、心理作戦というか、
操ろうとする人たちの、技がおもしろいです。

可も無く不可もなく、って作品ですが、役者がいいので、うれしい1本でした。

キューザック!!うはははは〜
可愛いお顔で、シビアな目つきするのが、素敵!
スタイルいいし。( ̄皿 ̄)うしししし♪
小技が効く感じが好きです。<セレンデビティから、好きになりました。>

ジーンハックマンも、渋い。紳士!
高級スーツがお似合いでした。

久々の、ダスティン・ホフマンも嬉しかった!
でも、年取ると、ほんとしわしわで・・。
彼は、ますます、「善人」のお顔になってきたなぁ〜と。
「渋い」とか「すごみ」のある役は似合わないだろうな・・とか。

歳食ってからは、アルパチーノの方が、役の幅や、存在感がでかい気がしました。
この2人、若い頃から、似ていてるな・・・と思っていたもんで
ちょっと、比較しちゃいます。

最後のシーンの、ニコ〜!は、よかったです。



2004年01月17日(土)



 王様の漢方

渡辺篤志  他  日本・中国映画

借金だらけの主人公が、漢方で眼が治ったことに感動して、医師の居る山奥へと、日本からの「漢方団体旅行」を企画する。



日本人役者も、中国人役者も、渡辺篤志以外、超マイナー系。
大根役者多数。<日本人に限るけど・・>

映画としては、???・・・・・・・・・・。
感動のドラマ!!と言うには、「チャチイ!」しつっこむところがありすぎ。
コメディー!ってわりには、笑うシーンがなさすぎ。

でも、おもしろかった。(〃∇〃)エヘ

どうも、渡辺篤志を見ていると、これは、ドラマじゃなくて、
テレビの旅行番組にしか見えないかったんですけど・・
役とかではなくて、レポーターが中国を案内してるみたいで、それがよかったのかもしれない。(*⌒д⌒*)アハ

万里の長城の景色とか、すごーーく綺麗なんだもん。
壮大な景色!!!すがすがしかったよ〜〜。
薬膳料理のシーンなんかも、食べ物番組みたいで、楽しめた〜。
京劇シーンもあるし〜
「わーー!!さらば我が愛だぁ〜」なんて見ていて喜んだりして。
ミーハ―的に北京の旅を満喫でした!
漢方や武術のお勉強も、広告の見だし程度はお勉強できたし〜!

しかも、ノーマン・リーダスが、漢方医師の弟子役ででいたのだ!!
おお!!!感動!!
役名も、「ノーマン」なんだけど、まるで、「素」で、ほんとうに漢方が好きで
修行してるみたいな「彼」でした。

ほんと、作品自体、どーーてことないへぼ映画なんだけど、
いろんな意味で、おもしろかったです。




2004年01月18日(日)



 ロード・オブ・ザ・リング<2つの塔>


いやぁ〜〜〜!!

スミアゴル!!

これに限る!!!

楽して吹き替えで、観たのだけど、よかったわ。(*⌒д⌒*)アハ

スミアゴル

あの、大軍は、迫力あったし見てて気持ちよかったなぁ〜

「ヒーロー」の、矢がびゅん!びゅん!とか
「ハムナプトラ2」の、あれ・・なんだっけ・・ザリガニみたいな
怪獣、あれの大軍もすごかったけど、

コンピューターって、すごいなぁ〜!!


とにかくスミアゴル!!です。
奴が見たいから、次回作品も観よーーーーーっと。

前回よりも、面白かったです。
スミアゴルがいたから。


2004年01月20日(火)



 ラブ・アクチュアリー

ヒュ−・グランド  コリン・ファース ローラ・リニ− アラン・リックマン 
他大勢

いろんな人達の、いろんな「ラブ」♪


とにかく、キャストがいっぱいで、いろんエピソードが盛り沢山!
ごっちゃ詰め!
クリスマスツリーの周りには、いろんなプレゼントがいーーーっぱい!!
ごちゃごちゃ〜ってイメージで、
わくわく、楽しいぞ〜!!って映画でした。

そうなんです。バレンタインディに、公開映画なのですが、
お話は、クリスマス色、1色!
なんで、クリスマスシーズンに公開しなかったのだろう・・と、不思議に思いました・・。

どの、キャラも主役で、エピソードも、公平に、同じ分量で描かれているのが
オモシロイかも。
19個の、ドラマがあるそうなんだけど、ほんとに19個あったかは
数えてないからわかんない。(・_・?)ワカラン
今、思い出しても12個はあったな・・。(。・・。)(。. .。)ウン

沢山の、ドラマを
みごとに、「まとめあげた」脚本・演出には、感心!感心!あっぱれでした。

笑えるし、泣けるし・・
私は、ぼろぼろ泣きました。
せつないシーンがいろいろあるんですよ・・(ノ_-。)ウゥ・・・

久々に、心温まる、作品です!!結構、お気に入り!

ヒュ−の、「おやじダンス」
ローラ・リニ−の、「よろこびの雄叫び」
笑い所も、ドンピシャ!はづしません。

ただ、ヒュ−が英国首相で、ビリー・ボブ・ソーントンがアメリカ大統領ってのは、ちょっと・・・乗れない設定かと。
もう少し、リアリティーのある職業にしてほしかった。

あと、じつは、微妙に、それぞれが、兄弟だったり変に関係を持たすのは
いらないんじゃないかな〜と。

まあ、もう、なんでもありで、繋げられる線はつなげてしまった感じなんだけどね
ない方がスッキリしたと思う。



2004年01月25日(日)



 幸せな孤独

ラブラブの、カップル。
突然の事故で、「彼」は、半身不髄になってしまう・・そして加害者である「妻」の夫と、「彼女」は、不倫の関係になってしまうのだった・
・。

なんか、音楽といい、画面の演出といい、主演女優のルックスといい
あまり好きなタイプの作品でなかったなぁ・・・と、思いながら見ていましたが
どうなるの??最後は??と、気がつくと、しっかり惹きこまれて見ていました。

もちろんただの「不倫」映画ではないのですが、「不倫の恋」に降りまわされる
この夫のうきうき姿や、妻へのいいわけが、実にリアルで、「いかにも!」
って感じでおもしろかったよ〜〜けけけ・・。

半身不髄になった「彼」の、絶望・毒づきも、なかなかリアル・・。

だだ、この彼女、いくら加害者に過失はない事故とは言え、
自分は眼の前の幸せが、壊されたにも関わらず、幸せ続行中の、加害者家族に
悪意もあっての「誘惑」って気がしちゃうのよね・・
だって、なんの苦悩もなしにあまりに、「夫」と、るんるんくっ付いちゃううんだもん・・。すごく、楽しそう・・・
「彼」の顔、ちらつかないのかしらね・・・。とか・・。

でも、このタイトルの意味あとで、よくわかった気がします。

半身不髄の「彼」を中心に、「幸せ」は、自己責任で、誰にすがるでもなく
一人で、築いていくのです。
誰かに、何かを望むものじゃない・・と。

しかしなぁ〜
「妻」が、夫が彼女に買って上げた「家具」について彼女に捨てセリフ言うんですよ・・
「お金は、自分ではらって!」

あれれれ〜〜!!
かっこわるいぞ〜!!いちを加害者なんだから、そんなこと持ち出すなよ〜・・
金持ち風なんだし、言うなよ〜そんなこと・・・。

深い意味のある映画なんだろうけど、あまり、好きじゃない作品でした。





2004年02月03日(火)



 インアメリカ


長男を失った、アイルランドのある家族。
悲しみからのがれるように、新天地アメリカに移住してくる・・ぱぱ・まま・
2人の姉妹の4人家族と、貧しいアパートに住む人の、愛のドラマ
「半落ち」鑑賞後、2本立てで見てしまいました〜

なんと、知識不足で、両作品とも、子供を失った家族の話で、
・・・「参った!!」・・・。これ、正直な気持ち。<苦笑>

2本は、ちょっとねぇ・・・・。

「期待」と、「期待してこけた」と言う情報だけは、あったでの、それなりの見方をしてしまいましたが、結果、子役2人の姉妹の、可愛さ!と、上手さ!ばかり印象に残ってしまった感じ。

ラスト「フレディにさよならして・・」の、セリフとぱぱさんには
場内、すすり泣きで、盛り上がり・・・。
もちろん、私も、泣きましたが  <涙>

しかし、キャスト・脚本・悪くはないのに、あまりインパクトないのが、
感想・・。

つーーのは、「半落ち」鑑賞後を、ひきづってたかしらかな・・・?
ってのは、わかりませんが、

きれいに、小さく、まとまりすぎた気のする作品です。

「期待」せづに、偶然見たなら、いい作品だった!
って思うかも??



2004年02月04日(水)



 半落ち

アルツハイマーに病んだ妻を、殺害した元警部の夫が自首してくる。メンツだけに焦点を当てる「県警」「法務省」・・
「正義」「事実」に葛藤する同組織内の人間や家族・マスコミ・・。
殺害後の謎の2日間を巡って、「生きる」をテーマに進む、サスペンス&人間ドラマ。


泣きました〜〜〜!!!<大滝涙>

<注・ネタばれ、ありありです。>
この夫婦には、急逝脊髄の病で、無くなった息子がいるのわけなんですが、
ラスト近くのシーンで、
「妻は、2度息子を失った・・1度は、病気で。2度目は、アルツ・・で・・」
みたいなセリフがあるんですよね・・「母親として息子を覚えてるうちに死にたい」と、妻が言ったとか・・。
もちろん、それも、共感するのですが、

私的には、1度子供を失う現実の中、やっと立ち直り現実を受け止めつつあった最中・・アルツ発症・・・。
息子は、「生きている!」との思ってしまう・・・
そして、そんな行動を取ってしまった後

わづかながら残っている正常なの意識が戻った時の現実
リアルな喪失感に改めて見舞われるなんて・・・・
それは、どんなにシンドイことだろう!
また襲ってくる「絶望」と、コントロールの聞かない自分の意識・・。
ぎゃぁ〜〜〜!!!!

それを、感じると、テシュペーパー3袋、完全使用<大涙>
泣けて・・泣けて・・泣けて・・・

あまりにも、身につまされすぎて、再起不能の、私でした・・。

なんて、散々大泣きしといて、なんなんですが・・
所々にキャチコピーみたいに出てくるセリフ
「なんのために生きているですか」「守りたい人はいませんか」
これにはどうなんでしょう???私は、しらけました・・。

それに、柴田恭平・・若いころから好きではないけど、歳食っても、同じ・・
声とか、いいんだけど・・やっぱ相変わらず芝居が「くさい」「しらじらしい」
伊藤剛志もねぇ〜「ダイコン!」・・吉岡秀隆、あの髪型どうにかならんかったの??・・
若い衆達!!!しらけんだよね〜・・
まあ、「好演」って評されるところなのだろうけど・・<私が、おばんすぎとか・>

それに引き換え樹木希林出てくると、ほっ・・とします!画面しまるよね。
石橋連次も、ますます素敵〜!!西田敏行も、まあ、あんなもんで。<笑>
しかも、今回久々の邦画で、うれしかったのは、植村弁護士役の、*村隼!!
<変換できないよ・・この字>
前から、気になっていたんだけど、今回はじめて顔と名前が一致!!
これは、もう、ファンです!!西田+柄本みたいなルックスなんだけど、
ぜーーーんでん、違う!!!上手い!!素敵〜!!!

おっと、長い文章になってしまった・・

肝心の、「話」だけど、個人的な事情・幸せを踏まえながら「正義」を貫くって
すごいことだな・・と。
県警の、相変わらずの「いやらしさ」・「うそ」にはほんと、嫌悪!嫌悪!
だけれども、それすら、身内の幸せにつながってるんだものね・・。
ある側面不正義は、別の側面正義なんだと・・あたりまえに再認識もあり
それでも、事実を追求しようとする姿には、あっぱれ。
そして、「うそ」をつき通す、「夫」にも、エール・・・。

でもね、どんなに可愛そうでも、
「間違い」は正すのが、ほんとうの「慈悲」なんだよね


ラスト、唐突に、若手検事側から、「魂がないなら、死んでもいいのですか!」
とのセリフには、個人的に、わなわなでした・・。

でもなぁ・・・こんな風な演出の中で、言ってほしくないな・・
あまりにも、「ださいじゃん」<役者も・・・けけけ>
実際、裁判官があんな感情的になる事あるのだろうか?・
いいセリフなのにぃ〜・・・・

ラストのラスト・・移植を受けた青年が、被告に「生きてください」と言うのも、
涙・・・でしたが・・

どんなに、理不尽でも、辛くても、「生きる」こと・・。

「生きる」と言う重大な意味のテーマ<ちがったりして??>なわりには
その辺の伝え方が、大雑把で、がさつな気がしました・・。

原作は、きっと、すごくいいんだろうなぁ〜と、
そんな気を、もりもりさせる映画でした。

おそらく、見る側によって、いろんな見方があるのだろう・・

どんなに、悲劇でも、つらくても・・・
それでも、「誰も命を、決められないのです・・」

あーーーーーーーーーーーーー!!
小僧が言うからねぁ〜
もっと、上手く言って!!!
あんたじゃ、だめ!!
<苦笑>

ちょっと、身につまされすぎの映画。

・・・・・・・・・・・・・<沈黙>

ちまたでは、極悪の少年犯罪が、ごろごろのさばっているし、
「死にたい人は死んでもいいのよ・・・」
なんて、思う人もいっぱいいそうで・・・怖い・・。

あんまり、いろいろ言うのよそーーー。
<って、言ってるよ!!っの!・・・汗>


原作、読もうかな・・・・。<ぼそ・・>



2004年02月05日(木)
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