お気に入り・選抜映画感想日記
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 ロゼッタ


監督リュック& ジャン=ピエール・ ダルデンヌ兄弟  エミリー・デュケンヌ
アルコールとsix依存の母と、キャンプ場の車中に住むロゼッタ・・。彼女の夢は「仕事」に就き、まっとうな生活をすること・
・・
カンヌパルムドール賞を取った作品。
ロゼッタの、でかい肩幅を揺らしながらと、「がし!がし!」と、長靴で歩く姿は
たくましいを超え、怖いぐらい・・・・。そしてそれが、とてつもなく、愛しく見えてくるのです・・
まだ、思春期の御嬢さんの年頃ぐらいなんだろうけど・・
若さゆえか、そのひたむきさと、純粋さに、まんままと、泣かされました・・(T△T)うぅ
眉間にシワぶーーーたれ顔の、ロゼッタが、もうい愛しくて・愛しくて・・
思い出すだけで、(T△T)うぅ(T△T)うぅ
そこいらに居る、調子こいた愛想のよい女の子なんて、
みんなすごーーく、「ばっちいぃ〜」・「不潔」!って感じ。
ロゼッタ〜〜!!私が抱きしめてあげるよ〜〜(T△T)うぅ
<きっと、投げ飛ばされるに違いない・・・。。。(o_ _)oドテッ>

「仕事」さえ、みつかれば、まっとうな生活ができると、必死で、職に就こうとします。
やっと、友達になった彼でさえ、殺そう・・としてしまう。
すべて、「職」につくための、人減らし・・という単純な理由なんですが、ハラハラ・(゚o゚;) ドキドキ…
そしてまた、泣けるのよ・・・・じーーーーんと。

映画は、ひたすら、淡々と、ロゼッタの、たくましく!貧しい日常を描いてます。
またこれが、すごくきっちりした子なんだよね〜。
だらしない親を背負いながらも・・・。

「やっぱぁ〜高校生は、お金かかるのよね〜」なんて言ってる、あほな日本の女子校生!!
この映画をご覧!!!!

ラスト、泣きじゃくるロゼッタの真っ赤な顔に、笑顔が見えます・・・
ここから、何か、希望がみえてきそう・・・。

すごい、ぷつ!と終わるラストシーンなのですが、悲劇を予感させながらも
あの笑顔と、なにかに?希望をもたせているようにも見えます・・。
と、言うか、そうあってほしい!!

久々の、「泣く」映画
☆☆☆☆




2003年12月09日(火)



 白い巨塔・・1話〜31話

白い巨塔
山崎豊子原作   田宮二郎  他・・。

一人の名外科医を中心に大学病院内の、欲望・野心・権力闘争を描いたTVドラマ。

ご存知、今、テレビ放映されている、唐沢<財前五郎>と江口<里見>・石坂<東教授>の、元となった
テレビドラマのDVD。1話〜31話<完>
たぶん、25年ぐらい前じゃないかな・・・。夢中で見た記憶はあるけど、ほとんど忘れていた・・( ̄_ ̄ i)タラー
今みてみると、演出の古さなど、いちまつの「ださい感」ないとは言えないけど、
なんの!なんの!!全然、今放映ドラマより、いいです!
丁寧・重み・深み・趣き・・・。グッド!

それに、役者は、やっぱりキャストが、だんぜん!!素敵!

田宮二郎演じる財前は、どこか、素直でかわいらしい動作があるし、根は純でまぬけな感じが出ていて
唐沢より、味がある。太地喜和子演じる愛人も、黒木より、包容力があり、人を食ったような笑い方が魅力的
ミステリアスで、「暗い」<これは役の生立ちからでたのだろう>感じもしみじみ出ている。
でも、まあ、黒木はいいとしても、

断然違うのは、東教授役の、石坂と中村伸郎

中村の、独特のセリフ回しは、見ていて教授の威厳と、優しさ・そして、男のクソ意地・陰険さが
びんびん伝わる!石坂は、???なんかまじめにやれよ!って・・・どうしたの??変!
奥方役も、リメイク版では、あれじゃなんだか「ばか」すぎ〜〜
チープ!!どっかの団地のおしゃべりおばさんじゃん!東恵美子演じる奥方は
そりゃーーーもーーひどい傲慢ないやな女、こんな奴居るか?と思うぐらい?
でも、ちゃんと説得力があるのよね。その桁はづれの傲慢さは圧巻!衣装の和服もよし。
夫の東教授も、常に「口をつつしみなさい」とか、イライラしてるんだけど・・
決して喧嘩にはならない、超越した絆がありそうな夫婦を好演。

その他うさんくさい、医師会・教授人の面々は、金子信夫・小沢栄太郎・小松方正・渡辺文雄・加藤嘉・
戸浦六宏みんな迫力あるのよね〜。
病理の大河原教授の加藤嘉なんて、本物の学者かと言うぐらいはまり役!
野坂教授の小松もいかにもうさんくさくてはまり。鵜飼部長の東野も、ピッタリ!
医局員の河原崎長一郎をはじめ、医局の面々もすごくいい。
最後まで、本気で、財前に惚れこんでいた、佃役と安西役の、
河原崎と伊東のしょぼい顔とヤクザ顔のとのコンビは面白いし、
後半、心変わりしていく、金井役の清水も、さらりとその心中を演じてなかなかよい。

それになんといっても、柳原役の高橋長英のみごとなこと!
あの、うじうじ、うじうじ、苦悶苦悩して居る様子がまさに、素敵なのよね〜(*⌒д⌒*)アハ
もう、あの表情みているだけで、にやにやしちゃう・・。
かなり男っぱく、力入ってる様子が、ただうじうじしてるだけじゃないのよ〜(o^-^o) いひっ
伊藤はこれからどう演じるのだろう???
なんだか、ぼけーーーとしていて、柳原の苦悩を演じられるのかな〜・・
まあ、楽しみでもあります。

あと、ダントツに、山本学演じる里見助教授のいいこと!いいこと!
すがすがしいわ!いい人だわ!いい人すぎ!!
すてきーーーーーーーーーーーーー!(((( *≧∇)ノノノキャーッ♪
セリフが全然いい!今やあまり聞かなくなった、丁寧語を常に使っている。
ほんとに、すがすがしいんです!
兄役の、岡田英二もまたいい。
江口もがんばってるけどね・・・・ちがうんだなぁ〜
里見教授・・・彼は、正義感だけで、財前のことは、認めているし、
特別にいやな感情をもってないのよね・・
素直に「おめでとう!財前くん!」と、教授就任を礼儀正しく祝うのよね・・。
ちがうんだぁ〜・・・今のとは・・
なんか今のだと、財前に対する、友情とか、敬意が感じられないし、
軽いよ〜〜・・。

国平弁護士役には、児玉清!!これがまた歯切れがよくて最高!!
「パネルクイズ〜アタック!25!」の、あの児玉ですよ!!最高!
この人出てくると、画面が、締まるのよね!!
今回、及川はどう演じるのだろう??<及川光博って知らないのよね・・(*⌒д⌒*)アハ>

小枝子役、里見の妻役は、今のでも、違和感ないんだよね〜
もちろん、島田陽子・村上は、とでも当たり役ですが。
いや〜すんごく綺麗です。島田陽子。きっぱり。

なんにせよ、演出なのか、そのころのテレビドラマってみんなそうだったのか?
セリフが、ハッキリ!きっぱり、演技そのものが、多少臭ささはあったとしても
「誠実」なのよね・・。
と言うか、たぶん人間そのものが、もっと大人びていたんだと思う。
その当時の医者は、「まじ〜?」とか言う言葉は使わなかっただろうし、
医者そのものに、威厳もあった。
言葉使い・・がすごく今風で、気になりますよ。。
特に、里美・・山本の里美の言葉はほんとーーーーーーーに、綺麗で、
涙がでてきますよ〜〜。(T△T)うぅ
全体的に、セリフがいいし、大事にしているんだよね。言葉を!
今のは、時代に合わせて、設定とかもうまく変えているんだけど、
それは、いいとしても、
どうも、チープな感じがするのよね〜
田宮版はセリフや演技に奥があった。
やっぱ、だめじゃ〜!今のは・・・。
愛人と奥さんが一緒に酒のんだり・・張り合ったり・・
ケイコは、そんな女じゃないし、奥方<生田悦子>も、全然違うのに・・。

でも、今テレビ見ている現役の子が、田宮の白い・・を見たら
こっちの方が、てんで、臭くて、チープにみえるんだろうかね〜
いやぁ〜「時代」をつくづく感じました。

今や、大学病院の外来で、教授に起立して挨拶する患者もそういないし、
<大体、知らないよ・・誰が教授か>
実際は、ドラマのように封建的でも、一応は、すべて関係がフレンドリーだものね・・
みんな、のぺーーーと、平等社会になったからでしょうか?
田宮の白い・・では、看護婦なんかも、医師となれなれしく話せないのよね・・
事実今でも、国立系の大学病院だと、看護婦の対する差別あるらしい・・
東夫人が、おもむろに「看護婦なんかと付き合ってるなんて、お嫁に行けなくなります!」
なんて言うぐらい・・。(*⌒д⌒*)アハ」

とにかく、
セリフに重みがない・・。人間関係に緊張感が見えない。

なんか、人間関係の書き方が安っぽいなぁ〜

ま、原作読んでないから、なんとも言えないけど、
とにかく、わたしは、今見ても、
田宮版の、白い巨塔の方が、「活き」て見えました。(。・・。)(。. .。)ウン



2003年12月10日(水)



 ブルースオールマイティー

正月も終わり、この年末年始の専業主婦+娘+夫といつも一緒!の生活から脱出!!・・<疲れたよ〜・・>
予定外の時間ができたので、いざ!!映画館へ〜!!突進!!
発作のように電車に飛び乗ったのでした〜!

って・・・この日記の日付とはちがう日の出来事なんだけどさ・・

これ、消せないのかな??
日付ってわたしには、あんま関係ないんだけど・・・いらないな・・日付。
で、この日記張も、はじめて体験なので、
いろいろぶちぶち言ってます。(*⌒д⌒*)アハm

本題に戻ります<苦笑>

時間が合うのが、ブルース・・・しかなかったので、観たのですが・・
(^Q^)/"ギャハハ

オモシロイじゃんかぁ〜
ジム・キャリーって食わず嫌いだったのですが、いいじゃない〜
なんだかんだ言っても、みてて笑えるよあの「顔芸」「顔技」。

しょーーもない男が、神さまに、全能を与えられる・・と言う
使いふるされたネタなんだけど、テンポもいいし、音楽もいい。

もう始まっている時間で、ε=ε=εε(ノT0T)ノ !で、駆込んだ私のお顔も<眉間に皺>
観ているうちに、・・にや〜〜・・だら〜〜・・がはは!!!
疲れた身体も、だらぁ〜〜・・あは〜・・リラックス〜〜

オモシロイじゃんよ〜〜!!この映画!!(^Q^)/"ギャハハ

で、新年幕開けには、観るには最高でした。

モーガンフリーマンも、相変わらずよかったし。

コメディーっていいわぁ〜
今年は、コメディ攻めしようか〜。

と思いつつ、一番観たかった「息子のまなざし」見に行こう・・
と、決意して劇場を出たのであった。
<時間が合わなくて観られなかったのでした>




2004年01月08日(木)



 息子のまなざし

公式サイト・・・http://www.bitters.co.jp/musuko/

「ロゼッタ」の監督の作品。
かなり、期待して観ました・・。

どーーも、頭が「ブルースオールマイティー」抜けきらづ、肩鼓ってしまった。

独特のカメラワークで、画面が揺れ動くのも、くらくら来てしまい
しっかり眼をすえる気力も萎え、
半場斜に眺め見る結果になってしまった( ̄_ ̄ i)タラー

主な登場人物は、3人ポッキリ!セリフも以上に少なめ、音楽はなし。
映像がそんな綺麗ってわけでもないので、かったるかった。ってのはある。

ラストも、ロゼッタと同様、希望をもたせながらも、ぶち!!とぶちぎれカットで終わるし・・。もの足りないと言うか・・・うーーーん・・・。

でも、さすが、なぜか、じわーーーーーーーとくるものがあるのよね。
観終わってから・・・じわじわと・・・。

肝心のお話なのですが、子供<かなり幼いみたい>を殺された父親が、犯人である出所した少年に出会う・・・って話し。

説明があまりないので、不明確なことが多いんだけど、この父は、この事件を機に
妻とは離婚してるみたい。理由は、どーも、仕事を変えたこともあるみたいで、
弟とやっていた材木所をやめて、少年更正のための職業訓練所で、木工を教えてるんだけど、そこに犯人の少年が、来るわけ。
たぶん、この日を予感して[待ちうけ]ていたんだと思うのですが・・・。

この父親の、「行動」・「動き」そのものがメインの映画なんです。
あたふた・そわそわしながら、少年を「追う」のです・・・。
単に、復讐〜!!!するわけではないのですよ・・
もちろんそんな、気分もあるのかもしれないけど。
少年のことが知りたくて、知りたくて・・・・・
葛藤に満ちたまなざしで、少年を「見」ていくのです・・(T△T)うぅ

いくら、犯人でも、最後に息子に関わった人だし、理不尽であるけど、
憎しみや、怒りと同じぐらい、知りたい・・近寄りたい・・ってあると思うんだよね。その辺の、気持ちが、じーーーーーーーんとくるのです・・。

少年を見る「まなざし」は、息子を見る「まなざし」なのです・・。

また、この少年役が、どんぴしゃ!当たり役。
ふてぶてしいけど、なんか、幼くて・・
よくいる「不良」そのものなんですよ。顔つきも・・(*⌒д⌒*)アハ
おみごと!名演技??

「人が死んだから・・・」
ってセリフにあるように、事件当時11歳だった少年は、たかがカーラジオ盗むために、不意に殺してしまったんだよね・・・息子を。

「反省してるのか!!」のセリフに、「5年も、居れ<少年院>ば反省するよ・」
って、まったく今時の不良のリアルなセリフ・・。
うまいなぁ〜  このセリフ!とか思いましたよ・・。

未成熟で、まったく、いい子でないところが、よかった。この少年!
少年がこの先生<父>に対する気持ちってのもあるんだけど、
くどくなく、それなりに描かれているのがまたいいです。
なんたって、メインは、この「父の気持ち」1本!の、映画だと思うので・・。

ラスト、おれは、「おまえの殺した子供はおれの息子だ!」
と言うと、あわてて逃げだすんだけど、
「怖がらなくていいよ!!」と叫んで、追う父親が、わたしには、泣けるんです・・。
どうにも、こうにも、せつなくて・・・。

この父様、哀しすぎ・・・。

そんな父の態度が
息子の対するおおきな愛情を、ひしと感じさせるのです。

いっそう、少年を、めったくそに殴ってしまえばいいのに・・・
と、何度思ったことか・・。(*⌒д⌒*)アハ

しかし、その後があるとしたら、この2人は、いい関係を築いたとして
はたして、それでこの父親は幸せになれるのかな・・・?
愛せるのかな・・。この少年を・・・。
「受け入れることから愛が生まれる・・」みたいな宣伝コーピーがあるけれど、
「ロゼッタ」といい、何かが始まるんだろけど・・・
なんだか、お父さんが、心配・・。

この監督は、ほんと、せつない作品お好きよね〜〜。

セリフが少ない分だけ、どのセリフも後になって印象に残ります。

家で、床に横になり、必死で腹筋する父親のシーンが、なんとも・・。
そりゃ〜腹筋したくなるだろうよ〜・・。
私も、よくふと、腹筋します。(^◇^)ケッケッケ...
私が感じるに、「闘争的な溜息」・・とでも言いましょうか・・・(*⌒д⌒*)アハ

観終えて時間が経つほどに、いろいろシーンが思い浮かばれます。

やっぱ、成功かな・・監督さん??



2004年01月09日(金)



 ライアー ライアー

ジム・キャリー主演

がはははぁ〜〜!!
とにかく、笑うしかないでしょ〜!!

嘘つき弁護士のジムが、いつも約束をすっぽかしてばかりいる息子に
「ぱぱが1日ウソがつけなくなりますように・・」と願を掛かられて
みごとに、1日ウソが付けず、法廷・会社で、悶絶!するお話。

ジムの顔芸、ひとり芝居、もがく姿がとにかく笑えます!
あはは〜〜
「ばかみてぇ〜〜・・」あははははは!!!
でも、オモシロイ・・・(^Q^)/"ギャハハ

なんだか、ジェりー・ルイスをはじめてみた時の感じかなぁ〜
「底抜け・・」シリーズ・・。

やっぱ、ジムってすごいわぁ〜と、思いつつ、
わりと燃えない私・・。
もう、ジムの作品はこれでうちきりにしよ〜〜。(*⌒д⌒*)アハ
たぶん、みんなこんな感じかと思うから。

だって、ブレンダン・フレイザンの方がオモシロイし
セクシーなんだもん!
ジムも、もっと、躍ればいいのになぁ〜

ジム見てたら、とてもブレンダンが観たくなってしまったんだゎ〜(o^-^o) いひっ

ジャングルジョージ2借りてこよ〜と!



2004年01月10日(土)



 ジャック ザ・リッパ―

ジェームス・スペイダー主演

切り裂きジャクの犯人にされ、殺された医師の、双子の弟が真犯人を追う
サスペンス。

見逃していた、好き?か嫌いか?とにかく気になるスペーダーの作品。
「祭り!」の時には見逃していたので、最高に期待した1本!

注・・・「祭り」とは、好きな俳優の作品を一挙に漁り、観まくること。

期待するな!と念を押されていたのに、・・・
やっぱ・・・
オモシロイジャー―――――――――ン!!
<私にはそんな予感してましたv( ̄∇ ̄)ニヤ>

だって、スペーダー、いいんだもん!
彼の作品の中では、絶対高水準!!
なにが?って、「彼」が。

まづ、痩せていて、あご、ほほが、すっきり!
しかも、あのセコイ!臭い!演技がすっきり!!
催眠術で、一人芝居するところ、「上手いジャン・・・」
誉めちゃうよ・・。はじめて誉めるかも・・。

双子の2役も、自然だし、・・・いいんだわ〜!2役とも。

たしかに、音楽なんて、最低の最低・・。
何年前??ひるメロかぁ〜〜!!アダルトビデオかぁ〜
って感じ・・。
でも、私、火曜サスペンスの再放送、嫌いでないし・・(*⌒д⌒*)アハ

楽しめた映画です!

って、たしかにC級ではありますよ・・。
でも、金かけてないし、キャストもなんだかわかんないし・・
それなりでしょう!十分に!
これで、「大作!」なんてウソついてるわけでなし。

「めぐりあう時間」観るより、私には、満足の時間だったのです。

やっぱ、「変」かもね・・私のシュミ・・。(*⌒д⌒*)アハ
( ̄_ ̄ i)タラー

2004年01月11日(日)



 ミスティク・リバー

ショーン・ベン ティム・ロス ケビン・ベーコン主演

ジョン・デイブ・ショーン。近所のあそび仲間の3人・・。軽いいたづらから、警官と名乗る変質者にデイブだけが誘拐・監禁されてしまう。
4日後、必死の思い出逃げてきた彼は
この事件後重いトラウマを背負うことになってしまう。
その後、苦い経験をそれぞれ心しまいながらも、疎遠になる3人。

20年後あまりたって、ジョンの、娘が殺される・・
刑事となったショーン、犯人に疑われるデイブ、皮肉にも3人はまた関わり会うことになる・・・。サスペンスドラマ&人間ドラマ



思ったより「重い」感じはなかったです。
なんとなく、平坦な映画だなぁ〜・・と感じながらも、飽きることなく
引きこまれました。
嫌いな、ベンもたいして鼻につくことなく、それどころか、「やっぱ、上手いは・・」と感心したりして・・(*⌒д⌒*)アハ
やたら力の入ってる演技ですが、それなりに評価できました。
3人ともさすが名優!よかったです。

観終えたあと、重い感じ・・ではなく、怒り爆発した私!!ヾ(>_<)ノ"ギャ-
「なんで、犯人のジョンを逮捕しないんだぁ〜!!ショーン!
おまえは、刑事だろ〜!!取り調べしろ!!」
ラストシーンのパレ―ドでの、あの余裕な態度はなんなんだ!
デイブがあまりに、あまりに可愛そうすぎるではないか!!ヾ(>_<)ノ"ギャ-

このラスト数十分のシーンは、いたたまれない!
あの、ベンの妻は、なんなんだぁ〜!
あのセリフが作品の意図するところなんだろうが、ちょっと、説明的すぎて
唐突な気もする・・
いったいなにを、言い出すと思えば・・(・_・) エ?
信じられない!!!あの一連のセリフ!!ゲッ!Σ(・ω・;|||ゲッ!Σ(・ω・;|||

と、いいつつ、すべてあのパレードのシーンのみに感情移入してしまう私です。
だいたい、私、常日頃から、あのベンの妻みたいな女が、許せない!!!
タイプなんですよん!
あれを、「強い」と言うのですかね〜欺瞞と見栄に充ち満ちた最低の女!
今どきの多いと思うのですよね。あのタイプ!
ベンは、まだいいのよ・・ただ愚かなだけでさ・・。
<おそらく、あの後、殺人をひつづって暗い人生歩のでしょう・・。>

夫を信じきれづに、「犯人かもしれない・・」なんて言うティムの妻の方が
まだわかる気がするのです。「ばかよね、自分の夫を信じられないなんて」
と、屁!みたいにベン妻は言いますが、なに様なんだ!おめえは!
殺人止められないおめえは、ばかどころか、人間じゃねーーぞ!ヾ(-_- )ノ θ マワシゲリッ!

ティム妻がばかなのは、刑事にでなく、ベンに言ってしまうこと。
でも、しかたあるまい・・ベンに気があるんだから。(*⌒д⌒*)アハ
その辺は、たしかにあわれですよね・・まあ、あんな神経症の夫ではしかたあるまいが、彼女は、「強い男」を求めていたんでしょう・・・。
ベン妻とは、従兄弟関係だそうなので、なんとなく紹介かなんかで結婚してしまったのかしらね〜ティムと・・。
こーゆー、あいまいな人間が、ベン家族みたいのに、餌食にされるのよね〜
私は、負けないぞ!!<かなり、個人的転移してます・・(*⌒д⌒*)アハ>

あーーーーーーー!やだ!あのベン妻!

でも・・でもです。
ラストシーンのあのうなだれた自信なさそうな可愛いティム息子・・
あの哀れな、こ汚いかーーちゃん!
(T△T)うぅ(T△T)うぅ・・。

子供にとってどっちのかーちゃんがいいかって言えば、ベン妻なんでしょうね・・
まったく子育てってエゴなのよね・・と。
おそろしいぃ〜〜・・・・。( ̄_ ̄ i)タラー

最近「勝ち組み・負け組み」とかよく聞きますが、
そんな映画かも・・。
まあ、河の流れのごとく・・運命は所詮、自己責任なんですよね。
ベン夫婦も、これからいろいろあるでしょうよ・・v( ̄∇ ̄)ニヤ
と、怨念をこめて。祈ったりして・・<苦笑>

ティム!!河からゾンビになって這い上げれ!!

どーーも、単純に個人的に怒りだけが残ってしまう映画です。( ̄_ ̄ i)タラーw
人間ドラマとして、おもしろい映画なのですが・・。

役柄も、本人も、「いつも強引」なベンも、今回は当たり!(*⌒д⌒*)アハ

ケビンの役はおいしいです。(・ -)−☆
あの無言の携帯電話、なんとも素敵。(⌒^⌒)bうふっ

でもさ〜捕まえろよ!!ベンを〜〜!!

↑こればっかり!<苦笑>

2004年01月12日(月)
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