お気に入り・選抜映画感想日記
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 マルホラント・ドライブ&グリーン・マイル


ってことで、両方とも、ビデオで観ていた、お気にいりの2本ですが、
たまたま、テレビで放映したので、再見しました面白いは・・・。やっぱ<笑>


☆「マルホ・・」
ナオミ・ワッツ、ほんと、可愛いし、色っぽいし、
あの、口ひんまげるところが、またまた素敵。
「21グラム」はもう、必見だなぁ〜

リンチの「ロストハイウェイ」が元ネタらしいけど、
初めてみてときは、こっちの作品未見だったから、よくわかんなかったけど
比べると、洗練されていて、ほんとに面白い・・。

うまく、作ったよな・・・。
訳解からない、ストーリーなのに、ぐんぐん引き込んでいく・・。

☆グリーン・マイル
よく観てみたら、看守の一人は、「リトル・ダンサー」の父役の人?
<ちがうか・・??>
もう一人は、「25時」でノートンのお友達をやったクリス似の人<確信>
所長は、LAコンフィデンシャルの、警部じゃん<うはぁ〜♪>

あと、チビの看守と、老人の看守・・・

みんなすごいいいんだよねぇ〜

しかし、こんないかげんな言いようで、いいのかぁ・・??
役者の名前ぐらい、覚えろ!!ってか・・>自分。

まあ、いいのです。「一人あそび」なので。。けけけ。

はじめて観た時は、以外に「エソテ」な話なので、どぎも抜かれて
細かいところは、見れなかったけど・・・

これまた、すごーーーーーーーーーーーーく、
深い映画だよね。。。

生と死・・・・。

ファンタスティクな部分と、「現実」な部分が、上手く折り重なっている
映画。

死刑のシーンなど、刑務所生活を細かくリアルに撮っているので、「エソ」な部分が絵空事で終わっていない・・。

ラストの「ねづみちゃん」初めて観たときは、「なくてもいいシーン・・」
ぐらいに思ったけど、なんのなんの・・よかったです。

愛を利用して悪いことをする人がいる・・・。

これ、ほんと、最悪よね。超むかつく!!

「感動」って言葉が、ぴったりくる映画です。



2004年05月27日(木)



 サンセット大通り

ビリー・ワイルダー監督  ウイリアム・ホーデン

一世を風靡したハリウッド女優の、悲惨な結末・・。


「悲惨な結末」だなんて、はじめから書いちゃうぐらい、
超わかりやすい、ありがちな、落ちぶれ女優の話です。

そして・・超ーーーーーーーーーー恐い!!
これは、ホラー映画です。<きっぱり>

白黒だからか??
まじ、この「女優」が恐い。
スターへの執着・妄想・・・・・。

山岸涼子の恐い漫画です。この作品は。
それぐらい、漫画チックに<恐い>短刀直入作品。

恐い!恐い!恐い!!<淀川風に・・>

顔が恐いんです。まじまじまじ〜!!


しっかし。
デビュー作の監督が、その後初めての・・のちに、忠実な執事
って、この3段論法が、すごい設定だ!!
いいなぁ〜〜・・・<超笑>

だからこそ、恐い!!!

こわーーーーーーーーーい映画です。

2004年05月11日(火)



 パーティー☆モンスター

マコーレー・カルキン  セス・グリーン

田舎でいじめられっ子だった男の子2人がNYのクラブで、ディスコ帝王!になるのだが・・・・同時に麻薬に犯され、殺人事件まで犯してしまう・・
青春ドラマ〜♪


予告編で、80年代のユーロビート音楽がんがんに、
魅せられ、見るぞ!!〜と、気合を入れた1本!

で、観てみると・・・
音楽の方は、じつはたいして「ノリノリ♪&ガンガン」ではなかったけど、
ヘビー<麻薬中毒&殺人>なドラマを汗臭くなく、ノリよく描いていました。

主人公である2人の若者が、おかま?ホモ?・・?ゲイ・・?
ま、そんな2人なんだけど、とにかく、衣装の面白いことったら
ないわ〜〜!!欽ちゃんの仮装大会なんて、目じゃない!!<笑>
衣装みてるだけで、爆笑もんでした!!がはははは〜〜

それに、配役の2人。マコ−レーと、セス。
これがまた、名演技!!??よかったぁ〜〜
マコ−レーの、甘ったれたマスクと、わがままぶり、おまかぶりが
セクシーで、花丸!
そして、セスの怪演!踊りも、花丸!!
彼は、オースティン・パワーで、見かけていたけど、こんなに
すばらしい、俳優とは、今回初めて、認識しました。<納得>
コメディアンなのかしらぁ・・??
シリアスも、出来そう・・。これから、要チェクです。

その他、脇役の、クラブのオーナーや、ばかたれども=クラブキッズの面々も、さりげなくリアルで、楽しいのです。


未熟で、自己顕示欲ばかり際立った、ぐらぐらで、不安定な「バカ」<若者>を、
うまく重くならづに、描いたなぁ〜と・・。

麻薬でぼろぼろとか、はちゃめちゃな人格って、見ていると、しんどくなったり
嫌悪してしまう傾向のあるまじめな自分<おばさん>なんだけど・・
大丈夫でしたぁ〜<笑>

寂しいマコ−レーちゃんに、うるうるきたり、せつなさもあり・・

まさに、青春映画なんですよ〜〜♪よかったです。

やっぱり、2人の役者が、いいんだと思います。
主人公に感情移入したり、まじめに見ちゃうと、かなりハードな作品なんだけど、
なんせ、コメディコンビみたいなキャラなもんで、さらっと、見れます

薬中コンビで言うと、ジョニデと、ベニに「ラスベガスをぶっとばせ」
を思い出しますが、あっちより、笑えるよ。うしし♪
それに、可愛いもん♪こっちの方が。

2004年05月10日(月)



 死ぬまでにしたい10のこと

17歳で、子供を産み、貧しいながらも幸せな家族を営み、24歳で、ガンになった若き母さんの「死ぬまでにしたい10のこと」

タイトルが「いかにも」で、大衆に興味をそそりそう<笑>・
でも、独特な雰囲気のある作品。好きなタイプかも・・・?
なにげに、魅入ってしまった・・。

淡々としいてます。。主人公のキャラも作品自体も・・・。

スーパーのシーンで、主人公以外みんな踊ったりして。ミュージカルか?<笑>
一際、主人公の「孤独」が際立つシーンでした・・。

この母さん、とにかく、強いのよね。
さくさくして・・。そこがお涙頂戴風でなく感動もん。

人間一人で生まれて一人で死んでいくってよく言うけれど、
ほんに、「孤独」さが、作品中に蔓延していて、「クール〜」な感じが
「魅せられた」原因かも・・?

死を目の前にして、とても「世界」を、「自分」を観照しています。この主人公・・
それの冷静さが、かえって見る側に、「リアル」と「重み」を感じさせます・・

私は、同じ状況なら何をするだろう??って考えたけど、月並みに
「申し送り」と、「その後よろしく」みたいなことしかないわ・・。
特に会いたい人もいないし・・。会いたい人にはいつもあってるしね<笑>

>>夫以外の男と付き合いたい。
なんて、あははは〜「元気だな〜」とか思っちゃた♪
最後の最後まで、自分を人生を楽しんでいるところが、また「ク〜ル」
「かっこいいなぁ〜」とか思いました。


それにしても、いくら映画とは言え、母親の後釜は、隣に引越ししてくるし、彼はすぐ見つかるし、うまく行き過ぎ・あは〜
死んだ気になれば、なんでもできる!ってこのことか???<笑>

未来さえこねくり考えなければ、どんなことでも可能なのよね・・

期待してませんでしたが、わりと気にいってしまった作品でした。



2004年05月05日(水)



 北京ヴァイオリン

北京ヴァイオリン
チェン・カイコ−監督

ヴァイオリンの演奏者として成功させたい父親が、親子で田舎から、なけなしの金を持って北京に上京してくる・・。



噂では、聞いていましたが・・感動!!
涙。涙。涙〜〜〜。

ヴィオリンの音楽がすごくいいのと、
演奏とラストシーンの追い込みが、迫力満点!
どどどぉーーーーんと、涙を溢れさせます。

とにかくラスト、駅のシーンは、息子のおいたちの回想もまじえて、
「やったね!」おみごとでした。って感じ。

この田舎者の父親だけど、一見、いかにも中国人風で、慇懃無礼、
息子の成功なためなら、なりふり構わず、媚を売る
単なる「ステージパパ」かと思えば、
いやいやいや・・違うんだこれが。
今さら、ネタばれってことでもないけど<もう旧作ですので>
実は、息子は捨て子で、所持品であるヴァイオリンから、
「もしかしてこの子は、音楽家の子どかも・・?」
と言う、使命感もあっての行動。
こんなに息子を愛していながらも、義父として謙虚さも持ち合わせているんだなぁ
・・彼は。
とにかく、いい親父さんなんですよ。
やたらに、金を受け取らない「清さ」「尊厳」も持ち合わせていて
かたくなに、息子の幸せをいつも考えているわけさ。。<涙>

この辺の、事情が、うまーーーく、配役・演出・セリフにさりげなく現されていて
なかなか「上手い作品」です。

脇役の、あこがれの「派手なねーちゃん&その彼氏」・「おちぶれた音楽家」
「ライバルの生意気な女の子」・「音楽院の教授」も、
ドラマの中で、すべて「活きてます」。
脚本がいいんだろうね・・。

主演の男の子も、さりげなく・素人っぽくてよいでした。

ルックスで言えば、派手なねーちゃんの、彼氏がいいなぁ〜<笑>
若い頃の、浜田光男みたいで・・あははは♪

父子愛のドラマなんだけど、音楽や芸術は、競うものでも、
観客を征服するものでもなく、「愛」なんだぁ〜なんてしみじみ
思いましたわ。

それにしても結末は・・・
主人公は、演奏家になれるのかな〜
才能あるのにもったいない・・コンクールは?・・とか、
欲得計算高い私は気になります。あはは〜

田舎で、親父とおちぶれ先生と仲良く、演奏家してればいいんだけど・・。

最近、ビデオでヒットがなかったので、
久々の、秀作でした

私は満足♪



2004年05月04日(火)



 俺達は天使じゃない

ロバート・デニーロ  ショ−ン・ペン  デミ・ムーア

刑務所を脱走してきた「どたばたコンビ」。
たどり着いた街で、神父に間違われ、そのまま成りすましてしまう・・
コメディ♪


「デミ」と、「ペン」だなんて、気にいらない2人なんだけど、<笑>
デミのあばずれかげんも、ペンの煮切れない演技も、よかった。
と、誉めたくなった作品。

デニーロの、全然神父らしくない、粗野な脱走犯役も、さることながら
<上手いよなぁ・・。デニーロ。品のない下卑なちゃいいチンピラの感じがすごーーくよかった。>

とにかくペンが、「可愛い」とか「いい男だな」なんて、思ったのは
これが初めてです。<笑>
あんなに、毛嫌いしてたのに。<苦笑>

金髪がいいのか?? 若いからいいのか??<爆>
刈り上げ頭が、色っぽかったりして
とにかく、見直した。あははは〜

ペン、可愛かった♪

2004年05月03日(月)
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