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オオカミ

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2004年05月20日(木)
言葉の使い分け

自分はここの所
ある部活仲間の相談に乗っている
その人に
自分自身を成長させたいから
おかしい思ったことは単刀直入に
厳しく言って欲しいといわれ


それを実行すると
又別の人に言いすぎだといわれた



本人が望んだからそうしているだけで
自分が好きでやっているわけではないのに
あえてその言葉をえらんでいるのに
それについて責められた


自分は基本的に人の望むことは
出来ることならば実行するようにしているが
望まれたことをやることで
他の人に反感を買うこともある




そういう時は事情を説明して
わかってもらおうとするのだけれども

それでも嫌なものは嫌だという人もいる

相手が望むのだから仕方ないと
割り切れずそれでも自分が嫌だからと
言う人もいる




そういう場合は昔の自分なら
悪役を演じてでも望むことに答えていたのだが
人のために悪役を演じても自分に得が無いのだ


また、誰かに
反感を買っていることがわかっていて
物事をするというのは至極つかれる




それに誰か個人の声に答えることで
別の人の声を潰してしまったのでは
話にならない

団体で求められるのは協調だ
誰かの意見を潰すわけにはいかない

なにより、他人の考えを
安易にはねつけたくない



そう考えた自分は
言葉の使い方を代えることにした
何も結果を出すために
一つのやり方でやらなければ
ならないわけではないはずだ


二人の意見を取り込んで
別のやり方をやってみればいい


少し面倒くさいかもしれないが


誰かを傷つけるよりは…
面倒くさく無くていいのだから


今日の一口<正しさを貫き通すのは簡単だ 受け入れることの方が難しい>


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2004年05月19日(水)
開放感

久方ぶりに家に帰り
開放感を覚える

自分のペースで自分のしたいことが出来る
こんなに嬉しいことは無い


管理された生活でかごの中の鳥のように
建物の中に閉じ込められ
外気に触れることさえなかったのだ

健康な人に病棟生活で一歩も外に出れなくなったとすると
何が一番辛いかと聞いたとき

普通は人に会えないことが辛いとか
食事制限されるのが辛いとか

そういった事柄を挙げるだろう


だけれども、自分にとって一番辛かったのは
外気に触れることが出来なかったこと
風を感じることもできなかったことだった


普段一番当たり前なことが
気にもしていないようなことが出来なくなると
初めてその価値がわかる

当たり前にしてきたことほど
また、いましていることほど
大切なことなのだろう

良いことにしても悪いことにしても
きっと

それならば、自分を向き合うときも
一つの事柄とかでなくてもいいのではないか

当たり前だと今考えていることほど
自分にとって大事なのだとしたら

そこを見つめなおすことが大切な気がする


当たり前の価値観を見直し
またとらわれないことで視野を広げる

実はこれは以前から頭の中にあって
試みてきた物事ではあるが

理屈で考えるのではなく
直感でそれが理解できたのは

今回が初めてだったのだ

物事の本質をつかめたような感覚


そんなことを考えて、少し嬉しく思った

決して無駄な入院生活ではない
意味の無い事ではなかった

抑圧されていたことで当たり前の自分の生活を見つめなおし
今、抑圧からの開放感から
又一つのことに気が付くことができたのだから



今日の一口<どれだけ辛いと思ってもどれだけの絶望があっても決して無駄なものは無い>


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