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■ メリークリスマス
私があばらに損傷受けて、試合断念して、 次男が道内試合の1年男子で優勝して、 先週の日曜日に長男が2級に昇級しました。
どんどんどんどん、子ども達は前進していて頼もしい限りです。
私はと言うと、その間、稽古もままならず、復帰したらしたで自分の立場のズレに戸惑い、自分の背負っていたつもりの責任感は支部長から見ればたいしたモンではなく、頼られていたと思っていた気持ちもただの思い上がりで、.............。 結局、支部の使用時間制限で一般の稽古が出来なくなってしまった今となっては、私は支部にいる必要もなくなってしまったわけです。
自分の稽古としていつでも支部に出て良いとは言って下さったものの、子ども達と一緒に、時には初級の子を見て下さいと言われたあの言葉は、私が考えていた以上の重みはなかったと。
頼られていたことに、ただただ嬉しくて、張り切って、生き甲斐の様に楽しかったのに、ただそれだけでしんどくても空手に行けてたのに、1人でもできますから、と言われた時の寂しさったら、そりゃないです。 私くらいの級は、もう本部へ行って稽古しないと、って。 良い機会ですから、って。 もっと早く言ってくれよって感じですが、どっちにしても私は支部に居る必要がなくなってしまった。
この1,2ヶ月、手の平をウラ返した様に空手に行けなくなってしまった。 怪我が治ったらすべて元通りになると思ってガマンしていたけど、結局何がどうなったのか、私の居場所はなくなってしまいました。 支部長と話をしたけど、うまく話せなくて、ただ泣けて来て、頼られていたと思い込んでいた頃が幸せだったと、事実、うまく楽しく稽古し続けてたのに、と、失望。
でも、子ども達はどんどん前進していき、空手への意気込みが強くなって、支部からは避けられない状態で、ムリに笑顔をつくっている自分がしんどくて。
年明けから、私は本部で稽古することになりました。 実際、本部での稽古が私に良いのはわかってましたが、今まで支部長が強く進めてくれなかってので行けなかったのもあるんですが、まだその時期でもないのかなと。
ただ、子ども達と一緒に、子ども達の成長を共に泣いて笑って見て来た支部での空手が出来ないことに、ひどく脱力してしまったと言うか、すでに空手自体もどうでも良くなってしまったと言うか、.........それでもうちの子は空手の話をするから苦い顔はできずに.....しんどい。
日記にも何も書けず、ただ日常の、学校の役員の用事やクリスマスの用意や、正月の買い出しや友達とランチしたり、そんな生活をして空手のことは心の奥底で渦巻きながら沈めていました。
長男の昇級の時、本部の先生が私に声をかけて下さり、本部で試合に出た(あばらにヒビ入ってても試合に出た彼女)が、決勝まで行って体重判定で負けたけど、2位でしたよ、と笑いながら話していた時、支部のことが瞬く間にどこかへ消えていたのが、救い。 「今度、こちらの女子部のある時に、稽古に来させて頂きます」 「あ!どうぞどうぞ!」 パッと笑顔で迎えて下さる先生と本部の仲間に、少しずつでも早くなじむのが当面の私の楽しみにでもなるような、そんな予感がした瞬間でした。
支部だけに固執しているかのような自分の心根も本心まだまだ拭えないです。 だって、5年目に入って初めての失恋の様な、なんつーか、必要とされない、手放された寂しさっつーか、ホントこの年になってもまだこんな思いをするとは思いませんでしたが、本部に行ける喜びも無くはなく、やっぱり空手というものにもまだ未練がある様子の自分に少しホッとしてみたり。
どっちみち、あと数年空手ができたら良いや、という感じの年齢だから、本部でやれるだけしごかれてみるのも良いかもと、そう思うわけです。 ただ、1日のうち、チクリと心が痛くなるのはしばらく続きそう。
どれだけ空手が、支部が私の支えになっていたかなんて、誰に話してもわかってもらえないけど、でも、空手を続けて行く私の背中を押してくれる友達や家族がいる限りは、甘えて続けてもいいかなと。 本部の稽古は平日で夜間遅くなるのに、旦那や子どもは「行っといで」と許してくれる。 「でも、たまには支部にも来るやろ?」 見上げて無邪気に聞いて来る次男に、支部長の「支部の生徒であることは変わりありません、自分の稽古で参加するのはもちろん、お手伝いしてくれるのは大歓迎です」という言葉が浮かび、「うん、行くで」と返事を返しました。
でも、以前の様に支部とのいわゆる蜜月の関係ではなくなっているのは......肌で感じています。 先生からの信頼感を疑うこと無く、支部で楽しく稽古をしていた様には、もう私自身できなくなってしまった。 この言いようのない寂しさと切なさは必ずしもすべて言葉にできない。
だから日記にも何も書けなくなってしまっていました。
今、少し気持ちが前を向いたのかなと、自分で不思議と思う訳です。
メリークリスマス。 誰もが幸せでありますように、なんてムリか。 でも、私が傷ついたのと同時に、支部長にも迷惑をかけてしまった。
とにかく、はやく吹っ切りたい。 吹っ切って空手の稽古をそれぞれの場所で一生懸命にしていくことこそが、すべての解決になる様な気がする。
メリークリスマス。
強くなろう。
2008年12月24日(水)
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