恋愛日記



 画。

死んだように生きてますー。

ちなみにHOMEから絵板を繋げました。

人様のサイトでちょこちょこ描かせてもらったヤツとかをUPしてますがな。

腐女子傾向かなりあるのでご注意くださいー。

2006年11月27日(月)



 異。

あなたも見えない痛みを
ずっと
抱えていたんだね。

俯かないで
あなたを一人にしないから。

愛してるよ、昌也。



普通とはちょっと違うとか思う人は
少なからずみんな個性を持ってるんだと思う。
短所ばかり見えるのは、勿論自分だけで周りの人からは十分に良い所が見えていることに気付いて欲しい。
我儘だって、自分の意見を何も言えずにいるよりは充分いいし、周りの目を気にするのは社会に関心がある証拠。人間関係を円滑に進めようと頑張っている彼だから。
客観的に見てもらわないとわからないよね。
不安だよね。

何度でも言うよ、そんなあなたが好きだって。
もしあなたが自分に諦めても、あたしはずっと味方だよ。

2006年11月21日(火)



 重。





ごめんね、あたし重いかな。
あなた、潰れてしまうかな。





あたしの涙で溺れて、
グラスから愛が溢れて、
縋った腕に痣が付いてしまうようだったら、
捨てていいよって
言えない。






心の底で捨てないでって願いながら
強がる振りもできないよ。
情けなくてもいい。












絶対離さないから。
そう言ってくれるたびに、
ドロドロの気持ちが昇華されていく。

2006年11月17日(金)



 虹。

ひとつ、嘘はつかない
ひとつ、浮気はしない
ひとつ、相手の嫌がることをしない


「多分、俺はまゆと結婚するから。宜しく」


愛しいこの気持ちを、どうしたら伝えられるだろう。
側にいると、日溜まりの中溶け込んでいくようで
涙さえも、その跡から虹が浮かびそうで。
とても心穏やかになれる。

きっと何度言っても足りない。
どう表現しても近づかない。
溢れる思いは、言わないでおこう。

だから聞いて。
あたしの心を。


2006年11月15日(水)



 PEM

「誰かあたしを食べてくれればいいのに」
 隣にいた雅治は一瞬目を丸くして、そして瞳の奥で薄く笑った。弧を描く唇が艶めかしい。
 いや、あたしそんなつもりで言ったんじゃあないんですけど。
 海洋生物の食物連鎖を映し出した映画のシーンは、蒼い水中の気泡が飛び散る中、無残に、でも冷徹なほど美しく映える濃紅で埋め尽くされた。
 例えばあたしが魚だったら、あの巨体から逃げられただろうか、否。
 プランクトンが魚に食べられ、魚が撚り大きな生物に食べられ、色んな経緯を辿って私達が食すように、あたしも誰かに食べられてしまえばいいのに。
「なんで人間が食物連鎖の頂点にいるんでしょう…」
「不毛な考えを巡らすのはやめんしゃい」
「そうだけどー」
「お前は、俺が頭の天辺から爪先まで残らず食ってやるけぇ」
 そういうなり、雅治はあたしの旋毛にキスを落とした。それはそっと触れるような柔らかいもので、段々と目蓋に落ち、鼻筋や、頬を伝い、首筋に辿り着いた時、歯を立てて噛み付かれた。
 舌先を尖らせて鎖骨をなぞり、首や肩の皮膚が薄くてあたしが感じやすいところを甘噛みする。顔にかかる痛んでパサついた雅治の髪から香るフレグランスが厭に扇情的で、どうにも困った。
 全く。今の視界はテレビから漏れる薄暗い光と、灰黄緑に光る線状の細かい筋ばかりだ。
 あたしが雅治で満たされれば満たされるほど、駄目になっていくことをこの男は知っているんだろうか。確信犯としか思えない。この詐欺師め。


2006年11月13日(月)



 一箇月。

記念日です。
男の人が記念日を大切にしてくれるのってなんだか
くすぐったい。
真白い鳥毛で柔らかく肌を撫でられているような。

緩やかな幸せ。

あたし:最短3日 最長1年
彼  :最短半日 最長半年
そんなカップルが迎える
1箇月目って特別なんです。


驚くくらい自然に、彼がいる日常を過ごしていて、
瞬く間に半身ともいえるべき親密な存在になった。

それは時が止まっているようで
一日一日、刻は過ぎていくのに
時間の流れなど感じさせない程
気付けばいつも隣に貴方がいた

他の人が知らないような貴方を見て
誰に言えるでもないあたしを見せて

二人でいるときだけが蜜月なの
掃除をして洗濯をして料理して
テレビを見て歌を歌ってそして
何をしていない時すらも貴方の
側にいれることだけがあたしは
こんなにも幸せだっていうこと

粗雑な仕草や倦怠な態度を出しても
怒るのも嫉妬するのも、厭わないよ

それがあたしで貴方で、二人一緒にいるということ。
だから心置きなくあたしは在りの侭の自分を出せる。


これが愛というのなら、
今まであたしは何も知らなかった。
恋愛ごっこでしかなかった。

これからもよろしくね。

2006年11月10日(金)



 MofM

.......................あの女性(ヒト)には、俺がいないとあかんねや。



 月がビロードの闇の頂を照らす頃、薄いレースのカーテン越しに覗く景色は、とても味気ないものだ。
 隣で華奢な肢体をシーツに包み静かな寝息を立て、常に自らの心の臓を締め付けて止まない彼女に比べれば、外の肌を刺す寒さや凍て切った夜空に浮かぶ輝く星も、煌々と光る金色のまあるい月さえ思考の外に追いやられる。
 窓を鳴らす風の音も、木々のざわめきもいらない。彼女がいれば、それが俺の景色であり、全てなのだ。
 俺だけが知っていればいいと思う。眠りに落ちる寸前の僅かな瞬間に頬を伝う一筋の涙とか、はにかんだ笑顔や薬指のサイズに至るまで、誰にも知られたくない。

 そう言ったら失笑された。


2006年11月09日(木)



 嘆。

何で、欲しい言葉をくれるのが寛なんだろう。
辞めていいって、肯定してくれる、安心する言葉をくれるのが貴方なんだろう。

それはきっと、何を言っても
もう自分の負担にならないから。

あたしの想いを汲み取って、一番したがっていることを言葉にするだけで、
その後に選んだ選択は、自分にとって影響のないことだから。

そう考えたら涙が出た。
あたしが怖がっている事は寛にわからないけれど、
逃げたがっていることはわかるだろう。

手を貸してくれることはあっても、手をとってくれることはないんだね。
それは付き合ってた頃もそうだった。

確かにあたしも、寛も、違う人間だから違う人生を生きて、生きるわけだけど
それが重なって、お互い一緒になることを考えていなかったから
その言葉が出たのかな。



昌也君の言葉を呑んで
行動に移すのは、何をするにも勇気が要って
あたしはその度に足が竦んで立ち止まりそうになるけど

励まして、叱って、泣かせてくれる胸があるから
歩んでいける。

それは本当に苦しくて、辛くて、痛い茨の道だけど








頑張れる自分を見つけられるの。

2006年11月06日(月)



 新しい愛

いろんな人を好きになって、
愛しいとか、
好きだなんて思ってきたけど、

本当に愛してる人には、
その気持ちを言葉にすることが
恥ずかしくて出来るわけがないって、

初めて思った。



一緒に寝て、起きて、仕事行って
それが毎日続けば良いのに。



彼はあたしが死にたがっているのを知っている。
俺より先に死ぬなと言う。
けどその後に、
俺が死んだら後追いしそうだなと笑う。
繋いだ手に力が入った。
うん。
そうだよ。

あたしが鬱なのを知っている。
怒って、叱って、励ましてくれて
それが押し付けがましくない。
うっとおしくて切捨てることもない。
許容した上で物を言ってくれるそのスタンスが、
あたしの病気から逃げずに向き合ってくれるその姿勢が、
泣きそうになるくらい
とてつもなく
嬉しい。

彼の側にいると、
何かに怯えることはない。
確かな温もりと、絶対的な安心感をくれる。


「     」


言えない言葉を、
微笑みに変える。

2006年11月04日(土)
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