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2002年04月30日(火)
キスして。

久し振りに友達とお酒を飲みに行き騒いできました。

ずっとお酒は控えていたのですが。


何故かと言えば

寂しさが増すから。
人肌が恋しくなるから。

余計に彼に逢いたくなるから。


お酒が廻り 顔が火照り 体が火照り 脳まで麻痺し始め
思考回路がおかしくなる頃 思うのは彼の事。

歌って笑って騒いでいるけど

彼が恋しくてたまらなかった。


彼がよく口ずさむ歌をうたいやがる奴がいたので
そっこーマイクを奪い取り歌った。
男性の歌なので声は上手く出ず歌えてなかったと思うが
他人に歌われたくなかったのだ。



この薄い唇を彼の唇で覆って頂きたい。
色気のない唇を再び赤く染めて頂きたい。

そして
彼にさわって貰うため綺麗にしているこの髪をなでて頂きたい。


今すぐ。




2002年04月27日(土)
金魚事件。

昨日は久し振りに電話で話しました。

前日、喧嘩の末とりあえずは落ち着いたものの
またしても言いたいことの半分も言えず丸め込まれたアタクシは
どーにも気持がおさまらないままいたのですが
久し振りに声を聞き 
電話ではやさしい彼にうっとり甘えんぼ

なんてするわけもなく

フザケンナヨテメー
アタシハシニカケタンダ
オボエテロー

なとど脅し口調でラブでした。





だってさ




まさか 



毎日毎日金魚金魚って
おめーのあたまん中は水槽にでもなっちゃったんじゃねーか?
もしかして横にふるとチャッポンチャッポン音して
耳から金魚とびだすんじゃねーか?
なんてさー
そんで
「あなたのあたまんなかにあたしが入る余地はなさそーね。
泳ぐ練習でもしとくわ」
なんて言葉で彼が切れて別れた


なんて。

しゃれになんないわ。

だれにも言えないわよそんなこと。





しょうがないので仲直り。
プライドも少しはあるし。








ここんとこ電話もろくにできなくて
メールもままならなくて
イライラしてました。


ゴメンナサイ。




つか




金魚でおこんなよ。







2002年04月25日(木)
そして現在。

ココロ落ち着きましたね。

なんだしらないけど
すぅーっと引いていきました。

寝て寝て寝まくるとよいみたいです。


夏ごろまでまってて。

なんていってたのに

えーっと4月の20頃がよいです。
などとほざいたので
へー4月って夏なのかー。
なんていわれちゃいましたけど。
それでも嬉しくてようやく元の自分にもどったようで

数日過ごしておりましたが
なんとか調整すると言う彼の返事が
いつまでもはっきりせず
おかしーなー・・・・・・。
なんておもってたら案の定予定がはいってしまい
敢え無く没となりました。
簡単にかきましたが 
もちろんいざこざがないわけがなく
お互いぶち切れ
んじゃーこなくていいだの
んじゃーいかねーだのと
もめましたけど
結局どうにもならず。

携帯の音で目が覚めでると彼の声。
「外みてごらん」
あわてて二階から下を見下ろすと
彼が笑顔で手を振っていた。
きゃーーーーまじでー
なんて喜んだのもつかの間
すっぴんだわ何きていればいいのかわからないわで
ありこれ悩んでいたら日が暮れた。
ちょくちょく下を覗き込むとそれでも彼は笑ってまっていてくれた。
もうすこしまっててね・・・
なんてあせって準備するけれどどうにもからまわりで
結局彼には逢えずじまいで

そんな夢から目が覚めた20日。
デートするはずだった日。
楽しい夢を見て嬉しいはずなのに
涙がとまらなかった。
早く起きなきゃいけないのに
なかなかベットからでられずにいた。

せめて夢で逢えたらという願いが叶ったのに
それが叶えば叶ったで余計逢いたくなる
どうしようもない性格だ。


その日は彼と出かけたつもりで
弁当もってかわいい服着て一緒に見ようと思っていた桜を見にいった。

「そぱにいれなくてゴメンナ」
彼はあやまっていた。


あたしは怒ってはいなかった。

ただ寂しかっただけ。







このカリはしっかり返して頂く。




4年目の春にようやく大人になったなと
自画自賛していたが
あいかわらずここにいたって
今日も喧嘩だ。



話せば長くなるが
きっかけは金魚の話であった。

そんなんで別れ話になることなど
もぅ慣れっこ・・・・なわけねーべ。


しにかけた。


カンシチにしがみつくオミヤのごとく

テーマ曲は昭和枯れススキで。


離れたくないと切に願いました。







なにやってんだろー・・・・・・。







アイモードは時に凶器に変わる。
ずたずたにココロを引き裂いて
だけどそれで癒されて。


本当は声がききたかった。


逢いたかった。




あたしの欲は増すばかりだ。


自分を慰める事でしか彼を感じられないこの距離がもどかしい。
























2002年04月24日(水)
ネガティブ。

家族が無事彼の家に納まり同時に夜の電話もなくなり。

仕事から帰ると「ただいま」なんて電話しながら
洗濯してみたり。
「おやすみ」なんて言ってみたり。
いわゆる普通の彼氏彼女ごっこは終了した。

また現実に戻った。

家に帰れば電話はつなげない。
聞きたい時に彼の声が聞けない。
寂しい時も繋がる事は許されない。
見返りは求めない求められない。


なんの関係だ。コレ。


なんてふと思う瞬間がある。


廻りの環境だけが日々変わっていき
それに追いつけないでいて
それでも少しずつ慣れていくしかないよ。
なんて慰め合ったり。


彼はとても家庭を大事にし
家庭には一切この関係は持ち込まず
それでもアタシが必要だという。

彼はあたしにないモノをもっている
けど
この関係も終わらす気はないという。


余計な事は考えないでと言う。


ワタシはどうしていいのかわからなくなってしまった。


自分のわがままを通せばいいのか
彼にとって最良の事とはなんなのか


いろいろいろいろ考えたら




プチヒキコモリだよ。




誰にも会いたくないし
会えば疲れるし
誰にも気を遣いたくないし
しゃべりたくないし
笑うことさえめんどくさいし。



4月頃に逢う約束をしてたけど


ちょっとココロ落ち着くまで待って下さい。

とメールを送った。









2002年04月19日(金)
期待。

「近いうちに会いに行くよ」



と言ってくれた。
この間逢ったばかりなのにもう逢いたくなってる。
無理しなくていいよ。
なんて言葉では言うが嬉しかった。






が。



いろいろ諸事情で却下。





つか
奥様が予定より早く実家より帰宅なさる事となり
延期という事なりました。


ここでもまた
しょーがないよ。
で終わらせましたけど。

しょーがないよ。
しか言葉みつかんないです。

ここでナニか言ったところで状況は変わる事もなく
喧嘩する気力もなく。
気が抜けてしまったというか
なんというか。

・・・・・・・。

だからしょーがないよ。
しか言えませんでした。


彼の長い一人の生活ももうじき終わりです。

毎日のように遅くまで電話で沢山の事話ししました。
いままで言わなかったこと
言えなかったこと
沢山話ししました。
喧嘩しかけたことも
泣いたことも
沢山笑ったことも
感謝しています。

これでまた以前とは違った2人になれたきがしました。

あなたのいろんな気持も知ることができました。



これでアタシが満足できたなら
どんなにか楽でしょうね。







2002年04月17日(水)
1月16日の告白。

彼の余韻が消えず
どうしようもなく泣けてきた。
ここ数ヶ月 気を張ってきたせいか
彼に逢ったとたんに緩んでしまった。

こんなのはあたしじゃない・・・。
なんなんだ めそめそめそめそ 気に入らない。

声を聞くだけで泣けてくる。

どこかネジが飛んでしまったようだ。

このままでは自分が駄目になってしまうと思った。
一人の時に思いっきり泣いてすっきりするならいいが
ところかまわずそれはやってくる。
一日中気を緩める事なく仕事に没頭し
家事に没頭し 隙を与えないように。

あたしは強い。
と自分にいいきかせ 心落ち着くまで過ごした。

それでも彼にあたり・・困らせ

とんでもない事を言わせてしまった。

「何年かかるかわかんないけど 待っててほしい」と。
メールで突然きた。

今まで3年間 それは暗黙の了解の域というか
そんな言葉を求めた事はないし
言われたこともない。
そしてそれは決して口にしてはいけない言葉だと思っていた。

ただただ 驚いて 嬉しくて。 

その後いろんな思いがまたしても頭をよぎり
勝手に先の事考えてへこんでんじゃねーよ バーカ

などと彼から罵声を浴びることなど知らず

一人うかれぽんちで泣いていた。



2002年04月16日(火)
フロム喜怒哀楽

いくら好きでもお腹は空き・・・。
時間も押し迫り 宿を後にした。

喜怒哀楽がそのまま顔にでるらしいアタシは
努が出てくる。
無言になる。
一人テンションを上げようと彼はガンバッテいたが
その期待には応えられず逆ギレ
この時になってようやくここ2.3ヶ月の鬱憤をはらそうと
彼につっかかる。

「なんなのよー ムキーッ」
「・・・ゴメンテバ」

「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」


「なーんなーのーよーーーーーーー」
「・・・・・・・・・・ゴメンテバ」


「フカーフカー・・・」
「ゴーーーメンテ・・・・いってんべーコノヤロー」


「しっかりやってんじゃねーよ」
「・・・・・・・・・・・・・」


「ンガーッ」
「ぁぁ・・・ああーーーーーーやったさ」

「!!!!!!!!!!!」

ソーキタカ・・・・コノヤロー

「アタシと逢ったあたりに子供つくってんじゃねーよっ」
「誰も好きでやってんじゃねーよ」

「ハァハァ」

フッ


ぁ・・・ぜったいそのセリフの後フッて

フッて・・・・笑ったな テメー。



なーんて。

ちょっとだけスッキリしたけど
むかつくけど
なんでこんな奴好きなんだよ
なんて思うけど。
最悪だよ オメー
なんて思うけど。


結局別れ際は離れたくなくて

今回は電車の時間ギリギリまで一緒にいたが
ラスト30分は涙ナイアガラ状態で。
こんなに泣いたの久し振りだな
なんてぐらい泣いて泣いて
何か彼に伝えよとしても
嗚咽でうまく話せず
海の公園で手繋いで小躍りして歩いたことや
船でチュゥしたことや
笑いながらご飯食べたことや
一緒に買い物したことや・・・・
いろんな事が浮かんできて
「帰りたくない」と
子供みたいに泣いてしまった。

こんなに哀をむき出しに彼の前で泣いたこともなく
彼は黙ってみている。
ちょっとだけ目が潤んでいるように見えたのは気のせいだろうか・・・。

電車に乗るまで見送られたら
帰られなくなりそうなので
その前に帰ってもらった。
階段を上がっていく彼の後ろ姿を見送る。
最後に振り向いて笑って手を振った。
アタシも笑って手を振る。
見えなくなるまで彼を見続け やがていなくなってしまった。

電車に乗っても涙は止まることなく溢れてきた。
窓際の席でよかった。
コートをかぶり寝たふりをする。
目を閉じると彼の顔が浮かんでくる。

もう二度とあんなデートは出来ないかもしれないと思った。
それでも人目を気にせず普通のデートが出来たことが
本当に嬉しかった。

アリガトウ。と何度も何度も伝えた。

彼は最近ではアタシの顔見るだけでだいたい何考えてるかわかるって言ってたけど。

今の気持は顔が見えなくても伝わってますか?









2002年04月15日(月)
夢の続き。

何度もじゃれ合ってうとうとして
目が覚めたら朝だった。

一瞬ココハドコ?
って思ったけど
横を向くと彼の寝顔。

ベットに潜ったまま迎えた始めての朝だ。

腕枕のまま眠っていた。

ちょっと動いたら彼と目が合ってしまった・・・・。
すっぴんの顔と寝癖のついた髪と・・・・。
本当は早起きして直しておきたかったのにしっかり見られてしまった。
自分的にかなりきつかったんですけど・・・。
彼は普段のままのアタシが見たいというので
遠慮無くそのままでいましたけど・・・。
ヤハリ恥ずかしぃ。

朝ご飯も食べずダラダラ裸のまま過ごした。
そこから出たくなくて。
天気もなんだかよさそーなんだけど離れたくなくて
そのままいることにした。

なんとなく予想はできてたけど。

何処かに出掛けてブラブラデートもしてみたかったけど
その時ののアタシはとにかく2人きりでいたかった。
彼もナニも言わずそれにつきあってくれた。

こんな時はもぅ二度とないんじゃないかって・・・。

なんとなく考えてたら泣けてきた。

急に泣き出したから彼も困った様子だった。

なんでもないんだけど・・・・上手く説明できなかった。

あまり彼の前で泣いたりはしたくないんだけど。
困らせる様なマネはしたくないんだけど。

このどうしようもない寂しさを堪える事ができなかった。








2002年04月12日(金)
デイト。

正月が来た。
彼は奥さんの実家へ アタシは自分の実家へそれぞれ出掛けた。
もちろん連絡はとれずアタシはアタシの彼は彼の生活をする。
それでもこの休み明けには逢う約束をしていたので
少しは気が紛れた。

そして休み明け。

また数時間かけていつもの電車で彼の元へ向かう。
予定の時間よりも早く着いた彼が何通かメールをくれる。
もうすぐ逢えるのに落ち着かない様子だ。
改札を過ぎ行き交う人の中から彼を捜すのにうろうろしていたら
隠れて笑っていた・・・・・。
久し振りに逢う彼は相変わらずぶっきらぼうだけど。
相変わらず・・・・すぐには手を繋いでくれなかったけど。
あたしのカバンをすっと持ちさっさと歩いていく。
あたしはその後ろを置いて行かれないようについていく。
軽い食事を済ませ店をでた後 自分から手をつないだ。
ちょっとまってみたけれど しっかりポッケに手をつっこんで歩き始める彼。
むかついたので 催促してしまった。
「なんで手つないでくんないのよー」
「今つなごーと思ってたんだよぅ」
なんてプチ喧嘩もするけど・・・顔は笑っていた。
天気もよくてなんとなく2人の気持ちも穏やかで
何事もなかったようにただ楽しく過ごした。
前から約束してた場所へ車を走らせ
日が沈み少し寒くなった頃 船に乗った。
最終便という事もあり 広い客室にはアタシ達ともう一組のカップルだけだった。
はしゃぐアタシ達とつまんなそうなカップルと。
手を繋いで夜景を眺めて船員がいるのにチューしたり。
むこーのカップルは気まずそうだったが
人目もはばからずラブラブさせて頂いた。
始めてのデートらしいデートだった。
ただ嬉しくて嬉しくて二人してはしゃぎまくった。
夜は彼のお薦めのお店で食事。
今回はお詫びも兼ねての食事なので
思い切り食べさせて頂いた。
値段は後で聞いたが だいたい家の1ヶ月の食費ぐらいであった・・・・。
ごち。

その後は・・・・・。

慣れない土地でホテルを探しまくり
やっと見つけた所は薄っぺらの壁に古い冷蔵庫がポツンと置いてあるような所。
彼はがっかりしていたがアタシはまたネタできたねーなんて笑っていた。
ようやく盛り上がってきた頃隣の部屋からは♀のあえぎ声・・・・・・。
ぉぉ・・・なんて彼に教えたらそっこーで壁に耳つけにいきやがった。
はだけて服もそのままに置き去りにされてしまったアタシは切なかったが もちろんそれもネタとして頂き のちのち彼はそれでチクチクやられるのだが、近くにバットがなかっただけでもありがたいと思って頂きたい。
始めて一緒にお風呂に入った。
もう少し若ければ煌々と照らされた照明の下でも堂々としていられるのだろうけど
三十路も近くになればそれは避けて頂きたく、薄暗い所で入湯させて頂いた。
なんだか向かい合って言葉もなかったけど 意味もなく笑ってみたり・・・触ってみたり。
こちらもリクエストにお答えしてヒモパンはいてみたり・・・・。
何度もキスして何度も抱き合って笑い合って悪戯して
今だけは このときだけは 本当に幸せだった。



2002年04月04日(木)
再生

デートの約束の日あたしは家にいた。
彼は実家に帰る奥さんと子供を見送りに。
別別の場所で複雑な思いで一日を過ごした。

これからしばらく彼は一人暮らしだ。

なんとなく会話はぎこちなかったが
それでも寂しさを埋めるように
毎日のように携帯の電池がなくなるまで
時には充電しながら話をした。
長い会話の中で少しずつだけど
あたしの気持ちも落ち着いていき
元通りの二人には戻れなかったけど
また違う二人になれた気がした。
今まで口にしなかったような話もするようになった。
相手を思いやる事を忘れていた日々から少し解放された気がした。
ゆっくり時間をかけてよくなっていけばいい。
そう思った。
その頃からあたしはこの日記を書き始めた。
誰にも言えない本当の所を表現したかった。
それでも上手くは書けてはいない。
もっと沢山のつらい思いや楽しい事
いろいろあったと思うけど 記憶は曖昧で
とりあえず頭に浮かんだ事だけを書いてきた。

こうして自分の気持ちを文章にする事で
何もない二人だけど
思いでは増えている事を実感した。

彼が一人でいる間 逢うことにした。
何ができるわけでもないけど
とにかく顔を見て安心したいと言った。
早く忘れたい事だったが彼は顔を見て
ちゃんと誤りたいらしかった。

あたしは誤ってほしくはなかった。
二人で逢っている時ぐらいは
ただの彼氏彼女でいたかった。
余計な事は何も考えずただ笑っていたかった。

しばらくは逢わないつもりでいたが
つもり・・は逢いたい気持ちに勝てなかった。

とにかく逢って彼を確かめたかった。

そして 予定より1ヶ月遅れのデートの約束をした。



2002年04月03日(水)
醜い自分

時間を置いたらあたしは何をどうしたいのか
わからなくなって
一人でうじうじしている事すらいやになって
どーでも良くなった。
結婚しているのだもの子供ができたっておかしくないし。
あたしがしゃしゃり出てどーこー言うことでもない。
それは自然な事であってあたしの方がどうかしている
なんて思うようになった。
たまたまあたしは子供がいないだけで
いつ逆の立場になるかも判らない
そんなところであたしたちは繋がっているという
基本的なところを忘れていた。
すっかり彼女気分でいたけど
それはそういう事実をわきまえての事で
そこを知らない振りして通り過ぎる訳にはいかない。

このことで自分の醜い部分を思い知った。
こんな感情なんてなくていい。
気づいたら顔の表情まで最悪になってた。
目がつりあがって口角は下がり
人を不快にさせる顔だ。

いつも笑っていてほしい

なんて言う彼の言葉でさえ うっとうしいと感じてしまった。
誰のせいでこうなってしまったの。
人のせいにすることでしか自分を守る事ができなかった。
醜い人間になってしまった。


今までないぐらいの長いメールを彼に送った。

それまでは醜い自分をひたかくし
どうせ遠くにいるんだし顔をあわせることはない
電話の声とメールだけ。
嘘で固めて偽善者ぶっていれば
こんなあたしに彼は気づかない
そしていつかは元にもどれるだろうと思っていた。
そうして幾日かすごしていたけど
どんどん感情が曲がっていき
泣きつかれ 笑うことも疲れるようになって

そして醜い自分の思いをメールに書いて送った。

うまく自分の気持ちを表現できなかった。

どん底まで落ちたのにまだ自分を良く見せようとする自分がいて
またそんな自分が嫌で
せっかく彼のおかげで自分の事を好きになったのに
また彼の事で自分が嫌いになってしまった。


彼はあたしの長い長いメールを何度も読み返し
あたしの気持ちをわかろうとしたらしい。
そして何度もあやまった。


あやまらせたかったわけじゃない。
途端に自分が惨めになった。

自分のちっぽけさが嫌になった。

「嫉妬」という感情に振り回される自分が嫌だ。



明日こそ目が覚めたらいつもの自分にもどろうと
また好きな自分に戻ろうと布団にもぐった。






2002年04月02日(火)
無。

話しもしたくなかった。

冷静にいるために。

気持切り替えなくてはと
自分自身の感情を抑え続けていたら
何も感じなくなった。

前の彼女とはコレが原因で別れた彼にとって
また子供ができた事は
アタシが離れていくのではないかと思って言えなかったらしい。
それを知っていただけに
こんな事でアタシは離れたりしない
なんて変な意地があった。

いつかばれそうな事なのに。
自分が黙っていれば
一生アタシに嘘突き通せると思ったらしい。

嘘をついている という事に彼は疲れていた。
それから解放された時 すごくゆっくりしたらしい。

何を言えばいいのか
どう言えばいいのか

本当は悔しくて
情けなくて
嫉妬して。
自分の感情を思うままに彼にあたり散らしたかったのに
何故かできなかった。

誰にも言えない。
誰も解らない。

彼にすら頼る事が出来ない。


ひとりぼっちになってしまった。


一人でいるには辛かった。


いっそうのこと言いたい事
彼に言って離れようかと
何度も思った。


だけどそれで本当に自分は納得できるのかと
考えて考えて・・・・

わからなくなってしまった。









エンピツ