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■ ミスト
監督 フランク・ダラボン
出演 トーマス・ジェーン マーシャ・ゲイ・ハーデン トビー・ジョーンズ
不思議な霧に一瞬の内に包まれた田舎街。スーパーマーケットに居合わせた人達のパニック！霧の中に居る魔物が人々を襲う！ 店内の民衆はどうするのだろうか？スティーヴン・キング原作のホラー。
ソウ４ 見た後だからなのか？ こーいった、大衆心理の方が怖かったです。
大衆って、絶望と恐怖の中に立たされると、エセ預言者、カリスマに引き込まれ、
とんでもないことをしてしまう。
冷静な立場の常識的な人間が、追い詰められるのですよね。 ＞おぞ！
ー何で、おめーら、解らないんだよ！ 馬鹿者〜と、吠えれば吠えるほど
ー利口ぶって、私らを馬鹿にしているーとか、見られてさ。。。
主人公のデヴィッドが、外に出れば怪物に食い殺されるというリスクを犯してでも
「ここに居れば、いつかカーモデ＜狂信的な女＞に支持が集まり、生贄が行われる、ここに
居るのが一番怖い」という気持ちがよーく解ります。
疑心暗鬼。
これが一番怖いです。
私だったら、外に出ます！ 怪物に食われても！
人間同士争うの嫌だモン。
一緒に見ていた夫は、
「なんで、外に行くんだよ！ ここならスーパーだし、食べ物もあるのに・・・」だって。
ったく・・・。神経太いっていうか・・・。 ＞苦笑
衝撃のラストも
「馬鹿じゃないの！ なんで殺すんだ！ 何も死ぬことないじゃん」だって。
私は、充分共感できた行動なんだけどなぁ・・・。
「だって、このままじゃ、化け物の食われちゃうんだよ！」
「そんなの、わかんないじゃんよ」
しかしな・・・。
悲劇だよね。あのままマーケットに居れば助かったかもなんて。
「ほらみろ！ こーなるじゃん」 夫、得意げ。
「・・・。これは、映画だからだよ！ あのさ、もし、本当にこーなったら
この主人公の行動は、私は男らしい判断だと思うよ」
「へー・・・。そうかぁ〜、考えられないね」
うーーん・・・。
やはり、人間様は、あまり奢ってはいけないのね。
すべてを、受け入れるのみか・・
2009年03月05日(木)
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