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■ つぐない
監督 ジョー・ライト 出演 キーラ・ナイトレイ ジェームズ・マカロイ シアーシァ・ナーロン ロモーラ・ガライ
1930年、英国。二人の姉妹と使用人・家政婦の息子ロビー。 息子に恋心を抱く妹は、姉との衝撃的なラブシーン、ラブレターを見てしまったことでショックを受け、従妹に暴行を犯した犯人をロビーだと証言してしまう。ロビーは刑務所へ、そして、時代は大戦へ・・・。 ブッカー賞作家イアン・マキューアンのベストセラー小説の映画化。
美しい姉と、文学少女であんまり綺麗でない「オタク」の妹 の話しとも言えるよね・・・
ラストは、妹であるブライオ二ーが、作家としてこの物語を書くにあったってのインタビューで終わります。 こーゆーシーンは、失敗に終わること多いのですが、この作品では成功していると思いました。 泣けた。 このシーンがあって、はじめて作品がひきしまったと思う。
幼い少女<妹>が、恋心の嫉妬からや、性への衝撃やら、なんやらで、真実を歪めて取らえてしまう ってことは、ありがちなことですが、その経過がとても押し付けがましくない。 妹が自分を助けてくれるか? ロビーをためす為、水に飛び込むあたり意地らしくて、泣けてしまう。 悲劇の主人公は結ばれることのない姉と、無実の罪で刑務所に入るロビーなのだけど さかりのついた若いお二人<姉達・嫌な言い方ですが、萌え!愛!青春>を見ていると妹の気持ちも 解らないでもない。もちろん妹こそ、無意識の性に突き動かされているのですが・・。
英国の上流階級、大人たちの奔放な情欲に巻き込まれたって感じするなぁ〜。
罪悪感なんて、感じない奴にはいいよね。 感じてしまったら最後、不幸の始まり。 私はブライオ二ーに共感するわ。
キーラは綺麗ですな。。 なんとも、傲慢な色っぽさがいい。当たり役。
2009年03月04日(水)
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