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■ 親切なクムジャさん
監督:パク・チャヌク 出演:イ・ヨンエ チェ・ミンシク
子供の誘拐・殺人の罪で、13年間の刑務所生活を送った美人主人公が出所と同時に、罪をかぶせた真犯人に、13年間、計画してた復習を仕掛ける。。
「復讐者に憐れみを」「オールド・ボーイ」に続くパク・チャヌク監督の「復讐3部作」の最終章。「復習者に・・」は、未見だが、「オールド・ボーイ」には、 衝撃を受けたので、期待していた作品。
が・・・。 3作目にして、気がゆるんだか?「オールド・・・」ほどの、吸引力がない。 狙いすぎと言うか、笑うところでも笑えないし、テンポがとにかく悪い。 後半にしてどうにか、盛り上がった感じかな・・。
最後、犯人が連続殺人犯で、他の被害者遺族達が処刑する・・という、ネタを全然知らないで観たので、驚いた・・。 ゲッ!Σ(・ω・;||| 「そこまでする?」ってのは、全作と同じ。
どちらも、「タブー」をネタに、それでも、観客はリベンジする側の気持ちに共感する部分をも狙うようなお話。
違うのは、ヒロイン・クムジャさんは、女で、可憐で美しく・・ しかも、「親切」と言うより、「ちゃっかり」復讐してしまうのよね。 「オールド・・」のような、汗水たらし、アクションで立ち向かうのとは違う。 その辺を、狙ったのはよく解かるけど、そこが、観客をしらけさせたのかな・・。
あまりに、「軽い」んだもん・・。 「怨念」つーーか、「意気込み」が伝わってこなかったです。。 女優さんの演技うんぬんではないと思う。 なんかね・・・。
「女」特有の「ちゃっかり」キャラを出したかったのか?ほとんど、「オカシイ人」ですよ。「いっちゃってます」<笑>ヒロインは・・・。 里子に出したお宅で、踊りだすのも、変・・というか、中途半端。 もっと、随所にがんがん発狂寸前の場面があればいいかも。
13年間、緻密な計画を練って、他の被害者遺族まで巻き込んで、 「ちゃっかり」みんなに殺させて、自分の子供だけ生きていける。 ほどの事を、成し遂げる「重さ」が見えないでした。
どちらかと言うと、正義の味方。第3者である「弁護士」のようで。
リベンする当事者として、自分自身のその辺の気持ちの「すり替え」が、まさにズルクて「女」なのだな・・とも解釈しましたけど。。 なので、確かに「親切」ね。。 はたして、自覚がどこまであったのか?気になる処。
どうせなら、ラスト、その「ちゃっかり」感で、母として、ニンマリと子供と2人だけでケーキでも食べて、お祝いしてほしいでした。<苦笑>
あ・・・あの、オーストラリアの夫婦は、どうなった?? 煙が部屋に立ち込めてましたが・・殺した???
??????????。!!!!!!!!!!!!!!。
ほんと、「魔女」なのかしら・・。<苦笑>
お馴染みの俳優ミンシクですが、 やっぱりよかったです。
なんや、かんやですが、監督とこの2人の作品はこれからも、楽しみ♪
2006年04月01日(土)
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