お気に入り・選抜映画感想日記
daya



 中国の小さなお針子

1971年 文化大革命後の、山岳農村。
ブルジョワ階級の息子である2人の青年が農村に再教育に連れてこられる。
3年間の、下級農村での彼らの青春。



主演の、男子2人は、中国では有名なのかな??
私は知らないでしたが,よかったです。
でも、よく観てないと、どっちがだっちなのかわからなくなるのでした・・。
体の大きさは違うんだけど・・どうも似てて・・<苦笑>

村の娘も可愛いし。。ちょっとクセにある顔ですが。。

この3人の恋、青春物語が、話の核なのですが、
なによりも、この時代背景の方が面白かった。。

この元ブルジョワの青年2人は
読み書きもできない、下級農民に、映画を話で聞かせたたり
娘に、隠れて本を読み聞かせたり・・
「無知から救う」とか言って「文明」を伝授するのですわけ・・。
もちろん、こっそりとですが。

モーツワルトのソナタを「毛主席を称える歌」とか言って
ヴァイオリンで演奏すると、みんなうっとり聞いたりもする。
村長さんや、お針子のお爺さんが、とても可愛いい♪

で、この村の人達も、みんなよい人なのよね。
再教育なんて言ってるけど、怖そうでも優しいし、
この2人もだんだんと村人と、村の生活を楽しんで行きます。

「文明」がどんなにいいかはわかるけど、
やっぱ、基本は、自給自足でしょ。感情でしょ。
とか、観ていて思いましたわ。

ラスト、青年の1人は、25年後に、ダムになってしまうこの村を再び訪れて
懐かしみ、お針子の娘を愛した「愛し方」をちょと、くやむのでした・・・。

なんだか、いい村だった。

毛主席万歳!農民万歳!
と、私は言いたくなっちゃうわ〜。<苦笑>


2004年09月11日(土)
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