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2005年08月15日(月) 歓喜

TEAM-NACS全国公演『COMPOSER〜響き続ける旋律の調べ』のサントラCDが発売になりました。
いやー、普通にクラシックCDですなぁ(笑)

そうとは言え、多少はおもしろいものが入ってますが。
(クラシックCDにおもしろいもの??)

今回は、ベートーベンが主人公の話ですので、彼の楽曲を中心に、他の作曲家のものも含めて全15曲収録なんですが、そのうちの数曲を除いて、その辺の下手なクラシックCDより素晴らしいです。
そりゃね、芸大出身の著名人とかが参加してりゃ下手なモンは作りませんて。

時間の関係で元々の楽曲をアレンジする際に大幅カットしたものや、CDに収める時に切ってしまったものもありますが、「交響曲第9番第4楽章」(俗に言う第九の合唱の章)だけはフルで入ってるんです。
えー…アキラが参加する第九の主催者からもらった練習用CDよりずっと素晴らしい出来なんですけど(苦笑)
これを聴いて練習した方がずっといい気がします(いやマジで)

タイトルの『歓喜』は、CDに収められている「第九」のCOMPOSER仕様タイトルです。


CDについてるブックレットには、劇中のセリフやト書きらしきもの、脚本・演出の森崎さんの選曲理由などが書かれていて、まだ舞台を観てない人で、まっ更な状態で観たい人は絶対開けてはならん。

だってさ、アキラがブックレットを見てCDを聴いたら、芝居の中身だけじゃなくて、芝居が始まった瞬間に鳥肌が立ったことや、芝居に感激したこととかもいろいろ思い出しちゃったもの。

1曲目から順々に聴いてブックレットにかかれているセリフやト書きを見ながら場面を思い出すわけよ。
途中までは結構コントもあって笑い泣きしたっけなー、とか。
後半はめちゃくちゃシリアスで胸が苦しくなる思いで涙が止まらなかったなー、とか。
結局泣きっぱなしでマスカラ全部取れたっけ、とか(苦笑)
そんな感動に浸って聴いていくと、ラストから2番目には第九が来てさ。
更に感動してるっていうのに、最後の最後に立派なオチつけてくれてるわけよ。
それまでの感動はどこへやら、CDなのに部屋で爆笑しちゃったわよ。

まだまだ千秋楽は先ですのでね、ストーリーもろとも内容については詳しく書きませんよ。
9月の始め、千秋楽を迎えたら書きますからね。

あ〜、、、もう1回観たいなぁ。




そんなことを願える幸せ。
大好きな音楽に触れ、芝居という新しい世界を知り、誰かを応援したり、誰かに勇気付けられたり、目の前で起きていることに一喜一憂したり、泣いたり、笑ったり、怒ったり、嘆いたり。

当たり前に思っていることを、当たり前にやるのは難しいと実感したり。

その1つ1つが、実はとても幸せで、この環境はとても恵まれているということを、時々でいいからちゃんと思い出すようにしたい。

60回目の終戦記念日。

目をそらしてはいけない事実。
偉大な作曲者達の楽曲のように、この先何年、何百年と、先人達の想いが風化しないで残っていけばいい。


2004年08月15日(日) birthday
2003年08月15日(金) 願わくば
2002年08月15日(木) *自主祈誓


柏木 暁 |MAILHomePage

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