言葉的遊戯
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2005年08月06日(土) |
またきたよ、平成淀川花火大会! |
今年もきました、平成淀川花火大会! 今年から8月の初週喉曜日に開催日が変更になりました。 (ちなみに去年までは曜日に関係なく8月3日) 我々の担当エリアだけで花火大会で大きく売り上げが上がる店が4店舗あります。 それなりに売り上げは上がる店でほかに5店舗あるんです。 とりあえずその4店舗にみんなが散らばって、店舗応援するわけです。 僕は塚本駅近くのお店を担当。今年の春まで担当していた店ですから、勝手もよくわかるし。
今日のスタートはまずはレンタカーを借りること。 借りる車は2トンロングのパワーゲートつきの車。 お客さんが爆発的に来店するけど、お店のスペースがあまり大きくないっていうお店にかんしては 什器ごと撤去して通路の拡大を行うんです。 なぜか、僕は毎年トラックの運転手をやってます。去年までは2トンロングマニュアル車でしたが、 今年は借りるところを別にしたので、オートマチック車。ちょっと安心。 でもすっかりなれちゃったものです。路地でも、路肩に止めている自転車でも50センチ程度の隙間を空けて走れます。 「トラックドライバーになろうかしら?」って冗談で言えるほど・・・。 什器を積んだり、各店舗の店頭でジュースを売るために大きなクーラーを各店舗に運搬。 結構しんどい作業です、これ。 10時前にレンタカーを借りて、全店にクーラーを運搬し、撤去什器を積み込んで、車を所定の場所に停車させるまで 約4時間くらいはかかりましたからね。 車をおいて、お店のある塚本駅まで戻る車中で、うたた寝・・・。 そういや、今日は朝から何も食べてないよ・・・。
お店に戻って、クーラーにジュースを一杯入れて、注文していた氷をアイスピックで砕きながら まずはクラッシュアイスを作る。これでジュースを囲むことで一気に冷やすんです。 でもそんなさなかに突然の雨。通り雨かな?っておもっていたけど、結局1時間くらい降り続いて・・・。 雨が降ると、「やっぱ、花火やめようか」って人が増えるんです。 こっちは晴れるものだと当然のように思って商品の品揃えをしてますから雨ははっきり言って誤算です。 でもまあ、16時前には何とか雨もやみ・・・。
雨がやむと同時に?っていうくらいに会場に向かう人が増え始めました。 もう、なんていうんでしょうね?、馬鹿の一つ覚えみたいに同じ格好で花火に行くなよ!っていいそうなくらい、 女の子は浴衣だし、男の子も甚兵衛だし。 それも結構男の子も女の子も着方が不細工な子が多くて・・・。
ちゃんと並んで買ってくれたら良いんですけどね、 横から「おれ、爽健美茶」っていう奴、おまえな!、ちゃんと並んでからにしろ!といいたいところだけど、 「はい、ちゃんと並んでからいってくださいねぇ〜」って一応大人な?対応。
「氷、ちょうだいよ」って冷やすのに使う氷をもらう人も多いし。 ってか、この氷も我々買ってきてるんですけど・・・、サービスちゃうんですよ・・・。 まあね、そういう言葉にも「じゃあ、一個だけ」っていってこっちから氷を挙げる場合は良いけど、 「もっとちょうだいや!」とかいって、図々しく氷を何個も袋に入れるアホ、おまえら節操はないんか??? 最後に「ありがとう」の一言くらい言え!あほ!、そういう馬鹿?に限って礼の一つ言えないんだよね。
「ビールちょうだい」って言葉に「スーパードライと淡麗と本生がありますけど」って応えると、 「なんでもいい」っていう答えをする人・・・、なんでもええってなによ?、飲みたいのをちゃんと言え! ビールと発泡酒のどっちかだけでもいってくれたらいいんだけどね・・・。
「冷えてるのちょうだい」っていうのは多いんですが、「美味しいのちょうだい」っていう人がいた。 「それはよくわかりませんから・・・」
「領収証ちょうだい」っていうのもあった。 一応、店頭では現金払いだけのレシートさえ存在していないんですけどね・・・。 ってか、状況見てそれどころではないくらいにお客さんを鯖している「さま」を感じてほしいんですけど、お客さん。
そんな中でも「ありがとう」っていってくれるお客さんにはこっちも気持ちいいんで、 「気をつけて行ってらっしゃい〜」って送り出してあげます。 感じの良い子には、わざとクーラーの下の方にある冷たいジュースを渡します。 「早く行かないと良い場所なくなるよ」とか教えてあげたりしますし。
今年はテレビや雑誌で「塚本から花火を見ると梅田の夜景をバックに綺麗に見れます」って宣伝していたようで、 例年を遙かに上回る人出でした。 クーラーにどれだけたくさんのジュースやビールを入れても追いつかなかったもの。 「冷たくなくて良いからちょうだい」っていう人までい有様です。
そうこうしているうちに花火が上がる20時がきて・・・。 お腹にまで響く怒号で花火が始まります。 花火が上がっている間だけ僕らには休息が与えられます。 店頭スタッフは店舗の横でしばし休憩・・・。
花火が終わると、さすがにあまりジュースを買う人はいません。 逆にアイスクリームが売れます。 ちなみに店内はトイレ待ちのお客さんで行列です。 女の子は浴衣を着ているので時間がかかってしまったりします。 コンビニの10〜20日間分くらいのトイレ使用量になるため、トイレットペーパーも相当なくなりますし、 花火を見たあとで「でんせん」しちゃったパンストやペーパーの芯が捨ててあったり、とかで、 結構地獄絵図似ようなトイレになってます。 それを知っているんで僕らは花火応援の日は飲み物を飲んでもすぐに汗で出るように、 できる限り店舗の外で販売をしてます。トイレに行く必要がないようにね。 まあ、お客さん優先ですから、14時くらいから24時くらいまでは余裕でトイレ使用不可になってますから。
23時くらいから売り場復旧作業の始まりです。 お客さんは花火を見終えて楽しい帰路につき始める頃に僕らの裏の仕事が始まります。 ここでようやく折り返し地点みたいなものですからね。 僕は電車に乗って預けてあるトラックを引き取りに。 そこいらのコインパークに入れても良いんですが、なにせ2トンロングの場合だと、 普通のパーキングのブースには収まらないんですね。 ですから、直営店舗の駐車場に。 店舗に向かう車中で、今日唯一の着物美人を見ました。 白地の浴衣に、結い上げた髪、日本美人って感じの顔立ち(やや顔大きめ)。 やっぱり、こういう人がいいですね。 銭形平次みたいに裾を持ち上げながら走る浴衣の女の子を見たときに「日本終わり?」って感じがしましたもの。
トラックに乗ってお店に戻り、売り場復旧。 もうここまできたら気力のみでのお仕事です。 トラックに積んでいた什器をおろし、売り場を復旧。 祭りのあとのような町中を爆音立ててたった2台で走り回るアホな暴走族。 金属バットでなぎ倒してやろうか?って感じです。 うるさい車やバイクは大嫌いですからね。
自分のいるお店の復旧が25時前で終了し、いろんなお店を回りながらクーラーの回収をしたり、 積んでいた什器をおろして売り場復旧をヘルプしたり。 なにせ、今日は土曜日ですからね、花火が終わってもなかなかみんな家に帰らないんですね。 十三のお店に行く道中、お店の裏手にあるホテル街を車で走りながら、 隣に座る同僚の柳川さんと明かりの消えたホテルの看板を見つめる。
「ま〜ん♪」(満室の満ですよ〜)
なんて連呼する我々。完全に壊れてます。 花火→浴衣→ホテル→疑問があります。
まあ、自分に関係のないことは放っておいて、 27時から先週オープンしたお店の売り場復旧。 もうこの時点でみんながおかしくなっている。 そりゃそうだ、普通なら寝ている時間だからね。 目がトロンってなったままで売り場復旧に明け暮れる。 「ちょっとお茶にしよう」っていっては仕事を中断して何か飲む。 そうでもないとやってられないんだよね・・・。
28時半ごろからトラックで数店舗回って、30時頃にまた戻る。 もうすっかり夜は明けてます。ってか、朝陽が目には毒です。 「あた〜らし〜、朝がきた!、希望の朝が!」ってラジオ体操の歌を歌ってはみんなで ほんまにあほや・・・って言い合う僕ら。マジで痛すぎます。 そして、31時30分、やっとの事で作業完了。 レンタカーを返しに行って終了です。
「とりあえず、朝飯、いこうか」ってことで8時前に4人でガストへ。 雑炊を注文したのに、眠すぎてスプーンで雑炊をすくい上げても口まで持ってくるまでにねてしまう・・・。 水を飲もうとしてもグラスを持つ手に力が入らない・・・。 何かをしゃべろうと思っても、しゃべり始めた時点で何をしゃべろうとしていたかさえ忘れている。 そんなひどい有様でした。 帰りの新大阪駅で電車を待っている時もたったままねていたし、電車に乗ったら乗ったで眠って座った後ろの窓に 思いっきり頭をぶつけたりしているし、本当にひどい有様でした。
★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★
2004年08月06日(金) お人よしで、少しバカ 2003年08月06日(水) 黒い稲妻! 2002年08月06日(火) 席替え
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